イタリア・トスカーナ専門コーディネイターのトスカーナ田舎暮らし

日常生活から仕事、イタリアの笑えない話など、人口1800人のド田舎から日々の生活を綴ります。

フリウリの郷土料理

まだまだ年末年始の旅行話をひっぱってますが・・・ 旅行の楽しみの1つは料理!イタリアはほんの150年前までバラバラな国だったこともあり、方言、料理、習慣などが各州、同じ州でさえ違うことも多々。フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州が完全にイタリアになったのは再一次世界大戦後、そして現在でも特別自治州なので、イタリアというよりオーストリアやスロヴェニア文化も色濃く残っています。

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ビールを頼んだら、オーストリアのでいい?って(笑)

また同じ州でも海側と山側で違ってきたり・・・私たちが滞在したのは山側、カルニア地方と呼ばれる所で、ホテルでの食事もいろんな郷土料理が出てきました。
最初の晩のプリモに選んだのはこの2つ(ダンナと私と半分こ)。

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右は見た目思いっきり餃子ですが(笑)、名前はCjarsons(チャルソンス)。これはもっと皮が分厚くてもちもち、中の具は香草、上に熟成リコッタの削ったものがかかってます。左は・・・左は、名前が思い出せない!泣 聞いたことある名前だったので特にチェックはせず、聞いたことなかったCjarsonsのみ紙に書いてきたってのに・・・ 香草が入ってますが、見た目も味も食感もヨモギ餅!香草はマジでヨモギかもしれない・・・ 両方ともソースはバターソースです。

このCjarsonsをオーダーした時に、" Salato o dolece? (しょっぱいのか甘いのかどっち?)" プリモですから、もちろんしょっぱいのをオーダーしたのですが、このdolceがどうしても気になり、別の日にデザートとしてオーダーしてみました!

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これが、ウ~ンまい!!皮は同じで、中はクルミと干しブドウが刻んだものをカカオでまぶしたもの。ソースはバターソース・・・すんごいカロリー高いですが、寒くて疲れた日にこれを食べると一気に元気が出そう(笑)

それから、こんな大胆?な料理も

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チーズスライスを焼いただけ~メニューに何のチーズか書いてなかったけど、フリウリ北部のモンタージオチーズかと思われます。ホント焼いただけだけどチーズ自体が美味しいので、これで十分美味しいんです!パンがすすむ、すすむ・・・ 危険! カテゴリー的にはセコンド(メイン)になってました。

他のメインは有名なグーラッシュ(牛肉の煮込み) 何回か食べたけど写真忘れた 、肉ときのこの炒め物など基本は肉メイン。付け合わせはフリウリ、ヴェネトやロンバルディアなど北部でおなじみの・・・

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ポレンタ(トウモロコシの粉)!トスカーナだとトロトロのものにラグーを添えて食べるか、固まったものを焼いてキノコソースやレバーパテをのせてクロスティーニにして食べるのがほとんどですが、北部ではこうしてスライスしたものが、いろんなメインの横に“これでもかっ!”ってほどついてきます。

それは肉だけでなく、イカの煮込みの場合でも同じ。

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別皿の付け合わせは、これもフリウリや北部イタリア料理のクラウティ=すっぱいキャベツ。ジャガイモなんかもよく食べるし、バターも多用するし、逆に一般的にイタリア料理として思い浮かべるトマトを使った料理はかなり少なく、イタリア料理よりドイツ語圏、中央ヨーロッパの料理にかなり近い・・・

そして最後は・・・グバーナ。

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以前に同僚のフリウリ土産でもらったダンナが、自分と今回ソリを貸してくれた友人に買って帰る!と帰路にわざわざ買いに寄ったお菓子。パンの中に、グルグルと渦巻いて挟まってるのはクルミ、レーズンなどのドライフルーツやナッツ類、そしてグラッパ。私はリキュール類のはいったお菓子は苦手なので食べてませんが、毎日ダンナが仕事から帰宅したら嬉しそうにほおばってます(笑)

こんな風に、イタリアは場所によって料理も全然違う!旅行に来られたら、各地方で食べる料理にもぜひ注目&その土地のものを食べると楽しいですよ~。

2011年夏のフリウリ旅行記

大晦日のチェノーネ

今回の滞在先は、ゾンコランスキー場から車で10分ほど下った、コメリアンス村にある小さなホテル。フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州が指定する LOCALE STORICO = 歴史的スポットにも指定されていました。

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とはいえ堅苦しい雰囲気は全くなく、併設されているバールは地元民の集いの場所で、朝の朝食から夕食前のアぺリティーボの時間まで、いつも賑やかでした。
インテリアは、やっぱりドイツ語圏風カントリーって感じで可愛らしかったです。

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スキー以外はスーパーに水を買いに行くだけでしたが、可愛い一角がちょろちょろと。

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雪がたくさん降る所なので、屋根のこう配がトスカーナとは全然違いますね。

さて、旅行の中日は大晦日。朝食の時に、“今日の晩は普通の晩御飯にする?チェノーネにする?”、とホテルのスタッフに聞かれました。イタリア語で晩御飯は CENA 、CENONEは最後に拡大辞の -ONE がついたもので、大晦日の年越し夕食のことを言います。子供たちが起きてられないよな~と思いつつ、チェノーネなんてここ数年やってないし、せっかくだからチェノーネに参加することにしました。

幸い、スキーからの10分の車で次男は疲れ果て爆睡でそのまま3時間ほどチャージ(笑)、長男は結局寝られずにそのまま、21時からチェノーネに向うことに。

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ツリー型に折られたナフキンが可愛い♡

まずは前菜!

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生ハム(フリウリ名産のサンダニエーレのはず!)、パルミジャーノカップに入った赤キャベツ+サラミノサラダ、スフォルマートは何のか不明でしたがチーズソースがかかっています。

プリモは2種、クルミが中に入ったラビオリのバターソースと、麦ときのこのリゾット!これが美味しくって あとからまだまだ出てくると知りつつ 私もダンナもお代わりしてしまいました。・・・ここで、すでに時計は22時半を周り、全く寝てない長男はギブアップ、部屋に戻って爆睡(苦笑)

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そしてお口直しにレモンのシャーベットが出てきて・・・セコンド3種(!!)最初のがお肉のグリーンペッパーソースとじゃがいもの付け合わせ、これで私はもうお腹いっぱい・・・で、長男の様子を見に行くついでに部屋で休憩、その間に1皿運ばれていたそうですが、もちろん食べなくて結構です~!状態。
そして0時が近づき・・・ほとんどがおとなしい目のカップルだったのですが、後にいたフィオレンティーニ3家族が大盛り上がり イタリアは方言がはっきりしているのですぐに分かります 、フィオレンティーナの応援歌歌い出す始末 おいおい 。そしてレストランにいる皆でカウントダウンして年が明けたら、出た!最後の締めくくり?は日本の年越しそばならぬ、コテキーノとレンズ豆。レンズ豆は硬貨の形に似ているので、お金が溜まるように願かけしながら食べるんです。なので、お腹パンパンでしたけど、私もこれは食べておきました(笑)! しかし夜中0時にコテキーノはきっついわ~

そしてデザート・・・

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クリームベースのブッシュ・ド・ノエルにクルミのケーキ。もちろん一口づつでもう勘弁してください、状態でした。チェノーネ前に3時間も寝たとはいえ、ここで次男も限界、私たちももう限界・・・ 年を感じる(爆) 元気な方々は生演奏にのってダンスしてましたが、私たちは皆におめでとうの挨拶をして部屋へ戻りました。
久々のチェノーネは楽しくもあり、やっぱり普段通りでええわ~と思ったり、ちょっと複雑な年越しでした。

年末年始は・・・初めての家族アルプススキー!

ばーちゃん家でのクリスマス休暇から帰宅して中1日・・・荷物を仕切り直して、またお出かけです 皆に“また!”とよく言われますが、夫婦唯一の趣味で旅行なんですもん 行き先は?愛車ヴェルソ(ファンカーゴのイタリア名)ちゃんに積んでいるもので分かるように・・・

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スキーです!しかもアルプルです(^O^)/ 私、大学時代は競技スキーヤーでした。社会人になってからはちょろちょろと普通にスキーは続けてましたが、イタリアに来てから中断。が!ばーちゃん村があるアミアータ山には しょぼいけど スキー場があり、結婚してからダンナも見事にスキーにハメることに成功!そして妊娠・育児で更に中断してたのですが、2年前に子供たちをそこのスキー場に雪遊びに連れて行ったら大喜び!・・・てことで、今年こそは子供たちもスキーデビュー!と決めてました。その割に計画が遅れて最後まで予約が難航しましたが、フリウリのゾンコラン(自転車競技 Giro d'Italiaの開催で有名です)に12月も半ばになって決定、無事に出発とあいなりました。

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一面の銀世界・・・といってもまだ目的地でなく、家から1時間くらい走ったところ、トスカーナからボローニャに行く高速道路。アぺニン山脈通過なので結構な雪が降ります。

無事に夕方には目的地に到着、それから4日間はスキー天国!!
まずは子供たちのスキーレンタル。

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はい、ちびっこスキーヤー完成!
・・・とはいっても、本当に初めてなので、ゴンドラを下りてからスキーを履き、初心者コースのベルトコンベアーリフトまで行くだけで30分以上・・・テンションが異常に高く履いていきたいと聞かず、すぐにコツをつかんだ次男は1人で勝手に猛進するし、逆に板が重なり滑りコケまくる長男はパニくって号泣で何を言っても聞かないし・・・ ダンナはこの30分を地獄、もう帰ろかと思った、と申しておりました ・・・が、何とか落ち着かせてベルトコンべアーリフトに乗り、コケながらも泣かずに滑り始めました。

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コツが分かってくると、この余裕!

しかし、最初は初めてのスキーにご満悦だった次男も・・・

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テンションが下がってくる同時に1時間ほど滑った疲れと、そして寒さが襲ってきて、“寒い~手が痛い~!”と激泣き\(゜ロ\)(/ロ゜)/ もう収集がつかない荒れようだったので、バールに避難、そして予約していたプライベートレッスンは長男だけが受けることに。ダンナとバトンタッチして見に行くと・・・
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やっぱり先生、教え方ウマいし、先生の言うことならよく聞くこと!

その後、長男は見事にハマり、この日もリフトが終わるまで初心者コースを滑り続け・・・
そして2日目、初日の教訓を生かし、次男が疲れる前にプライベートレッスン予約。何でも自由にしたい次男は渋ってましたが、先生に行こうぜ!と言われ、ついていった~(^O^)/ しかし隠れて写真を撮る私に気づくと、“したくない~!”と号泣・・・ それを見ぬふりし先生に託して去る鬼母(苦笑)

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が、やはり先生のレッスンのおかげで次男も面白くなったようで、次男もハマってくれました!

この日の午後からは、私と一緒に長男は初級者の長いコースデビューし・・・

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当然、スキーリフトも初!
下に降りて来た時、あの上から滑ってきたという満足感、そしてリフトでひゅーっとまた山頂へ・・・そりゃオモロイよねぇ。

3日目からは次男も初級者コースデビュー。コケては救助母がかけつけては起こし、やや急勾配で怖いところは股の間で脇を持って滑ってあげ・・・ 母は太ももプルプルしてました\(゜ロ\)(/ロ゜)/ 何とかついてくることができました!

最後の2日は皆でスキー満喫。

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私は自分のスキーはほっとんどできなかったけど、息子たちの初スキーというアドヴェンチャー、喜怒哀楽、感動も全て共有することができて大満足でした。そして私以上になぜかハマっているダンナと、幼稚園で “スキーしたことある?僕は上手いよ”と自慢している次男と、最初の激泣きがウソのようにスキーの快感を覚えてしまった長男は “今度いつ来んの?”と、すでに次回のスキーを楽しみにしています。
しかし、スキーはやっぱりお金かかる~ってのも正直な感想 出て行く単位が3ケタやもんな~泣 学生の頃はスキーのためにバイトしまくってたけど、今、また家族スキーのために仕事しまくる母になってしまいそうです(苦笑)

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・・・でも、本当に楽しかった・・・また来こうね!

家族でパンフォルテ投げ

ピアンカスタニャイオ から帰った後は、まだまだ前日ランチの残りもの消化ランチ だから作りすぎなんやってば(苦笑) 。そして、一休みしたら、家族でゲーム!

さて、皆が注目する、宙を舞う物体はなんでしょう・・・?

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これはシエナの銘菓の1つで、クリスマスなどのお祝で食べるパンフォルテ。シエナやシエナ県の町や村では、このパンフォルテを投げて競うゲームをよくするそうで、今回、我が家もやってみました。生粋シエナ県人のばーちゃんは高齢のため参加せず、マンマ&義妹彼氏=シエナ県人、ダンナ&義妹=フィレンツェ人、私=日本人、長男&次男=日伊ハーフ、このメンバーでゲーム開始!経験と血筋から言って、優勝候補は義妹彼氏か、やはりマンマか・・・?

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大人はこの位置から、子供たちは戸棚の前からパンフォルテを投げて、テーブル一番奥までパンフォルテが残った人が勝ち。

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向こう側に落ちたら失格、落ちずにはみ出した方がはみ出した分だけ勝ち!5回やって、圧倒的な強さで勝ったのは・・・私 (^O^)/ !! ・・・で、認めたくないトスカーナ人たちはあと5回やろう!と延長したものの、結局10回中勝ったのは私6回、義妹彼氏3回、マンマ1回と、やっぱりワタクシの圧倒的勝利で幕を閉じました!

その後はもちろん、パッケージを開けてパンフォルテでおやつ。

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パンフォルテはフルーツの砂糖漬け、アーモンドをはちみつなどで練り固めたものですが、香辛料も入っていて、ちょっとクセのある味とねっとりとした食感。中世のレシピが今も受け継がれているそうです。私は控えめに小さく、これが好物なマンマは大き目に(笑)。このお菓子を見るたび、これがホントに大好きだった舅の嬉しそうな顔を思い出します。

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その後は森とばーちゃん村を散歩。

翌日帰宅し、3泊4日のクリスマス滞在も終了・・・毎年同じようなもんですが、こうして家族でゆったり過ごすのがやっぱりクリスマスなんやなぁ~と改めて思った、イタリアで14度目のクリスマスでした。

あの要塞に初めて上れた!

クリスマス翌日の26日も、こちらでは祝日。足りなくなった水や牛乳があったので、祝日で開いているスーパーがあると聞いた町までダンナとおつかい。場所はアッバディアの隣町、ピアンカスタニャイオ これも 舌噛みそうな名前~ 。天気も良く、何気に久しぶりなので、スーパーに行く前にちょっと旧市街をお散歩することに。

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でで~ん!ピアンカスタニャイオといえば、この要塞です。今日もお美しい。

要塞左の門を入って、要塞の塔を見上げるとこんな感じ・・・

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やはりかつてはこのあたりまで、メディチが治めていたんですねぇ~紋章がしっかり残っています。いつもは閉まっているドアが開いていて、プレゼーぺ(キリスト誕生のシーンをミニチュア人形などで再現)も展示のポスターもあったので、せっかくだから入ってみることに。

おお~なかなか大きくてよくできたプレゼーぺ。通常は12月8日に飾り始め、24日までは行きリストの人形はありません。この日は26日なので、キリストが誕生していました。空の色が変わり、1日が流れていきます。

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よく見ると、羊飼いのおじさんのブラシを持つ手や、鍛冶屋のおじさんの手も動いて作業しています。よ~く見ると、どこのプレゼーぺもなかなか趣向を凝らしていたりします。

それから中庭に出ると・・・

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・・・これは上れそう?誰もいなかったし、ロープも何も張ってないのでせっかくだから上ってみました!高さはあまりないので疲れなかったけど、前日までの暖かさがウソのように寒くなったこの日、要塞の上はキーーーーンと冷える~!

しかし、この絶景!!

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写真左奥に見える小高い山に見えるのは、ラディコーファニの要塞。ここは長男が2歳の頃に旧市街は行ったのだけど、まだよちよち歩きだったので要塞には上れず。ここもリベンジしないとなぁ~。オルチャ渓谷も広く、場所によって少しイメージが違ってて、ここのように南の方は糸杉やオリーブ畑、家も少なく雄々しい大地がうねる感じ。

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新市街の方に目をやると、トスカーナでも1,2を争う高さのアミアータ山。ここの中腹にばーちゃん村があります。やはり山頂でも雪はほとんどありません。・・・この写真を撮った段階でもう寒さが限界っ!ってことで、とっとと下りることにしました。普段冬場は閉まっており、夏場でも開館日・時間がかなり限られているので、今日上ることができて タダやったしね ラッキーでした★

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それから町歩き、せっかくだから今まで入ったことない教会にも足を踏み入れて。

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小さいけれど、素朴な感じのサンタ・マリア・アッスンタ教会は12世紀のもので、ファッチャータ(正面)がなく側面の階段から入ってくる変わった造り。

それから気ままに町を歩いて・・・

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しかし、ひとっ子一人もいない・・・皆まだ食っちゃ寝してるんでしょ~か?(苦笑)

小さい町なので散策もすぐ終了・・・ていうか寒くてちゃちゃっと歩いただけとも言いますが、
最後にとっておきの場所から見る町の全景を目に焼き付けて・・・
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しっかし寒かったけど、いいお天気でした。で、その後にスーパーに行ったのですが・・・閉まってる!!誰や~開いてるって言ったんは!!・・・ま、久々にここに来られて、要塞にも上れたから、良しとしますか(笑)
Profilo

くみこ

フィレンツェ郊外の田舎にダンナ&息子2人で暮らす。通訳・翻訳、トスカーナ専門のコーディネイター・ライターの仕事をしつつ、愛着を持つトスカーナの田舎や小さな村、イベント、郷土料理レシピなどを発信・個人旅行の提案を行うサイト・トスカーナ自由自在を運営。
デカい・黒い・よくしゃべるので、日本人には見られないコテコテ関西人。

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