ばーちゃん村滞在時のお話の続きです・・・

雨の祝日、雨がやんだ夕方から、いつものこの場所に散歩へ。

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古の教会があるエレモは、何回来ても何だかほっとする、大好きな場所。 秋のパリオ 以外は、こんな風にひっそりとしている。

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何ないけど、 心をくすぐる・・・このハートのオブジェは前なかったけど、誰がひっかけたんやろ?

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昔、ばーちゃん家族は、ここから下へ下った別の場所の石造りの家で農業と羊飼いをしていた。この日は地面がぬかるんでいたけど、行ける所まで昔の家があった方向へ歩いてみた。

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9人兄弟の3番目のばーちゃんは、物心ついたころから家業を手伝い、小学校にも行っていない。真冬でさえも、靴もないのでボロキレを巻いた足で羊の世話をしていたという。そしてばーちゃんは、戦後間もないころにシングルマザーに。あの時代、こんな田舎で、それはたいそうなスキャンダルだったと思う。

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そしてマンマは、この道を1人で歩いて村の学校へ通っていた。

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道の脇には、たくさんの野生のブラックベリーが。ダンナが小さい頃、よくばーちゃんと採りに来て、ジャムを作っていたそうな。

茂みも深くなり、足元もゆるいので、この日はここで引き返し

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かつてこの地域を支配していた、チェルビーニ家のお屋敷の下を通って教会に戻る。

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逆側から見た集落の景色は、とっても味がある。

そして今回の大発見?チェルビーニのお屋敷の壁沿いに

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かつての洗濯場。ここでばーちゃん家族も洗濯してたんかな?

今回はほんのさわりだけやったけど、次回は天気の良い日に、トレッキングもかねて昔の家まで行ってみよう、となった。マンマも久しぶりに行ってみたいそうなので、昔話をマンマに聞きながらになりそう。秋が楽しみ!

  

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