今回スキー旅行に行ったタルヴィージオには、2011年の夏のバカンスでも行きました。
B&B Klement に3泊して周辺の湖や高原を周り、どこも本当によかったんですが
その中でも印象に残っているのが、このルッサーリ山。

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ノープランで行ったのですが、超優秀な観光デスクのお姉ちゃんに教えてもらい
子連れでも楽々、ゴンドラで頂上まで一直線!

そして5年半後の冬・・・

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本当はこんなのが見たかったけど・・・

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いかんせん雪不足💦
それでも、夏とはまだ違う風景にやっぱり感動~💛

この集落ができたのは、おそらくこの教会ができたから。
いや、正式には教会ではなく、サントゥアーリオ=至聖所、と呼ばれる巡礼地です。

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このサントゥアーリオは第一次世界大戦の爆撃による火事で焼失したため
建て直されたのは近年ですが、650年以上前に遡る伝説が残っています。

1360年、カンポロッソの羊飼いの羊がルッサーリ山で行方不明になった時、
茂みの中の聖母とキリストの像がある場所でひざまづいているのが発見されました。
その様子を描いた絵が、中にありました!
(ていうか、たまたま撮影していて、あとで調べて「コレやー!」と一人感動)

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羊飼いはその像をカンポロッソの牧師に預けたが、翌日、また同じ場所で見つかり
羊たちもその場所で同じくひざまづいていた。
また持って帰るものの、その翌日も同じことが起こったので、
神様のお告げとして、この場所に礼拝堂が建てられ、
これがこのサントゥアーリオの起源とされています。

巡礼者も訪れるので、ホテルや飲食店・お土産店が周辺に数軒。
建物がいかにも北イタリアの山~って感じでカワイイ💛

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ルッサーリ山はタルヴィージオのスクールゲレンデとつながっていますが、
スキーで行くには遠い&中級以上のゲレンデしかないので、
子供たちのスクールが終わった最後の2日間、車でルッサーリに行きました。

初日のランチは、夏にも行った集落一番奥のレストラン。

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天気もよかったので夏と同じようにテラス席へ。

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だってこの絶景やもん!!・・・ただやっぱり寒かった💦

子供たちがスクールの時はすぐ近くのバールでパニーノだったので、
フリウリらしい暖かいものをセレクト!
ダンナはグラーシュ(牛肉の煮込み)のポレンタ添え。

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私は好物のキノコスープ・・・トスカーナのとは違ってミルク仕立て、
そしてパンは入っていない!
同じメニューでも、やっぱり州によって違うのが面白いところ♪

この日は時間もなかったし、寒すぎたのでデザートは食べなかったけど

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夏はストゥルーデル(アップルパイ)とミックスベリーのケーキも食べた。
これもとっても美味しかったので、おススメです★

翌日のランチは、集落に入ってすぐのリフージョ(山小屋・避難所、の意)で。

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ダンナはフリーコというチーズが入ったジャガイモを焼いたものと、
付け合わせは、やっぱりポレンタ(笑)
このフリーコがもっちり&こってりで、癖になる美味しさ!

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私はその前のゾンコランのチェノ―ネで出て好物になった、オルゾット、
赤チコリとサルシッチャという、やはりこの地ならではの組み合わせで。
オルゾットは、リゾットのお米の代わりに大麦を使っています。

それからここから見る絶景も最高!

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後ろ側は2000m級の山があるので白いですが

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向こう側は緑の山&ゲレンデはほとんど人工雪でした💦

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またいつか来られるかな?
今度は雪化粧をまとったサントゥアーリオを見てみたい!


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