今回のローマ有機農家視察では、私個人としても感慨深いことだらけでした。
視察の中で皆さんが発する言葉をお互いの言語に訳すたび、響く言葉ばかり。
「人間の体は、食べるもので作られる」
「食べ物は「製品」ではない、そうであってはいけない」
「できるだけ自然を触らない、ジャマしない」
有機の製品や網を張って悪い虫をよけるのさえも、
「そんなことしたら良い虫もいなくなる。自然のバランスは壊してはいけない」
「本当にどうしようもない時は別として、ひどい虫や雑草は手で排除する」
「この質問に答えるのは10年かかるよ、10年かかって話すという意味でなく
質問に答えられるようになったのは、10年以上の経験があるから、という意味」
「有機農家になったのは人生を、生き方を見つけるため」
効率、利便さ、消費、経済・・・
それと比べてどうなのか?両立できるのか?できないのか?
それぞれ思う事、そしてあとは個人の選択次第です。
私はイタリアの田舎に住んで、この10年で徐々に考え方も生活スタイルも変わりました。
でもそれは、無理に窮屈に「~しなくっちゃ!」でなく、
自分がこう思うから、やれることからやっていこう、というスタンスです。
そうすると、それがだんたん当たり前になってきます。
これからまだ何がやれるかな?と、今回、また考えることができました。
楽しみです♪
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