週末は日本語教室&サッカー試合&宿題で、なかなかお出かけのできない我が家。
唯一のチャンスは祝日・・・ということで!
先週のことですが、11月1日の諸聖人の日にお出かけしてきました。
(過去のお出かけ記事:おらが村トレッキングアンギアーリコルトーナ

IMG_9602
お天気も最高!

行先はアレッツォ県の北部・カゼンティーノと呼ばれる地方です。

IMG_9625_LI

今回は赤で囲ったポッピとカマルドリ。
茶色で囲っているのは春に行ったラ・ヴェルナ()で、同地方にあります。
カゼンティーノ地方とおらが村は隣接しており、
それで カゼンティネージ国立公園 のフィレンツェ側の玄関口として
おらが村にビジターセンターがあったりするのです(管理人は休暇の家のお2人!

まず最初に向かったのはポッピ。
この界隈を通ると、丘のてっぺんに見えるお城が目印であり、最大の見所です。
なので、車を城に行く遊歩道の下に駐車して、まずはここへ~。

IMG_9615

このお城は、12世紀末~14世紀初頭にグイード伯爵家によって建てられたもの。
ファサードは塔を挟んで対称的で、2つアーチを擁する窓がとても美しい設計です。
設計者の1人とされているアルノルフォ・ディ・カンビオは
フィレンツェのヴェッキオ宮殿の塔を設計するためのプロトタイプとして
この塔を設計したとも言われているそうです。

IMG_9623

そして中に入ると、数々の貴族の紋章と中庭の内側を渦巻くように設置された階段が。

IMG_9629

入り口近くの地下は、牢獄だったよう!

IMG_9635

そこから階段を上がって各部屋を見て行ったのですが、
1階には昔の貴重な文献が2万5千冊も保管してある図書館が。
内装も本も美しかったのですが、残念ながら、中は撮影禁止でした。

それから一番大きな、「祝典の間」、現在は会議やイベントにも使用されています。

IMG_9636

壁面の幾何学的模様やガラス窓も美しい部屋ですが、
後ろの壁面には、中世に釉薬テラコッタの工房として名声を得た
ロッビア工房の作品もあります。

IMG_9640

そして最上階は、グイーディ伯爵の住まいだった場所ですが
どの部屋にも美しいフレスコ画が施されています。

IMG_9650

こちらは暖炉の間。

IMG_9645

家族用の礼拝堂は、ジョットの弟子であるタッデオ・ガッディのフレスコ画が美しく。

そして一番大きな部屋には、1289年6月11日に行われたカンパルディーノの戦いの模型が。

IMG_9654

教皇派と皇帝派による戦いですが、写真右奥に当時のポッピの町が描かれています。

IMG_9657

そしてミニチュア兵士たちがなかなか精巧にできていて可愛い(笑)

最上階のもう1つの部屋には、ダンテの「神曲」にまつわる展示が。

IMG_9658

というのも、フィレンツェ政庁から追放されたダンテが1310年から1年間、
グイーディ伯爵の保護のもとにこの城に滞在し、
「神曲」の地獄編、第33歌を書いたとされています。

そして最後は、塔へ!

IMG_9664

木製の104段の階段を昇って行きます。

IMG_9666

入口に注意書きがありますが、30分ごとに鐘が鳴るのでその時間は避けた方がいいかと💦

そこからは旧市街の全景と、カゼンティーノの美しい自然が堪能できます。

IMG_9634
(頂上からの写真はボケボケだったので、この写真途中からのものです)

歴史好きの私としては、当時の様子がしのばれる建物そのもの、
そして展示に、もうゾワゾワもののお城の見学でした。
その後、村の散策に向かいます =3=3=3


セルフマガジンが完成しました!
selfmagazine
送付依頼は、こちらのお問合せフォームより
題名      ⇒ セルフマガジン送付依頼
メッセージ本文 ⇒ 送付先、依頼部数など
をご記入のうえ、送信ください。
(FBやブログへのコメントやメールではなく、
お問合せフォームでお願いします


 
トスカーナの旅・ビジネス・取材のコーディネイト&通訳なら

ロゴ最終