その3つとは、洗礼堂、シノーピエ博物館、カポサント
斜塔、そしてタダやし大聖堂は入っとこか!と(笑)大聖堂は入る人が多いのですが
この3つはなかなか入る人が少ないのです・・・もったいない!
この3つは、共通チケットで入る数で値段が決まっているのですが、
私個人的にはたった8ユーロでこれら3つに入れるのは大変お得!だと思います。

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まずは、大聖堂の正面にある洗礼堂。
緑の芝と青空に映える、白い宝石箱のような姿も美しいですが
中の洗礼版に施されている彫刻がこれまた素晴らしい!
そして、できるなら毎時0分と30分にまたがるように中に入ってください。
それは・・・



音響効果のある設計になっていることが分かるよう、係員さんが声を出してくれるんですよ。

そしてチケット売り場にもなってる南側の建物が、シノーピエ博物館。

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こんな風に、チケット購入カウンターの上にも展示があるんですが、カウンターからは見えず!
1階のカウンター裏と2階が展示室となっています。

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シノーピア(~エ、は複数形)はフレスコ画の下絵のこと。
遠目では分かりにくいですが、こんな風に朱色の顔料を使っています。

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完成品を見ることは多くても、色がつく前の状態を見るのは面白く
画家の筆跡を見ると、その描いている最中の姿を想像してしまいます。

そして最後は、大聖堂を挟んでシノーピエ博物館の反対側にある、カンポサント。

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外観はなんか入らなくてもいいかな?ていうくらい簡素・・・
実際、私もピサ5回以上来てるのに、昨年の11月に初めて入りました。
入った瞬間に、何で今まで入らんかったんや!と後悔するほどの、この迫力!!

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特にこの写真の奥にある、地獄絵図がリアルでリアルで、
絵の前でしばしじっくり見入ってしまいました。

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フレスコ画以外にもローマ時代の棺や直国なども展示されています。

中は長い長方形で、真ん中に中庭があり、四方は4連窓が内側に並ぶ回廊。
なので、太陽の方向によってはこんな光と影の美しい姿が見られます。

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で、ここは一体何なの?というと、実は墓地。
歩いている床が、お墓になっているんです。

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埋葬されているのは聖職者や著名な人が多いようで
ラテン語で書かれた中世のものから1800年代の近年のものまであります。

この日は9時からドゥオモ広場に来て、斜塔(9時半の予約)、大聖堂、
それからこれらの3つを全て周りましたが、11時半ころには見学終了。
斜塔は予約制だし、これらの3つが混んで並ぶことはまずないので
ピサのドゥオモまで来たら全部入ってみてくださいね。



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