イタリア・トスカーナ専門コーディネイターのトスカーナ田舎暮らし

日常生活から仕事、イタリアの笑えない話など、人口1800人のド田舎から日々の生活を綴ります。

料理

おじいちゃんの器で頂く新スープ「スーラータン」

スーラータンって知ってますか?
たまたまレシピブログのメルマガの「白菜と生姜のスープ特集」を見て
美味しそう!!となったのが、こちら。

あったか☆白菜とキクラゲのスーラータン

調べてみると、漢字では「酸辣湯」と書き、読み方は「サンラータン」「スーターラン」
酢が入った中国の四川・湖南料理だそうです。
ちょうど白菜、生姜、そしてキクラゲもあったので、作ってみました。

しかし、器は何にしよう?
西洋のスープ皿はちょっと違うし、かと言って丼ぶりはデカすぎる・・・
思い出したように戸棚から引っ張り出したのは、コレ。

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陶芸が趣味だったおじいちゃんの形見。
左のお茶碗もおじいちゃんのものと思ったけど、裏を返せば日付と私の名前が・・・
どうやら20年前の夏の北海道旅行でした陶芸体験の作品でした💦

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おじいちゃんの作品には、名前の一文字が入っています。

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そして出来上がったスーラータン・・・何これ!めちゃ美味しい\(^o^)/
生姜やネギもたっぷりで体にもいいし、酸味のあるスープってなんか新鮮。
これはヘビロテになりそうです。



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超観光地で「良いレストラン」を見つけるためには?

イタリアでは幸い、「食事がマズイ!」「ハズレ!!」というのはあまりないですが
超観光地では店自体も多すぎるし、いわゆる「観光客目当て」のレストランも多く、
手抜き&ぼったくり(とは行かなくても、場所柄高い)・・・
そこから満足できるレストランを見つけるのは、なかなか難しいものですね💦
それでも今は、トリップアドバイザー(口コミ)、旅サイト、
現地在住日本人や実際行った人のブログなど、
日本語の情報も溢れるほどあるので、かな~り助かってます。

しかし、それでもなかなか見つからなかったら・・・

広場やメインストリートから出て、路地に入ってみる

今回の「超観光地」は、サン・ジミニャーノ、世界遺産の塔の町です。
冬なのでさすがに観光客もまばらでしたが、春~秋は歩いにくいほどのスゴイ人!
先週のモニターツアーで行ったのですが、タイムテーブルが流動的だったため
事前に調べてこなかったのです。
メインストリートから脇道に出てくるレストランの標識を見て
いくつかメニューなどを見て、決定したのが、La Bettola del Grillo 2

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とりあえず、5名で5皿をシェアしました。

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前菜はブルスケッタの盛り合わせ。

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サフランのリゾットに、ピチのキアーナ牛のミートソース
 ここで初めて知りましたが、サン・ジミニャーノはサフランが特産だそうです!
  偶然にもこんな動画も見つけました。
 ピチはシエナ特産のうどんのようなパスタ
 キアーナ牛はフィレンツェ風Tボーンステーキに使用される高級牛

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うさぎとオリーブのヴェルナッチャ煮込み、トスカーナサラダ
 ヴェルナッチャはサン・ジミニャーノ特産のDOCG白ワイン

どれも上品な味付けで美味しかった&一品一品の価格も普通
(メインストリートの別のあるレストランはここの1.5倍ほどでした)
特にリゾットがクリーミィで大満足!

もちろん広場やメインストリートのお店がマズイ&高い、訳ではないし、
路地のお店が美味しい&安いわけではないですが、
迷ったときには、1つはずれた道に入ってみることもおススメします☆
あとは野生の勘ですね(笑)

トスカーナでお店に迷ったらこちら(これからもっと充実させますねー)

フィレンツェでハーフサイズが選べる店はこちら
たくさん食べられないけど、いろいろ食べたい人にはおススメです♪


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イタリアで初めて買ったレンコンで、何作る!?

私がイタリアに留学した17年前は、日本の野菜はほとんどありませんでした。
今では普通のスーパーでさえも、大根、白菜、ショウガ、もやしは当たり前となり、
フィレンツェの中央市場のアジア&中東人経営の八百屋さんでは、
里芋、カブ、オクラ、ゴーヤも手に入る!!

そして、これまで買ったことなかったコレも、今回買いました♪

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レンコン!
これは「裏メニュー(笑)」で、店頭にはなく、
「レンコン」というと裏から持ってきてくれます。
数年前に存在は聞いていたけど、迷っていたのは3つパックだったから。
何しろ長男が大好物&私も好きだし、冷蔵庫に入れたら大丈夫だし
何なら冷凍しても大丈夫そうなので、問題なく消費できそうです。

そして最初のメニューは、私の好物の「筑前煮」

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前までは、鶏肉とニンジンしか材料がなかったのですが
今回は昨年の帰省で乾燥シイタケも買ってきたし、レンコンもあるので4つ!
ホントはゴボウも欲しいけど・・・
今のところフィレンツェで手に入らないのは、ニラ、ゴボウ、くらいかな?

今度は何にしようか、すでに楽しみです(あっという間に3つ消費しそう・笑)


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ムラーノ島で食べた、スペシャルパスタ

11月にローマに同行したお客様とは、ヴェネツィアにも行きました。
ローマと同じく、基本さらっと、なんですが、ここだけには行きたい、
とおっしゃったのが・・・ガラスで有名なムラーノ島。

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ガラスのことはいったんおいておいて、ここで食べたパスタが凄かったんです!

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白いお皿は小皿でなく、1人前のパスタが出てくる大き目のお皿、
それと比較して頂ければ、このデカさ&盛り盛り具合が分かって頂けるかと!
名前は Taglioini allo Scoglio、タリオリーニは細めの平たいパスタで、
スコーリオは、直訳すると「断崖」なのですが、パスタで言う場合は海の幸ミックス。
通常の allo scoglioは、ムール貝、ボンゴレ、小エビ程度なのですが、
これはホタテ、ロブスター、大エビなども入った超スペシャルバージョンで
最低2人前から・・・私たちは3人で、この写真は2人前ですが、
3人で分けても超十分の量、特に具沢山で、替え玉パスタが欲しかったほど。
もちろん出汁がまた超~美味で、一滴残らず平らげました。
これで料金は60ユーロ、1人20ユーロのパスタいうと普通高いですが
具はメイン料理に匹敵する内容と量と考えると、安いと言っても良いと思います。

お店は、ムラーノ島のドゥオモ後ろの橋を渡り

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すぐ正面、名前も Osteria al Duomo

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この黒板に、このパスタが書かれていて即決!
このパスタが凄かったのもあるんですが、ここの他のおススメは

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中庭席、何とも落ち着ける雰囲気・・・11月だったのでかもしれませんが
(あと水上バスがストライキで不定期運行だったせいもある💦)
人もまばらで、日向ぼっこしながらまったり~。

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そして、スタッフの人もとても感じ良い。
美味しく、気持ちよく食事できました。
ムラーノ島にまた行くことがあれば、ここを再訪したいと思います!

ヴェネツィアの他の島 → ブラーノ島トルチェッロ島もおススメです


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イタリアでは、元旦には何を食べる?

昨日の元旦のFBの投稿:

これからマンマ宅で正月ランチですが、
 皆さんのおせちとかお雑煮とかを見てると
 イタリアンはもう食べたくない(苦笑)


に、イタリアでは正月何食べるんですか?と質問を頂いたので、
ブログのネタにしてお答えします=3=3=3

ぶっちゃけ、イタリアでは大晦日の夕食=CENONE
CENAに拡大辞のーONEがつく、大晩餐会(笑)が繰り広げられるので
一般的に元旦は地味~に食べるところが多いのでは?
なんせ、21時くらいから開始して、年明けまで食べ続けますからね💦
こんな感じ・・・ね、翌日何も食べたくないの、分かるでしょ?爆

チェノーネをしなかった場合、
まぁ家族でいつもよりちょっと豪華な食事、という感じでしょうか・・・。
我が家はマンマ宅でのランチだったのですが

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まずお決まり?のいろんなクロスティーニ。
日々の食事でも、こんな特別な日でも、トスカーナでレバーパテは必須!!
あとはトンナータというツナのクリームパテに、バター&サーモン。
シーフードサラダとペペロナータ(パプリカの炒め煮)。

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パスタはタリアテッレに、鴨のラグー・オレンジ風味
・・・いつもなら普通のミートソースが鴨、っていうのがちょっと特別✨

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そしてメインはローストビーフとゴッビのトマトソース。
ゴッボはカルド、とも言う冬の野菜。見た感じ、セロリに似ていますが
生では食べず、煮たり、揚げたり、スフォルマート(フラン)にしたり。
下ごしらえ(灰汁がスゴイ出るし)が結構大変なので私は1回しか買ったことないですが💦
今は亡き舅の大好きな一品でした。
下茹でして、衣をつけて揚げて、トマトソースで煮込んであります。

そして!!正月らしいもんが出てきました!
・・・て言うのも、実は私も初めて知ったのですが、
正月にブドウを食べると縁起が良いそうです・・・めちゃ季節外れやのに!

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ブドウは豊かさのシンボルで、古いことわざでは
「正月にブドウを食べると、その1年はお金を数え続ける」とあるそう。
また、スペインの伝統では、元旦の0時に教会の鐘が12つ鳴る間に
ブドウを12粒食べると運が良い、とあるそうです。

最後にデザートもありますが、まぁこれはクリスマスから引き続き、
パネットーネパンド―ロリッチャレッリカヴァルッチョパンフォルテなどなど
(後者3つはシエナの銘菓です)

イタリアはすんごく地方差があるので、ホントは
「イタリアでは」っていうのはあまり適切ではないかも・・・
他の地方では、その地ならではのお正月の料理があるかも?
何かご存じの方は、教えて下さいねー。


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Profilo

くみこ

フィレンツェ郊外の田舎にダンナ&息子2人で暮らす。通訳・翻訳、トスカーナ専門のコーディネイター・ライターの仕事をしつつ、愛着を持つトスカーナの田舎や小さな村、イベント、郷土料理レシピなどを発信・個人旅行の提案を行うサイト・トスカーナ自由自在を運営。
デカい・黒い・よくしゃべるので、日本人には見られないコテコテ関西人。

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