イタリア・トスカーナ専門コーディネイターのトスカーナ田舎暮らし

日常生活から仕事、イタリアの笑えない話など、人口1800人のド田舎から日々の生活を綴ります。

トスカーナの田舎町

偶然知ったトスカーナの古の長さの単位 - BRACCIO

こないだのピストイアに行った時、市役所の表にあったコレ・・・

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DOPPIO BRACCIO
ANTICA MISURA TOSCANA


直訳すると、「腕の倍、古のトスカーナのサイズ」。
調べてみると、イタリアでは統一するまでは各地に独自の単位があったようで
それもトスカーナ内でも一律でなく、長さだけでなく重さや面積までもがいろいろ。
このBRACCIOは長さの単位で、0.5836m
なので、倍は1.1672m、下にある1mよりも16cmほど長くなってるんですね。
ちなみに、フィレンツェと国とが単位統一に同意したのは1877年だそうです。

思いがけない場所で思いがけないことを知りました(笑)


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20年かけて叶えた、ある夫婦の夢

先日のトレッキングでは、行き、帰りともに
「カッフェ休憩」があると聞いていたのですが・・・場所は
道中、森の中にあるフランチェスコとダニエーラのお宅。

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この家族、うちの最寄りバス停の前に住んでいたのですが、最近見ないなーと思ったら
元々ご家族の所有だったこの森の中の建物を、足掛け20年かけて自らリフォーム!
フランチェスコが土建屋さんとは言え、その仕上がりが何とも美しく
トイレのために中にも入らせてもらったのですが、
森で見つけた大木をソファー骨組みにしたり、自然素材がうまく使われたインテリアばかり。

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母屋はフランチェスコ家族が左、フランチェスコのお母さんが右の二世帯住宅、
手前左はワインセラーとチーズを作ったりの作業場、右は納屋になっています。
下は一面広がるオリーブ畑、今回は見られませんでしたが、ヤギも飼っており、
将来は2人でアグリツーリズモにしたいそう・・・素敵すぎる♥

午前11時の休憩でこちらに寄ったら、

カッフェどころとちゃうやん\(◎o◎)/!

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スキアッチャータにサラミや生ハム・・・

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天然酵母パンに自家製のジャム、チーズ、クロスタータ・・・

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ショウガレモンティーを始めとした飲み物・・・お昼ご飯やん(笑)

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おらが村乗馬センター一行も来て、馬にも自家製人参をふるまうフランチェスコ

そして帰りは15時過ぎ・・・

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石窯から焼きたてピッツァが出てきた!!
(出てきた瞬間から取り合い状態💦)

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そしてフレッシュチーズ2種、まずはラヴァジョーロは、こんなカワイイ容器で♪
砂糖を少しかけて食べましたが、ヤギのお乳の臭みは全くなくマイルドなお味。

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それからリコッタチーズも・・・これはそのまま食べてみると・・・濃厚~!
そして揚げたての揚げパンにつけて食べると・・・とろける美味しさ~ (^▽^)/

彼らが将来、ほんまに夢を叶えてアグリツーリズモを始めたら、絶対コラボしたい。
いや、今でも彼らが受け入れてくれるなら、チーズ作りや料理教室をやってもらえないか
(ダニエーラは給食センターの料理長です)聞いてみようと思います♪
宿泊はもちろん「休暇の家」で、ちょいトレッキングを兼ねて・・・
なんか、エエ感じちゃうのん?・・・と勝手に妄想中(笑)


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どんな小さな場所にも、歴史は脈々と流れている

先日のおらが村トレッキングネタが続きます。

トレッキングのテーマは「遺跡」、ということで、今回は考古学ガイド付き!
ガイドのマルタさんは、おらが村の隣町出身ですが
悪魔の橋のあるボルゴ・ア・モッツァーノ在住でガルファニャーナのガイドが多いそうですが
故郷であるこの地域にもかなり詳しい模様。

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おらが村の名前の由来は「波」、というのも、この地域は水が豊富で、
水車を利用して山で捕れる栗を粉にしたり、多くの力を生み出してきたそうです。

休暇の家」を通り越し、更に山へ登る途中にある、樹齢300年のコルクの木。

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この辺りは皆、農業をしており、ここにいたワインやオイルの生産者が
この木からコルクを作っていたそう。
しかし、近年の都会への流出で人は離れ、この木もそのまま放置されたまま・・・

コルクになる木は温度も必要だそうで、こんな高地では珍しいこともあり
保護自然物に指定されているそうです。

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ここは記憶があいまいなのですが、この土地の歴史を編纂するために赴いた
古文書編纂家がこのヴィラに住んでいた時に、かつてのゴシック様式の窓を作らせた
・・・とか、建築様式や、時代によって内面・外面のどちらに重きを置くかなど
歴史の観点が違うお話・・・ウーン、メモを持って行っておけばよかった!

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カテリーナの家系であるゴーリ家は、近年この辺りの領主であり
1900年代には2人が市長になるという、おらが村では有名な一家です。
そのヴィラも、昔は豚小屋やら、作業工房、領主家の人々の娯楽とな小劇場などを兼ねていました。

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現在のおらが村ができるまで、この地域の中心的な地区だったサン・レオリーノ。
中に入ることはできませんでしたが、特徴的な3つの後陣がかわいかったです♥

そして今回のハイライトは、サン・レオリーノの城跡。
ほとんどが存在しないのですが、森の奥に、城の主門があった壁が残っています。

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1100年頃の記録には、すでに城の存在は記載さえていたほど古いもの。
1367年にフィレンツェ共和国からグイーディ家の領地として割り当てられます。
しかしその後グイーディ家の謀反により、フィレンツェ共和国の監視下に置かれた後、
ポッピ(お城が残り、イタリアの最も美しい村にも選ばれています)小教区に割り当てられ・・・
この時代の貴族・有力商人家系などの力関係やイタリアの小国乱立期のお話、
一応それを卒論のテーマとした私としては、プチ興奮状態=3=3=3
つい最近TVドラマで見たメディチやアルビッツィの名前が出てくると
ハマっていた長男も目をキラキラさせて聞いていました。

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その後は、地下に続く井戸や

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所々に残る城壁を見ては、この城があったころに思いを馳せ・・・

でも一番感動したのは、今はこの土地の所有者のおじさんが見せてくれた地図!

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ぱっと見、子供が書いた絵みたいですが、1200年代の地図なんですって!
そこにもしっかり、サン・レオリーノの名前と、当時の重要地の名前と城の絵が。
そして、さっき見た教会だけど、正式認可された教会なんですか?と参加者が聞くと
「もちろん、僕はあそこで結婚したんだよ」とおじさん。
今は扉を閉ざされて誰も入れない教会ですが、そんな時代があったなんて・・・
快く私有地を解放して、お話しをしてくれたおじさんにも感謝!

おらが村は超マイナーな小さな村、しかし、その領域にかつて名をはせた城があったとは・・・
おらが村を深く知り、まだまだ発見をしたくなる、そんなトレッキングイベントでした。


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名もなき野生の花の、美しきこと

今回のトレッキングでは、雑草に混じって生えている野生の花もたくさん見ました。
名もなき、はずはなく名前はある&私が知らないだけでしょうが💦
いわゆるバラ、とかチューリップ、とか、ポピュラーでない野生の花・・・

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小さく可愛らしいのに、すごく色鮮やかでたくましい花たち。

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この咲きかけのピンクの花、私が写真を撮っていると、
「これはヴァレリアーナだよ、根っこを煎じて飲むと良いんだよ」
とおばあちゃんが教えてくれました!
日本語では、セイヨウカノコソウ、でした。

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これはお庭で植えてる人もいるけど、道路の脇にもよく生えてます

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これはお庭で植えてる人も多いなぁ

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これは初めてみた、紫がかったピンクの花。

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これは木から垂れる黄色い花・・・黄色が好きなので、自分の庭に欲しい(笑)
形的には藤に似ているので調べてみると、やはりキバナフジ、キングサリというそうです。

最近、花をテーマにした公園が日本でもイタリアでも多いですが、
それはそれでもちろん美しい✨
でもこんな風に、自然の中に慎ましく、たくましく自生している花に
より心が奪われるのでした・・・


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地元イベントはもう絶対はずせない、4つの理由

昨日は、おらが村にある「カゼンティーノ国立公園」ビジターセンター企画の
「遺跡トレッキング」に家族で参加してきました。
ビジターセンターの管理人は「休暇の家」のオーナーでもあるカルロ&カテリーナです。

おらが村にマイホームを購入して12年、地元イベント参加率が年々上がってきてますが
もう参加せずにはいられない?理由があります!

1) 友達がまだまだ増える

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地元で生まれ育った人が多いおらが村住人。
日本人の私はもちろん、フィレンツェ人のダンナも「ヨソ者」でしたが
妊娠し、子供が生まれ、学校やクラブを通じて友人がたくさんできました。
こういうイベントに参加すると、更に!あまり接点のなかった人とも仲良くなれます。
この日の参加は、地元民を中心に約50人で、顔見知りだけだった人ともおしゃべりしたり
おばあちゃんと一緒に歩いたり、楽しかった~。

2) 移動時間ゼロ、安く休日を満喫できる

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おらが村内なので、移動時間はほぼゼロ・・・どこかに出かけると、
移動時間がもったいなかったり、最悪の場合、渋滞にハマったり・・・
息子らもお腹空いただ、ヒマだ、文句が出始めますが
地元だとそんなことはありません(笑)
そして移動の交通費だけでなく、参加費も無料~ホントに家族に優しい出費です。
この日はビジターセンター発着で、自宅から車で3分、徒歩でも15分。

3) 子供たちもめいっぱい楽しめる

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同年代の子供がいると、子供たちは親とだけでいるよりも楽しさが100倍。
昨日は元々一緒に行こうと言っていた友人家族(同年代男児2人)に加え
別の男児2人も来ていて男児6人グループ結成。

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一番上の中1の子を筆頭に、10キロのトレッキングもなんのその。
ほぼ1日、私は息子たちを見なかった気が(笑)
なので私たちも写真撮ったり、ガイドさんの話をよく聞けたり、子供を気にせず楽しめました。


4) 自然を謳歌できる

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おらが村自体がすでに自然に囲まれているのですが(笑)
今回は更に山へ山へ・・・しかも晴天に恵まれ、空の青と山の緑、野生の花たち、
ハヤブサも見たなぁ・・・年々思うけれど、本当に自然は美しくたくましく
その場に身を置くだけで心も体も浄化できるようです。
ここはおらが村の山手で標高500mくらい、手前2つの山の間がおらが村。
我が家も見えた♪

お出かけももちろん大好きですが、地元の休日もかなり充実!
フィレンツェからだったら、こんなに近い(小一時間)のに別世界なので
ぜひぜひフィレンツェ在住者や旅行者の方にも来て頂きたいですっ!


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