イタリア・トスカーナ専門コーディネイターのトスカーナ田舎暮らし

日常生活から仕事、イタリアの笑えない話など、人口1800人のド田舎から日々の生活を綴ります。

季節のイベント

「サン・ミニアートのトリュフ祭り」、トリュフ以外でもめちゃ×2楽しめる!

トリュフ祭りと銘打ちながらも、トリュフパビリオンだけではなく、
それ以外のパビリオンやイベントもざっくざくなので、
トリュフに別に興味なくても、祭り好き&食べること好きな方であれば
どなたでも楽しめるようになっています!

IMG_0249

まずはバスが到着するダンテ広場のすぐ先は、
スローフード関連や、スローシティに選ばれている町からのスタンド。

それからセミナーリオ広場ではCOOPフィレンツェのパビリオンと
トスカーナを中心とした食べもの系スタンドがズラリ!!

IMG_0256

とにかくスゴイ熱気、人!

IMG_0260

一番多かったのは、チーズだった気がします。
熟成するのに藁や栗の葉、ブドウの搾ったあとの皮など、いろいろあるのも面白い♪

IMG_0258

その次に多かったのは、やはりハムやサラミ系!

IMG_0261

それでもチョコを中心としたスイーツ系や

IMG_0265

セットの盛り方も可愛い!ドライフルーツ&ナッツ売り場なども。

このパビリオンのスタンドで、私たちの一番はこちら。

IMG_0262

まずは、「この鍋のもん、いったい何!?」て、気になってしょうがない!!
買っていく人も何人かいて、おばちゃんに聞いてみると、
トリュフ入リゴルゴンゾーラクリーム・・・家のこと丸投げしてるダンナのお土産にぴったり!
と買う前提で「味見させて~」とお願いしたら、もうこれがウマいのなんのって。
それにつられてお客様も、滞在先のフィレンツェのアパートで食べるように購入。
そして同じスタンドにあったポルケッタ(子豚の丸焼き)にも興味をもたれ、
パニーノを一個購入したら、「このゴルゴンゾーラクリームも一緒に挟む?」
もちろん!そしたらビールも!!!とテンションが上がる上がる⤴

そしてドゥオモ広場のトリュフパビリオンの横は、ワインテイスティング。

IMG_0279

どうやら、グラスとグラスバッグを購入して周るシステムのようでしたが
「ここで飲んでしまったらヤバイ💦」とのことで、ここは深入りせず(笑)

IMG_0287

そこからまたセミナリオ広場に戻り、今度はポーポロ広場へ。
こちらでは全イタリアの食べものスタンドがズラリ・・・
辛いモノ好きのお客様はカラブリアのスタンドで3つ味見し
一番辛いペペロンチーノソースをお買い上げ!
私はマイルドなものを味見しましたが、何がマイルドやねん!!!
と口から🔥&残っていた水をガブ飲み。

こんな感じで、とにかく1日いても楽しめそうなサン・ミニアートのトリュフ祭り。
開催はあと、11月18・19日、25・26日のみ。
公共機関での行き方やプログラムのダウンロードは、こちらの記事からどうぞ

あ~楽しかった!!!


セルフマガジンが完成しました!
selfmagazine
送付依頼は、こちらのお問合せフォームより
題名      ⇒ セルフマガジン送付依頼
メッセージ本文 ⇒ 送付先、依頼部数など
をご記入のうえ、送信ください。
(FBやブログへのコメントやメールではなく、
お問合せフォームでお願いします


 
トスカーナの旅・ビジネス・取材のコーディネイト&通訳なら

ロゴ最終




「サン・ミニアートのトリュフ祭り」、トリュフパビリオンはドゥオモ広場へ

さて、こうして無事にトリュフ祭り会場にたどり着いた方!(笑)
祭り自体は旧市街全域で行われているのですが、
「で、トリュフはどこやねん!?」と前のめりになってる方は、
まずはドゥオモ広場に向かいましょう!

バスが到着するダンテ広場から直進すると、左側に階段が見えるので、
ドゥオモ広場に行くにはそこを上るのが一番早いです(でも結構急で長そう)
そこを通り過ぎてしまった方・そこまで前のめりでない方は突き当りを左折し、

IMG_0253

トンネルを抜け、セミナーリオ広場に入って左側の階段を上ります。

IMG_0254

※セミナーリオ広場のパビリオンも食屋台がザクザクですが、トリュフ入りの加工品ばかりです。
ここの階段の下に、Piazza Duomo OFFICINA di Tartufo Biancoと看板も出ていました。

IMG_0271

広場に入ると、もちろんドゥオモがあり、小さなパビリオンが3つあります。
1つはイベントスペース~この時は料理デモをやっていました。

IMG_0270

もう1つはワインテイスティグ、もう1つがトリュフのパビリオン。
パビリオン自体はどれも小さく、トリュフパビリオンでは、
生トリュフを扱う10社ほどが出店していました。

IMG_0276

こんな風に白トリュフが間近に!勝手に触るのは厳禁です。
大きなものはドーム型の蓋がついてましたが、それもそのはず・・・
小さいのを買おうとしていた人が値段を聞いていたのですが、それで65ユーロ!
この写真の大きいのだったら、300、いや500ユーロくらいするかもしれません💦

で、これは!?

IMG_0281

この祭りで最大の白トリュフ、373g!!大人のゲンコツくらいの大きさ。
一周してこのスタンドに帰ってきたら、店の人がひっこめて梱包していたので
もしかして売れたのかも!?いくらやったんやろ!?
と小市民の私は気になりましたが(笑)

生はなかなか買えませんが、もちろんここにも加工品はあります。

IMG_0283

だいたいが、トリュフ入りのバターソース、チーズソース、キノコソース、オリーブオイル、
ペコリーノ(羊のお乳)チーズ・・・値は張りますが、トリュフの粉末もあります。

私たちが来た時はもう15時近かったので、レストランはクローズでしたが
せっかくなので生トリュフが食べたい!にお応えして探すと・・・
ちょうどドゥオモ広場のバールで、サラミとチーズの盛り合わせとともに
トーストしたパンに白トリュフを削ってくれると言うじゃないですか!!

IMG_0274

参考までに、サラミ・チーズ盛り合わせで10ユーロ、白トリュフのせパンで10ユーロ。
凡人の私の意見ですが、トリュフはやっぱり味と言うよりも風味ですね。
そのものだけを1かけら食べてみましたが、味だけで言うと、ほぼ無味かも。
サラミもトリュフ入りのが多かったのですが、モルタデッラが超美味でした♡
パスタやお肉にトリュフ!と言う方はスタンドでは食べられないので
レストランの開く時間帯(12時~14時くらい?店によりますが)で、レストランへ。
できれば予約がベターです。

このパビリオンだけでも、かなり満足度高いですが、
時間のある方は他のパビリオンにもどうぞ~続く。

セルフマガジンが完成しました!
selfmagazine
送付依頼は、こちらのお問合せフォームより
題名      ⇒ セルフマガジン送付依頼
メッセージ本文 ⇒ 送付先、依頼部数など
をご記入のうえ、送信ください。
(FBやブログへのコメントやメールではなく、
お問合せフォームでお願いします


 
トスカーナの旅・ビジネス・取材のコーディネイト&通訳なら

ロゴ最終




「サン・ミニアートのトリュフ祭り」に電車とバスで行く方法

一昨日、ここで紹介いただいたお客様の5日間のアテンドが終了しました。
まずは一昨日に行った、サン・ミニアートのトリュフ祭りについてをUP!
正式名称は、Mostra Mercato Nazionale Tartufo Bianco di San Miniato
11月11日から始まり、一昨日の12日、18-19日、25-26日と
3週末に渡って行われるイベントですが、イタリアでも有数の、
トスカーナでは一番規模も大きく有名な白トリュフを中心とした食祭りです。

IMG_0276

そして、フィレンツェからピサの間で、公共機関だけで行けるのも魅力!
でも慣れてない人、そして行ったことない人はピンとこないので大変かも。
・・・そういう私も初めて行ったので、行き帰りポイントとなる部分を記しておきますね。

【電車に乗車する時のポイント】
駅の正式名称は、「San Miniato - Fucecchio」
トリュフ祭りはサン・ミニアートですが、駅の名前は隣町のフチェッキオとの連名です。
鉄道のサイト の時刻表検索・切符購入での名称は、
S.Miniatoと簡略化して出てくることもありますので要注意
(サイトも自動販売機も、時によって出てくる時と出てこない時が・・・イタリアン・マジック!)
フィレンツェからは直通で40分、基本的に1~4番線の発車です。
(変わることもありますので、電光掲示板でチェック!)
ピサからは直通で30分弱、乗り換えアリの時もありますが、直通で行くのをお薦めします。
(乗り換えのある電車の次の直通を待っても、到着は5分くらいしか差がないので)
2階建て車両が多いので、楽しいですよ♪
その他、電車に乗り方に関しては こちら も参照してみてください。

【駅から祭り会場へのバスに乗車する時のポイント】
駅前から旧市街へ行くバスが出ています。
時刻表はこちら!!、日本語訳は下記の写真でどうぞ。

orari bus san miniato

ご覧の通り、土曜日の方が圧倒的に本数が多いです!
日曜の発着の※が付いている時間は、駅を背にして右下にある通りから発車なので
駅前広場から階段、または下り坂を下って、向こう側のバス停で待ちます。
バスには「SAN MINIATO」と表示されていますし、外国人観光客が多いので分かりやすいです。

ダンテ広場(終着)に帰りのバスを待つ人の多さに圧倒されますが、
この大半は市内に車を駐車したイタリア人向けの送迎バス(NAVETTA)で
駅行きのバスを待っている人ではありません。
駅行きのバスはダンテ広場の端(旧市街の反対側)の屋根のあるバス停から出ており、
バスには「FUCECCHIO」と表示されています。
駅が終着でないので、降りるとき注意!(ほとんどの人が下りるので分かりやすいですが)

駅前にはタバッキなどなかったので、運転手さんから買いました。
片道一枚1.50ユーロです。

このお祭りは今週末18・19日、来週末25・26日の4日のみ、
この日にトスカーナにいる人は要チェックですよ♪
公式サイトはこちら
プログラムのPDFダウンロードはこちら


セルフマガジンが完成しました!
selfmagazine
送付依頼は、こちらのお問合せフォームより
題名      ⇒ セルフマガジン送付依頼
メッセージ本文 ⇒ 送付先、依頼部数など
をご記入のうえ、送信ください。
(FBやブログへのコメントやメールではなく、
お問合せフォームでお願いします


 
トスカーナの旅・ビジネス・取材のコーディネイト&通訳なら

ロゴ最終




波乱の展開?2017年の「木こりのパリオ」

秋のオルチャ訪問目的は、「栗とキノコの祭り」です。

IMG_9222

が、ここ数年はランチには行かず、ばーちゃん家でランチしてから、
ここでおやつを食べ、友人などに会い、最後は「木こりのパリオ」観戦、
というのが定番となっています。
今回はチェルヴィーニ家の紅葉、というサプライズも!

IMG_9210

ポルチーニ!
昔はポルチーニ狩り名人のばーちゃんのおかげでたんまり食べていたけれど
買うのはやっぱり高いな~(苦笑)

IMG_9211

カボチャも可愛い。

とウロウロして、おやつを食べたら、もうパレードが始まりそうな雰囲気。
そこからパリオの会場に移ります。

入場の様子は動画をどうぞ

IMG_9250

毎年見るこの男性が、今回「たびねす」記事の写真を提供してくれた
隣人の娘さんのご主人(田舎の村なので全員が知り合いっていう・笑)だった!
という発見~チャットしてるときはこの顔と一致してなかった💦

そして、レース開始・・・

IMG_9254

丸太と場所を選ぶのは、この2年は女性の木こりレースだったのが
今年は薄い丸太を投げて決めてました。

IMG_9264

そして、定番のこのポーズと雄たけび!
私はもちろん、ばーちゃんの住む地区=赤の Pian delle Mura を応援しますが
通算では圧倒的に勝ってるものの、この2年は負けている・・・

そして、第一レース・・・様子は動画をどうぞ

IMG_9267

しかし今回、黄色チームはノコギリに不備があり、何回もストップ。
第一レースも第二レースも赤が丸太を先に切り終わり、
正確さのポイントのためにサイズ確認するまでもなく・・・という感じで、
あっさり赤の勝利が決定しました。

そういう意味では盛り上がりにちょっと欠けたパリオでしたが
来年も楽しみにしています。
来年こそはポルチーニ食べに行くかな♡


セルフマガジンが完成しました!
selfmagazine
送付依頼は、こちらのお問合せフォームより
題名      ⇒ セルフマガジン送付依頼
メッセージ本文 ⇒ 送付先、依頼部数など
をご記入のうえ、送信ください。
(FBやブログへのコメントやメールではなく、
お問合せフォームでお願いします


 
トスカーナの旅・ビジネス・取材のコーディネイト&通訳なら

ロゴ最終




ため息の出る美しさ!オルチャ渓谷・チェルヴィーニ宮の紅葉

ばーちゃん村の古の集落には、チェルヴィーニという貴族のお屋敷があります。
元々はフランスの家系ですが、13世紀中ごろからモンテプルチャーノやシエナで
その家族の記録があり、ばーちゃん村にあるこのお屋敷は
チェルヴィーニ家が輩出した教皇、マルチェッロ2世がまだ枢機卿時代に、
前教皇のパオロ3世から引き継いだものだそう。

IMG_9224-1

通常、このお屋敷の門は閉ざされていますが
木こりのパリオ」の入場で使用するため、この日だけは門が開いているんです。
年によっては関係者以外通行禁止になっているのですが
この日は通行禁止の張り紙もなく、入ってる一般人もたくさんいたので
私も数年ぶりに入ってみることにしました。

IMG_9229-1

建物に入れる訳でもない、何がある訳でもない・・・いやいや、
この素晴らしい紅葉を見るだけでも、入る価値があるのです。

IMG_9226-1

今度いつ入れるか分からないので、息子たちの記念撮影も。

IMG_9232-1

青空とのコントラストも最高。

あとは写真だけで堪能して下さい~言葉は必要なし、
ため息のでる美しさです・・・

IMG_9233-1

IMG_9240-1

IMG_20171015_160158-1

IMG_20171015_160243-1


セルフマガジンが完成しました!
selfmagazine
送付依頼は、こちらのお問合せフォームより
題名      ⇒ セルフマガジン送付依頼
メッセージ本文 ⇒ 送付先、依頼部数など
をご記入のうえ、送信ください。
(FBやブログへのコメントやメールではなく、
お問合せフォームでお願いします


 
トスカーナの旅・ビジネス・取材のコーディネイト&通訳なら

ロゴ最終



Profilo

くみこ

フィレンツェ郊外の田舎にダンナ&息子2人で暮らす。通訳・翻訳、トスカーナ専門のコーディネイター・ライターの仕事をしつつ、愛着を持つトスカーナの田舎や小さな村、イベント、郷土料理レシピなどを発信・個人旅行の提案を行うサイト・トスカーナ自由自在を運営。
デカい・黒い・よくしゃべるので、日本人には見られないコテコテ関西人。

Blogはリンクフリーですが、掲載記事・写真の無断コピー・転載・加工はお断りいたします。
トスカーナ自由自在

Facebookページも宣伝 にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
Commenti
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ