イタリア・トスカーナ専門コーディネイターのトスカーナ田舎暮らし

日常生活から仕事、イタリアの笑えない話など、人口1800人のド田舎から日々の生活を綴ります。

郷土色いろいろ!カーニバルのお菓子

息子たちが大きくなったので気に留めてませんでしたが・・・
すっかりカーニバルの時期に突入していました。
この時期のお菓子っていろいろあるんですが、地方で全然違ったり
同じものでも名前だけが違っててすごく面白い。

これぞフィレンツェのカーニヴァル菓子っていうのが
スキアチャータ・アッラ・フィオレンティーナ=フィレンツェ風スキアチャータ
うちはカーニヴァル関係なしに、オレンジが出てきたら頻繁に作ります。

schiacciata alla fiorentina アイキャッチ

生クリーム入りはもう禁断の域(爆)

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そして、フリッテッレ。
同じフリッテッレと呼んでも豚の脂が入ってたり(しかもお隣のエミリア・ロマーニャ)、
似たような形状=ボール状の揚げたものなのに、具が違ったりとか!
ここトスカーナでは、お米が入っています。
お米と言っても、レモンの皮のすりおろしと牛乳で煮たもの。
これ、重い&甘くなりがちなのですが、美味しいやつはホントにキケンで、
ポンポン口に放り込んでしまうのです。
先日マンマのレシピで砂糖控えめバージョンで作ったら、
美味しすぎて一気になくなってしまいました💦

CIMG0841


最後にチェンチ、小麦粉と水をベースとした生地を切って、揚げたもの。
これは全く同じものであっても、他州での名前のバリエーションがすごくて笑えます。
トスカーナではチェンチ=端切れとか雑巾の意味で、
端切れのように形が適当でOKってことだそうです。
聞いたことがあるのは、フラッペ(エミリア・ロマーニャ州)、
キャッケレ(ロンバルディア州)、ガラーニ(ヴェネト州)など。
これもポテチのようにパクパク食べてしまう危険性あり・・・
なんか全てが危険なカーニヴァルのお菓子!!

フリッテッレとチェンチについては、近日中にまたレシピをUPしますので、お楽しみに!
そしてこの時期にイタリアに来られる方は、スーパーのパン&お菓子カウンターや、パ
ン屋さん、お菓子屋さん、バール(カフェ)などでも売ってますので、
ぜひその地のカーニヴァル菓子を食べてみて下さいね。


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「パスタ=スパゲッティ」ではありません!

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いろんな所で、あまりに「パスタ=スパゲッティ」と勘違いしてるのを見るので
ちょっと(おせっかいですが)ここで解説しましよう!

パスタとは、小麦粉と水を練り合わせて作られた食品のこと
日本パスタ協会さんのサイトより引用

パスタは「肉」などと同じカテゴリー・相称であり、
それが牛なのか豚なのか鶏なのか?が、スパゲッティだったりペンネだったりするわけです。
日本パスタ協会さんのサイトによると、その数は500以上とか\(◎o◎)/!
郷土パスタも南北ずらりとあるし、うちの近辺でもその村だけのパスタとかあるらしいんで
ホント、もしかしたらそれより多いんちゃう?とも思うほど。

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まず、スパゲッティの数だけでも半端ないし

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ショートパスタも目がくらむくらいにある!
スーパーに普通に売ってるペンネだけでも、
ペンネ、メッザペンネ(長さが短い)、ペンネッテ(細い)、それの筋入りありなし、
とかあるし・・・商品棚ズラーーーっとパスタになってます。

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その他にも、トマトやホウレン草を使ったカラーパスタや

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形状でなく、粉の種類でも分かれます・・・普通に売ってるのは、普通のと、全粒粉くらいかな。

ちなみに一般家庭ではどれくらいの種類のパスタを常備してるの?
ですが・・・我が家の場合、出してみたら6つありました。

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左より、パッケリ、フェットゥッチーネ、トリポリ―二(スープ用のちっちゃいパスタ)、
スパゲッティ、ファルファッレ、半粒粉のペンネ・・・少ない時でも3種類はあるかな。
そして、たまにタリアテッレや詰め物系パスタを手作りします。

パスタといえば、私、おらが村のGAS(優良な生産者から直接購入する消費者グループ)の
パスタ係なんですが・・・約半年に1回のオーダーとはいえ、それがめちゃめちゃ大変。
だって、プライスリストがこれ・・・パスタの種類がスゴイんですもん。

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種類だけでなく、粉も普通の、半粒粉、全粒粉、スペルト小麦粉、古代種の粉などあり
また500g~のから、5キロのパックなどのサイズの種類もあり・・・
昨日集計して、オンラインで打ち込んでやっとオーダーを済ませました。
うちのガレージ前の坂が原因で納品が無理、となったため、
バビルの塔の納品がこなくなり、搬入や仕分けがなくなっただけ良しとしよう!



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超ワイルドな、毛付きの生ハム

先日マンマの家でランチした時、もらってきたもの・・・

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・・・毛!?

これ、イノシシの生ハムです。
義妹のお舅さんがハンターで、仕留めたイノシシを自ら生ハムを作ったそうで。
なんで毛を残したのかは謎ですが、なんともインパクト大な生ハムちゃん。

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肉は黒みのある赤で、真空パックを開けた時の香も
豚の生ハムと言うより、牛の生ハム・ブレザウラっぽい感じ。
肉が固そうなのもあって、ダンナにスライスしてもらいました。

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多少の癖はありますが、独特の味わいと強めの塩がたまらない~赤ワイン欲しい~!!

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イノシシ肉大好きな長男も、超お気に入り!
開けた翌日から、学校のおやつにこの生ハムのパニーノ持参しています(笑)


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世界遺産・マントヴァの名産品は「かぼちゃ」

イタリア(少なくともフィレンツェ近郊)で売ってるかぼちゃって・・・

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分かりにくいですが、皮がオレンジで薄め、そしてデカい。
丸ごとや半分でも売れないほどデカいから?こうして切って売ってあります。
これ、イタリア人はどうやって食べてるんだろうか!?ってくらい、美味しくない。
ホクホクさが全くないし、繊維質だし、全然甘くないし。
が、これはちょっと別、マントヴァかぼちゃ。

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見た目からして、日本でよく見るカボチャと似ているでしょう?
マントヴァはロンバルディア州(州都:ミラノ)の町で、
近郊のサッビオネータとともに世界遺産に選ばれています

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私たちは2013年秋に訪れましたが、本当に端正な美しい町!

そこの特産物であるのが、このマントヴァかぼちゃ=zucca mantovanaなのです。
本場ではこんなにゴロゴロ売ってましたが、

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この近辺では大きいスーパーに行かないと売ってないので、
見つけたらついつい買ってしまいます。
友人情報によると、「HOKKAIDO」という日本のかぼちゃも売ってる店があるらしいですが、
私はまだ見たことがありません・・・

マントヴァかぼちゃ、切ったらこんな感じ。

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マントヴァの名物料理は、このかぼちゃのトルテッリ。
パスタの中に、このかぼちゃのペーストが入っています。

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切った写真がなかったのですが💦、中はオレンジで、ほんのり甘く。
シンプルでバターとチーズで食べます。

では、うちではどういう食べ方をしたかって?
インスタFBページをフォローして下さってる方にはバレバレですが
明日、またレシピと共に公開しますね。


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あるブログ記事を読んで・・・土鍋で米を炊いてみた!

先日、FBでこんな記事を発見。

レンジいらず!土鍋で炊いたご飯を翌日も美味しく食べるコツ


かなり前ですが日本から土鍋を持ってきていますが、使うのは冬の鍋料理のみ。
ご飯を土鍋で炊くと美味しいと知ってましたが、
なんだか面倒くさい印象があったんですね。
なんせ私の日々の料理は、
「簡単で美味しい」
が鉄則なもので(笑)

記事の中で一番衝撃的だったのが

「翌日土鍋を残ったご飯が入ったまま火にかけて温める。」

電子レンジできるだけ使いたくないので、
炊飯器で炊いたお米も1時間くらい前から保温機能で温めている私。
でもこれやったら、もっと楽やし、土鍋には水分も残っているので、
温めなおしでもパサパサにならなさそう。
しかも、一度炊いたご飯の残りでは足りないのでまた炊く場合、
残ったご飯も炊き終わった蒸らし時間の時にその上に放り込むだけでOK
らしい。

ナニそれーーー\(◎o◎)/!!!!

てことで、やってみました。
水分量とか忘れたので、いつもの白ごはん.com のレシピで炊いてみました。
(このサイトめちゃ丁寧で、冨田さんの人柄も出ていて大好き!)

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まずは長男との昼ご飯(いつも和食)に2合炊く。
もちろん、こないだ頂いた新米💛

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今日のランチは、豚肉の生姜焼きとキンピラごぼう、麩とネギの味噌汁。
・・・なんか全部茶色やけど・・・

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ご飯つやっつや!!

そして残ったご飯は今晩の夕飯・・・
下が少しくっついてたので、ちょっとだけ水をふりかけて、
蓋をして弱火で10分くらい・・・ちゃんと温まってるし!
コツ?は、ひっくり返して同分置くと、全体的にさらによく温まります。
・・・これで、もう炊飯器生活には戻れないかも?笑。
キッチンに土鍋出しっぱなし状態に突入かも?笑。

さあらさん、めちゃ役立つ情報ありがとうございました~(^_-)-☆
幸せと笑顔を運ぶ難病持ちの理学療法士&アクティブカラーセラピスト
さあらのブログ


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くみこ

フィレンツェ郊外の田舎にダンナ&息子2人で暮らす。通訳・翻訳、トスカーナ専門のコーディネイター・ライターの仕事をしつつ、愛着を持つトスカーナの田舎や小さな村、イベント、郷土料理レシピなどを発信・個人旅行の提案を行うサイト・トスカーナ自由自在を運営。
デカい・黒い・よくしゃべるので、日本人には見られないコテコテ関西人。

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