イタリア・トスカーナ専門コーディネイターのトスカーナ田舎暮らし

日常生活から仕事、イタリアの笑えない話など、人口1800人のド田舎から日々の生活を綴ります。

パンフォルテ を含む記事

イタリアでは、元旦には何を食べる?

昨日の元旦のFBの投稿:

これからマンマ宅で正月ランチですが、
 皆さんのおせちとかお雑煮とかを見てると
 イタリアンはもう食べたくない(苦笑)


に、イタリアでは正月何食べるんですか?と質問を頂いたので、
ブログのネタにしてお答えします=3=3=3

ぶっちゃけ、イタリアでは大晦日の夕食=CENONE
CENAに拡大辞のーONEがつく、大晩餐会(笑)が繰り広げられるので
一般的に元旦は地味~に食べるところが多いのでは?
なんせ、21時くらいから開始して、年明けまで食べ続けますからね💦
こんな感じ・・・ね、翌日何も食べたくないの、分かるでしょ?爆

チェノーネをしなかった場合、
まぁ家族でいつもよりちょっと豪華な食事、という感じでしょうか・・・。
我が家はマンマ宅でのランチだったのですが

IMG_1434

まずお決まり?のいろんなクロスティーニ。
日々の食事でも、こんな特別な日でも、トスカーナでレバーパテは必須!!
あとはトンナータというツナのクリームパテに、バター&サーモン。
シーフードサラダとペペロナータ(パプリカの炒め煮)。

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パスタはタリアテッレに、鴨のラグー・オレンジ風味
・・・いつもなら普通のミートソースが鴨、っていうのがちょっと特別✨

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そしてメインはローストビーフとゴッビのトマトソース。
ゴッボはカルド、とも言う冬の野菜。見た感じ、セロリに似ていますが
生では食べず、煮たり、揚げたり、スフォルマート(フラン)にしたり。
下ごしらえ(灰汁がスゴイ出るし)が結構大変なので私は1回しか買ったことないですが💦
今は亡き舅の大好きな一品でした。
下茹でして、衣をつけて揚げて、トマトソースで煮込んであります。

そして!!正月らしいもんが出てきました!
・・・て言うのも、実は私も初めて知ったのですが、
正月にブドウを食べると縁起が良いそうです・・・めちゃ季節外れやのに!

IMG_1439

ブドウは豊かさのシンボルで、古いことわざでは
「正月にブドウを食べると、その1年はお金を数え続ける」とあるそう。
また、スペインの伝統では、元旦の0時に教会の鐘が12つ鳴る間に
ブドウを12粒食べると運が良い、とあるそうです。

最後にデザートもありますが、まぁこれはクリスマスから引き続き、
パネットーネパンド―ロリッチャレッリカヴァルッチョパンフォルテなどなど
(後者3つはシエナの銘菓です)

イタリアはすんごく地方差があるので、ホントは
「イタリアでは」っていうのはあまり適切ではないかも・・・
他の地方では、その地ならではのお正月の料理があるかも?
何かご存じの方は、教えて下さいねー。


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トスカーナ料理ランチ会のメニュー&食材解説~ドルチェ編

先日のイベントのメニュー&食材解説、前菜編1プリモ編1
セコンド&付け合わせ編に続き、今回は最後のドルチェ(スイーツ)編です!

【ドルチェ3種盛り合わせ】

DSC_0096

通常、ピティリアーノさんで出されるのが下記2つ。

トッツェッティ
こちらも、オーナーシェフの小林さんから初めて聞いた名前のドルチェ。
しかし、見た目はカントゥッチ??
違いを小林さんに聞いてみると、小林さんが勤めていたマレンマのお店で聞いたのは
カントゥッチがバター使用に対し、トッツェッティはオリーブオイル使用。
ネット調べてみると、カントゥッチがアーモンド使用に対し、
トッツェッティはヘーゼルナッツやドライフルーツを使用。
カントゥッチも最近チョコ入りやピスタチオ入りなどバリエーションも多いので
基本的に同じものと言っても良いと思いますが、
カントゥッチはトスカーナのフィレンツェ~シエナくらいまで
トッツェッティはラツィオ州やウンブリア州の呼び名だそうなので、
隣接しているマレンマはこの呼び名なんだと思います。

バーチョ・ディ・ダーマ
半球の2つの生地を唇に見立てて「貴婦人のキス」という名前のついたお菓子。
ピエモンテ・トルトーナで100年以上前に生まれたお菓子ですが、
1906年のミラノの展示会で金賞を受賞したことから、世界的にも有名になったそうです。
生地にはピエモンテ特産のヘーゼルナッツ粉が入っており、
間にはチョコレートが挟んであります。

パンフォルテ
そして、イタリアからもってきたのがこちらのパンフォルテ。

IMG_5502

現地から何かお菓子を・・・と、他のシエナ銘菓の
リッチャレッリ(アーモンド粉のソフトビスケットに粉砂糖がかかったもの)、
カヴァルッチ(ドライフルーツとアニス・シナモンなどが入ったビスケット)
と迷いましたが、一番クセのあるパンフォルテを敢えて持ってきました。
理由は、ピティリアーノさんで出す他の2品が焼き菓子だったこと、
そして、3つの中でも一番食べられなさそうだったことと
好き嫌いが分かれるので、お客様の反応が見たかったこと(笑)

パンフォルテはアーモンドやドライフルーツをハチミツベースの生地でかため
そのねっとりとした食感と、スパイスが特徴。
その歴史は古く、1000年頃~貴族や裕福な商人に好まれたお菓子だったそうです。
今ではリッチャレッリ、カヴァルッチと共に、トスカーナのクリスマス菓子となっていますが
シエナでは通年、老舗のNANNINIはじめ、たくさんのお店で売られています。
ばーちゃんの村ではパンフォルテ投げゲームもクリスマスのイベントとなっています。

イタリア料理は日本でもかなりポピュラーになっていますが、
州ごと、下手すると町ごとにも特色のあるので、「イタリア料理」ではなく
旅行に行かれたら、ぜひその土地の郷土料理を食べてみてください。
そしてトスカーナ料理、いや、マレンマ料理が食べたくなったら
ピティリアーノさんへGOOO!です(笑)

来年はまた別のゾーンをテーマとして、違うメニューで
イベントを開催したいと思っていますので、
今年来られなかった方は、ぜひ来年の5月末くらいの告知を楽しみにしていてください!


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6月30日のイベントのメニューのこだわりは・・・

あと3日に迫ってきました!
6月30日のイベントのメニューのこだわりは・・・・

全部です!! いや、ホンマに。

元々、マレンマのレストランで1年修行をしてきたオーナーシェフ・小林さんの
マレンマ&トスカーナにこだわったメニューをベースにしているから。
今回のテーマはマレンマではなくオルチャ渓谷ですが、
隣接しているだけに、オルチャでもお馴染みのメニューが多いのです。

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たとえば、「ピチ」。
これはシエナの代表的パスタとして、トスカーナ南部で食べられます。
これをアリオーネと呼ばれる、ニンニクのきいたトマトソースで!


もう1品のプリモを、パンツァネッラにするか迷ったのですが・・・
敢えてレアな、そしてこれぞ真の郷土料理!という「アックア・コッタ」にしてみました!

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トスカーナの郷土料理といえば、リボッリータ
これも余った野菜や固くなったパンを利用した「Piatti poveri=貧しい料理」なのですが
アックア・コッタは、「煮た水」と呼ばれるように、豆も黒キャベツも入らない、
玉ねぎや人参などのベースとなる野菜に固くなったパンを煮て、
最後に唯一のぜいたく、卵を入れたものです。
私は、10年以上前にオルチャのばーちゃんの家で食べたのが最初、それもそのはず、
まさに貧しい農家の9人兄弟で学校も行かずに家業を手伝い、ずっと食べていた料理なのです。
そんな思い出のこの品、小林さんの働いてたレストランでも出していたという事で
ピティリアーノさんの定番メニューになっています。

ネタバレになってしまいますが、サラミ類も敢えてレアなコテコテなもの、
シエナ特産豚のチンタ・セネーゼを使ったものなど、
羊のチーズやトスカーナパン、そしてスイーツも小林さんの手作り!と、
こだわりは隅々にまで・・・

そして!!

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私が持ち込んできた、おらが村ゾーンの食材たち!!

(左上から右、左下、右の順で)
農業組合フォルテートの熟成ペコリーノチーズ、
オーガニックの栗のはちみつ
おらが村のオーガニック・オリーブオイル(2016年産)
そしてシエナの銘菓の中から、敢えて好みの別れるパンフォルテを。

これらの食材を、小林さんがどのように出して下さるか?
皆さんの反応は?
私も当日がとても楽しみです!


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家族でパンフォルテ投げ

ピアンカスタニャイオ から帰った後は、まだまだ前日ランチの残りもの消化ランチ だから作りすぎなんやってば(苦笑) 。そして、一休みしたら、家族でゲーム!

さて、皆が注目する、宙を舞う物体はなんでしょう・・・?

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これはシエナの銘菓の1つで、クリスマスなどのお祝で食べるパンフォルテ。シエナやシエナ県の町や村では、このパンフォルテを投げて競うゲームをよくするそうで、今回、我が家もやってみました。生粋シエナ県人のばーちゃんは高齢のため参加せず、マンマ&義妹彼氏=シエナ県人、ダンナ&義妹=フィレンツェ人、私=日本人、長男&次男=日伊ハーフ、このメンバーでゲーム開始!経験と血筋から言って、優勝候補は義妹彼氏か、やはりマンマか・・・?

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大人はこの位置から、子供たちは戸棚の前からパンフォルテを投げて、テーブル一番奥までパンフォルテが残った人が勝ち。

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向こう側に落ちたら失格、落ちずにはみ出した方がはみ出した分だけ勝ち!5回やって、圧倒的な強さで勝ったのは・・・私 (^O^)/ !! ・・・で、認めたくないトスカーナ人たちはあと5回やろう!と延長したものの、結局10回中勝ったのは私6回、義妹彼氏3回、マンマ1回と、やっぱりワタクシの圧倒的勝利で幕を閉じました!

その後はもちろん、パッケージを開けてパンフォルテでおやつ。

CIMG0341

パンフォルテはフルーツの砂糖漬け、アーモンドをはちみつなどで練り固めたものですが、香辛料も入っていて、ちょっとクセのある味とねっとりとした食感。中世のレシピが今も受け継がれているそうです。私は控えめに小さく、これが好物なマンマは大き目に(笑)。このお菓子を見るたび、これがホントに大好きだった舅の嬉しそうな顔を思い出します。

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その後は森とばーちゃん村を散歩。

翌日帰宅し、3泊4日のクリスマス滞在も終了・・・毎年同じようなもんですが、こうして家族でゆったり過ごすのがやっぱりクリスマスなんやなぁ~と改めて思った、イタリアで14度目のクリスマスでした。
Profilo

くみこ

フィレンツェ郊外の田舎にダンナ&息子2人で暮らす。通訳・翻訳、トスカーナ専門のコーディネイター・ライターの仕事をしつつ、愛着を持つトスカーナの田舎や小さな村、イベント、郷土料理レシピなどを発信・個人旅行の提案を行うサイト・トスカーナ自由自在を運営。
デカい・黒い・よくしゃべるので、日本人には見られないコテコテ関西人。

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