イタリア・トスカーナ専門コーディネイターのトスカーナ田舎暮らし

日常生活から仕事、イタリアの笑えない話など、人口1800人のド田舎から日々の生活を綴ります。

絶景

どうしてモニターツアーをしようと思ったのか

ブログで募集していた
「フィレンツェからバスで行く、サンジミニャーノ&コッレ・ヴァル・デルザ」

IMG_1832

先週、無事に行うことができました!
ご参加の4名様、お付き合いありがとうございました~!
しかし、そもそも、どうして私がモニターツアーをしようと思ったのか?
を書いてみたいと思います。

サイト改訂での新ページ、1日ツアープログラムを作る際に・・・
◎ 行ったことはあるけど、見所で写真がないものがあるので撮影が必要
◎ 車でしか行ったことないので、バスで実際に行ってみることが必要
◎ ツアー内の場所は1つずつでしか行ったことないので、時間配分の確認が必要
◎ 全体的にツアーとして良いものか確認が必要


ま、ツアーとして提案するからには、細かい検証がいるな、と思ったわけです。

IMG_1864

で、どうせ行くのなら・・・
◎ 誰かと行った方が楽しい?
◎ 行きたいけど交通機関の不安などで行けない人いてるよな?
◎ どうせ私は1人でも行くんだから、アテンド無料にしても同じことやしな?
◎ 写真も人がいる方がツアーとしては見栄えするし、協力してもらえばええか!?
◎ あとでツアーの感想も聞けるし、エエ事だらけやん!?


となりました(笑)

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で、実際どうだったかというと・・・
バスの時間&乗り換え&乗るバス停・降りるバス停も完璧に分かったし
予定よりも様子を見ながらタイムテーブルは変えることにしたし
これでちゃんと私も納得した上で新サイトに出すことができます!
何気にサン・ジミニャーノの塔は15年ぶり、ドゥオモには初めて入り、
私もめちゃくちゃ楽しかったです♪

あともう1つ、まだ募集中のモニターツアーは

フィレンツェから電車で行く、ピストイア&プラート


可能日は水・木・金ですので、先着の1組限定になっています。
まずは希望日をご連絡下さいね。


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あの1枚を撮るために・・・小さな村をグルグルグル

私は旅系のFBページにいいね!をたくさんしてるので、
素敵な場所の写真がタイムラインにダダ―っと流れてくるのですが、
その写真で、「ここーーー!!ここに行きたい!!」
となるんですね。
小さな村に行きたい!って思わせるのは、路地や広場、看板なんかもあるけれど
一番はやっぱり、その全体のたたずまいだったりします。

数年前、アンギアーリに行きたい!となったのは、この写真
(このサイトのかどうか分かりませんが、このアングルです)
今回の訪問では時間があったので、このアングルを探してぐるぐる歩き回りました。

下りたバス停からの全景はこちら・・・前に家族で来た時に通って何枚も撮影したので
私にはお馴染みのアングルです。これはこれで素敵だけれど。

IMG_1183

ちなみに、訪問先企業のお部屋からは、こんな風に見えます。

IMG_1012

いいなぁ、こんな職場(笑)

あの写真はもっと高い場所から、と予想していた方向で上れる場所に行くも、
柵や木があって見えなかったり、せっかく上ったのにぃ~とがっくし・・・
それを数回繰り返し、汗かきつつも、おお、これかも?の場所を発見。

IMG_1097

でもまだ低いよな~。
アングル的には近いので、これより高いところ・・・坂を発見!
そして上って撮影したのが、これ。

IMG_1098

おお~これちゃうの!?と感激したのもつかの間、
電線がぁぁぁ・・・皆さん、画像処理で消してるのかなぁ?
そしてやっぱり、まだ若干低いよなぁ・・・

その後、時間切れにつき、完璧な写真は撮れなかったのだけど、
おかげで村中を歩き回って楽しかったし、写真もたくさん撮ることができて
けっこう満足して帰りました・・・が!結局最後に見つけてしまったんです。
ほんの一瞬ですが、バスの車窓から、あの写真と全く同じ風景を!!!!
車窓撮影が結構得意な私ですが、さすがに間に合わなかった(涙)
これでまた、アンギアーリ・リベンジの理由ができてしまいました💦


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自分の写真はどう映る?「感性を伝え合う!フォトシェア会」に参加して

今回ZOOMで参加したイベントは、「感性を伝え合う!フォトシェア会」
フォトディレクターの森友亜さんフォトグラファーの井之上淳子さん主催。

ー自分の写真は他の人から見たらどのような印象なのか?
ー写真を見ながら感じたことをお互いに自由に伝える
ー感性はみんな違うので、その違いを楽しむ

ルールは「ノージャッジ」のみ。

私は写真撮るの好きだし、私を知らない人が私の写真をどう見るのか?
聞いてみたいなぁというのもあり、友亜さんともFBで知り合ったばかり、
他の人は全くつながってない方たちばかりだったのですが、思い切って参加してみました。
日本は夜開催!だったわけですが、私は時差もあり午後開催(笑)

写真3枚を前日までに主催者に送る、のですが、
この膨大な写真の中から、テーマ自由で何を送ろう?と悩んだのがこの3枚。
私が写真を撮るメインの3つのテーマから1枚づつ、お気に入り選びました。

1)子供
15-3

2011年の写真、まだまだ小さい、かわいい💛
これは今でもそうなんですが、「写真撮るよ~」「止まって~」「笑って~」
と決めて撮ってもなかなか良い写真って撮れないもの。
この時も「並んで~」「止まって~」「いや歩いてみて~」などと
友人であるこの女の子のお母さんと指示を出しまくったのですが、まぁうまくいかないこと。
もうどうでもええわ~好きにして~!という中、
動いている時に連写して大量に撮った中にあった、奇跡の写真!
子供や動物のイキイキとした表情、その瞬間を切り取る難しさと
できた時の快感がたまりませんよね~。

ちなみに場所は、モンタルチーノのブルネッロのワイナリーです。

2)小さな村

IMG_0559

小さな村の写真も、子供のに劣らずアホほどあるのですが、最近のお気に入りの1枚を。
小さな村って村の通りとか広場を漠然と撮っても、その良さがあまり伝わらないんですよね。
(それは私の腕のせいかもしれないけれど💦)
先日ラディコーファニに行ってプラート門を撮ろうとした時にこの看板に目がいって
本当はセンターにアーチがくるはずが、アーチは少し切れて、
看板が右上に入る構図となりました。
ハッキリ言ってこれは私ってバレバレだったかもしれませんが
私が普段見慣れたトスカーナの小さな町を「素敵ー!行きたい!」と言ってもらって
まさにそう思ってもらうために試行錯誤してる身としては嬉しい限りでした。

3)自然

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これは10月にばーちゃん村のチェルビー二宮で撮影したお気に入り。
紅葉の美しさ+ハート形になっているのが萌え~だったのですが
コンデジのカメラより、この日はスマホでの撮影の方がキレイに撮れました。
私は撮影した本人なので、どういう場所が分かりますが、
「これは何で空洞なんですか?」「中はどうなってるんですか?」
というシュチュエーションの疑問とか、
「中に顔が見えません!?」とかちょっと怖い?感想まで。

私の参加目的だった、「自分の写真がどういう印象を与えるのか」
を知ることができたのはもちろん、他の方の写真を見ながら
顔(目や表情)が見えないと余計にいろんな解釈(感じ方)がある!とか
撮影者の普段の何気ないシーンが、他人の記憶をフラッシュバックさせる!とか
面白い発見もいろいろありました。

そしてナント!最後の方に感想を話しているときに、次回開催も決定しました
今度はテーマありで!・・・ということで、興味のある方は一緒に参加しましょう。
ZOOMがあれば世界どこにいても大丈夫!残席は2だそうですよ。


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世界遺産「オルチャ渓谷」で一番シブい村は、やっぱりラディコーファニ

今回のグループのお客様の日程の中で、一番あーでもない、こーでもない
となったのがこの日=ハイヤーで南トスカーナを周る1日。
なんせ7人グループなので、リーダーの方と相談して提案→グループで意見を聞く、
の繰り返しだったのですが、最終的には「マイナーで、車でしか行けないところ」に。
オルチャ初めての方もいましたが、王道のピエンツァやモンタルチーノは避け
オルチャ渓谷ではラディコーファニ、それからアッバディア・サン・サルヴァトーレ
最後にモンテプルチャーノを周る案に決定!

「オルチャ渓谷の絶景を見る」が一番の目的でもあったので、
問題はラディコーファニの要塞が開いているかどうか。
開いてなければ通年要塞が開いているモンタルチーノの代案はあったのですが
ラディコーファニの要塞に確認すると、結局、本当は休みだったのに
私たちのために開けてくれることになりました!!

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遠くからぽっかり浮かぶ村と要塞が見えてくると、皆さんのテンションも上がります。
そして、まずはメインイベント?の塔へ登り・・・

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これこれこれ!!
眼下に見えるラディコーファニの村と、オルチャ渓谷の絶景!!
あいにく天気は曇りでしたが、雨が降らなかっただけヨシとしましょう。

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それから、村を散策。
メインの広場から、中心の通りを門に向かって下っていきます。

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石造りの路地、そこから見えるアーチ、玄関の古い扉・・・人もまばらで
童話の世界に入ったような錯覚に陥ります。

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ピエンツァは単独で世界遺産になっただけあり、村も美しいのですが
町並みは同じように童話のようでも、いかんせん観光客が多く、
日本の団体ツアーの方も押し寄せるほど。そういうのが興ざめしてしまう方は、
ラディコーファニのようなマイナーな村をおススメします。

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店先のちょっとしたお土産も可愛らしい。

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これはローマへ続く道に向かって開いている、ローマ門。看板がシブいっ!!
なんとも味があって、オルチャの他の村にも全くひけを取りません。

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猫も多くて、猫好きさんにも満足して頂けます(笑)

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立派な大聖堂や宮殿、お土産物屋さんもほとんどないけれど、
地元の肉屋さん、パン屋さん、文房具屋さんなどが点々とあり、
生活感が普通に感じられるのも大きな魅力。
私たちを見て「団体さんだ!」とばかりに張り切って声かけてきた
食材屋さんのおばちゃんも愛らしかったです(笑)

と言う訳で、私個人的にオルチャではイチオシのラディコーファニですが
オルチャ渓谷ってそもそもどこを指すの?どんな町があるの?と思われる方は、
オルチャ渓谷のまとめを「たびねす」にて記事にしていますので、ぜひご覧ください。
あの風景はどこにある?世界遺産「オルチャ渓谷」攻略ガイド

簡単に私が目的別でおススメするならば
王道ならピエンツァ、ワイン好きならモンタルチーノ
要塞に上って絶景を見たければ、春~秋ならロッカ・ドルチャラディコーファ二
冬なら通年開いているモンタルチーノカンピリア・ドルチャ
小さな村ならバーニョ・ヴィニョーニロッカ・ドルチャラディコーファニ
温泉・スパならバーニョ・ヴィニョーニサン・フィリッポ
それでもどこに行くか、時間はどれくらいとったらよいのか?悩んでしまう方は、
コーディネイト&ハイヤー手配を承りますので、ぜひお問合せ下さいね。


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もう1つのチンクエテッレの絶景は、ブドウ畑!

マナローラのワイナリーは、残念ながらオーナーが急病のため
作業人のお兄ちゃんの必要最低限の説明だけで終わってしまいましたが
こちらはボルゲリ以上に、ブドウの種類、ワインの種類ももちろん違っていました。
そして、何より違うのはブドウ畑。
海沿いにあるブドウ畑ってあまり見ないし、何より、
この断崖絶壁の村のどこにブドウ畑があるのかっていうと・・・

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こんな急斜面です(これはマナローラ⇔ヴェルナッツァの山側の車道)

IMG_9363-1

アップにしてみるとこんな感じ・・・急斜面にブドウ畑が張り付いています。
昔の収穫は大きな籠を頭にのせて行っていましたが
現在はこの急斜面にトロッコが走っており、作業を効率化させています。

ヴェルナッツァの海からも、こんな風に見えてます。

IMG_9366

チンクエテッレ観光だと、ついつい村の姿と海に目がいってしまいますが
山肌にへばりついているようなブドウ畑にも、ぜひ目を向けてみてください。
特に8月後半~は、収穫の様子が見られるかもしれませんよ。


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くみこ

フィレンツェ郊外の田舎にダンナ&息子2人で暮らす。通訳・翻訳、トスカーナ専門のコーディネイター・ライターの仕事をしつつ、愛着を持つトスカーナの田舎や小さな村、イベント、郷土料理レシピなどを発信・個人旅行の提案を行うサイト・トスカーナ自由自在を運営。
デカい・黒い・よくしゃべるので、日本人には見られないコテコテ関西人。

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