イタリア・トスカーナ専門コーディネイターのトスカーナ田舎暮らし

日常生活から仕事、イタリアの笑えない話など、人口1800人のド田舎から日々の生活を綴ります。

オリーブオイル

日本で簡単に再現できる、定番トスカーナ料理とは?

こないだイベントでも出ていた・・・それは、こちら!

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レバーパテのクロスティーニ ♥ 写真右奥!!!
写真はブルスケッタがメインになってしまった💦

上記のレシピで材料を見て頂くと分かるのですが
基本、日本で簡単に手に入る材料ばかり。
(一番難しいのがケッパーですが、入らなくても大丈夫)
そして作り方も簡単だし、保存もきくので重宝する一品です。

先日これを、自宅に招いて頂いたラファエラさんのお宅で作りました!
ケッパー、アンチョビ、オリーブオイルはイタリアから持ってきたものを。

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もちろんおらが村のオリーブオイルをしっかり味わって頂くため、オイルのみも!

そしてラファさんご主人の華麗なる料理も味わい、素敵な時を過ごしました。

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図々しく子連れでお邪魔したにも関わらず、FBで見ていた夢のご主人ディナー!
ぜ~んぶ美味しかったけど、〆のキーマカレーがもう美味しくて、美味しくて・・・
そしてフルーツのピックまでもがバラ!てのがいかにもラファさん(笑)
食べ過ぎ、そしてしゃべり過ぎの幸せな時間をありがとうございました♥

クロスティーニ、簡単なのでぜひご家庭でもやってみてくださいね!

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トスカーナ料理ランチ会のメニュー&食材解説~前菜編・2、クロスティーニ&ブルスケッタ

先日のイベントのメニュー詳細、
前菜編・1~サルーミ&チーズにつづいては、こちら!

【前菜2・クロスティーニ&ブルスケッタ】


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クロスティーニは、パン(そのままか、軽くトーストしたもの)に
いろんな種類のパテや野菜・豆などをのせた、トスカーナの前菜です。
豆や黒キャベツなどはまさにトスカーナならではのクロスティーニ
バター&サーモンやアンチョビなど、具は何でもOK。

ピティリアーノさんではいろんなクロスティーニがありますが、今回はこの2つ

レバーパテのクロスティーニ
これはクロスティーニの定番中の定番ですが、
私がいつも作る&食べるのは、鶏のレバー・・・が!
ピティリアーノさんでは仔羊のレバーに、その他の臓物も入ったマレンマバージョン!
いつも食べてるクロスティーニなんですが、ちょっと違う味で新鮮でした。
ちなみに、トスカーナでは、その色から
「クロスティーニ・ネーリ(黒のクロスティーニ)」とも呼ばれます。

バッカラとボッタルガのクロスティーニ

私の中ではバッカラのパテというとヴェネツィアなのですが
なんと!マレンマでもよく食べるそうなんです~初耳!
ボッタルガもマレンマの町・オルベテッロのものが有名だそうで
同じトスカーナと言ってもホント、知らないことが多いと痛感しました。

オリーブオイルのみ

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おらが村のオーガニック・オリーブオイルを存分に味わって頂きました!
イタリアでは、特にトスカーナでは新オイルが出た時はもちろん、
普段の生活でも「お腹がすいたらパンにオリーブオイル」が定番なんですよ。

トマトのブルスケッタ
こちらはトスカーナはもちろん、おそらくイタリア全土で定番の料理。
トマト(種類は何でもOK)、バジル、にんにくのみじん切りを
オリーブオイル、塩で味付けしてトーストしたパンにのせて食べます。

こちらもオリーブオイル以外はいつでもピティリアーノさんで食べられますので
気になった方は、ぜひ!


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6月30日のイベントのメニューのこだわりは・・・

あと3日に迫ってきました!
6月30日のイベントのメニューのこだわりは・・・・

全部です!! いや、ホンマに。

元々、マレンマのレストランで1年修行をしてきたオーナーシェフ・小林さんの
マレンマ&トスカーナにこだわったメニューをベースにしているから。
今回のテーマはマレンマではなくオルチャ渓谷ですが、
隣接しているだけに、オルチャでもお馴染みのメニューが多いのです。

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たとえば、「ピチ」。
これはシエナの代表的パスタとして、トスカーナ南部で食べられます。
これをアリオーネと呼ばれる、ニンニクのきいたトマトソースで!


もう1品のプリモを、パンツァネッラにするか迷ったのですが・・・
敢えてレアな、そしてこれぞ真の郷土料理!という「アックア・コッタ」にしてみました!

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トスカーナの郷土料理といえば、リボッリータ
これも余った野菜や固くなったパンを利用した「Piatti poveri=貧しい料理」なのですが
アックア・コッタは、「煮た水」と呼ばれるように、豆も黒キャベツも入らない、
玉ねぎや人参などのベースとなる野菜に固くなったパンを煮て、
最後に唯一のぜいたく、卵を入れたものです。
私は、10年以上前にオルチャのばーちゃんの家で食べたのが最初、それもそのはず、
まさに貧しい農家の9人兄弟で学校も行かずに家業を手伝い、ずっと食べていた料理なのです。
そんな思い出のこの品、小林さんの働いてたレストランでも出していたという事で
ピティリアーノさんの定番メニューになっています。

ネタバレになってしまいますが、サラミ類も敢えてレアなコテコテなもの、
シエナ特産豚のチンタ・セネーゼを使ったものなど、
羊のチーズやトスカーナパン、そしてスイーツも小林さんの手作り!と、
こだわりは隅々にまで・・・

そして!!

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私が持ち込んできた、おらが村ゾーンの食材たち!!

(左上から右、左下、右の順で)
農業組合フォルテートの熟成ペコリーノチーズ、
オーガニックの栗のはちみつ
おらが村のオーガニック・オリーブオイル(2016年産)
そしてシエナの銘菓の中から、敢えて好みの別れるパンフォルテを。

これらの食材を、小林さんがどのように出して下さるか?
皆さんの反応は?
私も当日がとても楽しみです!


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私の胃袋は半分イタリアンになっている

リヨンにきて4日・・・イタリア料理が恋しい!
我が家では平均的イタリア家庭から比べると、
パスタは2日に1回と少ない方だと思うけど、
ま~今、かなりパスタが食べたくて食べたくてしょうがない!
そして、オリーブオイルを使った料理を全然食べてない!
隣国でローマからたったの1時間20分なのに、
けっこう食文化が違うんんやなぁ~と痛感しております(^o^;)
帰国日の夜は、シンプルにトマトソースのパスタと
フェットゥンタ(塩とオリーブオイルをたっぷりかけたパン)と決めてます!


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オリーブオイルの搾油は今だけ。おらが村へ急げ!笑

昨日、今年のオリーブの出来はイマイチと書きましたが、
量はおそらく少ないにしろ、おらが村の搾油所はフル稼働中!
おらが村と周辺の一般家庭の人中心に、収穫済んだ人が運び込んできます。
イタリアの田舎に住むと、一般家庭でも100本前後のオリーブ畑を所有、
というのはザラ・・・家族や時に友人総出で収穫を行うんですよ。

今週お客様と見学に来た時も、オリーブの搬入から投入・・・動画はこちら

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このトラックの下が量りになっていて、投入前後の差でオリーブの重さを量ります。
(搾油は100キロにつきいくら、という料金体系だそうです)

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これはオリーブを投入後の車の重さ、確かこの方のオリーブ量は298キロ!
実からオイルになるのは16%程度なので、だいたい48キロのオイルができる換算に。

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それから中に入り、葉と実を分け、洗浄・・・動画はこちら
昔オリーブオイル専門店でアルバイト経験があり、
今回もこれが目当てでおらが村に来てくださったお客様、食いつきがハンパない!

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御影石の石臼は1つ800キロ、この中に約300キロのオリーブが入り、
約40分間、ゴロゴロゴロゴロ、とつぶしてペースト状にしていきます・・・動画はこちら

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できたペーストを塗ったディスクを圧縮機でギューーー!!・・・動画はこちら

そこで出てきた液体は・・・見た目「汚水」ですが
遠心分離機の中で水とオイルとに分けられます。

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このオリーブオイルの色!!に、お客様はもちろん、何回も見てる私も大興奮 ⤴

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「オレのオイル、スゴイだろ?」おっさんのオイル談義にも花が咲きます。
搾油以外でも、イタリアンおっさんをたくさん間近に見られるのも、
この搾油所見学の大きなポイントです(笑)・・・動画はこちら

しぼりたてを味見してみたい・・・と、イタリア語学習中のお客様は、

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自らおっさんに交渉!もちろん、おっさんは嬉しそうに2つ返事でOK!!

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そしてもらったオイルが右、左上は搾取所経営の農家のもの、
こちらも今年の新オイルですが、瓶詰して数日経ってるので少し色味が落ちています。

1から全てみられる昔ながらの製法の搾取所は本当にわずか、
そして作業が見られるのは10月末~12月上旬の1か月強の間だけ。
先日お越しいただいたお客様から、
「ピサに行くのをやめて搾油所を見に来てよかった!
 フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノと観光地を行きましたが、おらが村が1番」 

とまで言って頂いた、この搾油所見学・・・
それは真実なのか?たまたまこの方だけななのか?(笑)
それを確かめに、ぜひおらが村へお越しください💛 

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Profilo

くみこ

フィレンツェ郊外の田舎にダンナ&息子2人で暮らす。通訳・翻訳、トスカーナ専門のコーディネイター・ライターの仕事をしつつ、愛着を持つトスカーナの田舎や小さな村、イベント、郷土料理レシピなどを発信・個人旅行の提案を行うサイト・トスカーナ自由自在を運営。
デカい・黒い・よくしゃべるので、日本人には見られないコテコテ関西人。

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