イタリア・トスカーナ専門コーディネイターのトスカーナ田舎暮らし

日常生活から仕事、イタリアの笑えない話など、人口1800人のド田舎から日々の生活を綴ります。

オーガニック

トスカーナで料理教室、どこで?誰とやる?

トスカーナ自由自在で紹介している料理レッスンは、を現在6つになりました。
分かりやすいようにまとめまてみましたので、参考にしてみてくださいね。

1) おらが村の休暇の家 → ダニエーラの森の家
【場所】 フィレンツェ北の山ン中、フィレンツェから直通電車+車で合計約1時間15分、
     休暇の家からダニエーラ宅までは30分程度のトレッキング(帰りは車送迎)
【開催最低人数】  2名~
【先生のタイプ】 三児の肝っ玉母さん・ダニエーラに、朗らかなフランチェスコ、
           もれなく?イオランダおばあちゃんもついてきます。
        
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【料理教室の特徴】  10年以上、自分たちで改築した家族代々の石造りの家に住む大家族。
             動物や菜園と暮らし、そこで採れる食材を中心に
             普段イタリアの家庭で食べられる料理を家族と一緒に作ります。
             食事も家族と一緒に、昔ながらの古き良きイタリアの暮らしが体感できます。

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【開催日】 平日の夕方のみ(週末の昼・夜は要相談)
【使用言語】 イタリア語のみ、日本語通訳必須
【料理教室1回の料金】  2名の場合の1名料金:120ユーロ(日本語通訳付)
【他のアクティビティ】  おらが村にてトレッキング、絵付け教室
              ワイナリー訪問(例年11月)オリーブオイル搾油所見学

参考ブログ記事 → 

) アントネッラのアグリツーリズモ

【場所】 フィレンツェ北の山ン中、フィレンツェから直通電車+ハイヤーで合計約1時間
【開催最低人数】  2名~
【先生のタイプ】  典型的イタリアの「オカン」・アントネッラ、雑談、ツッコミ多め(笑)
            もれなく相方の「オトン」・リッカルドもついてきます。

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【料理教室の特徴】  アグリで採れる野菜、ハチミツ、オリーブオイル、
             それ以外の食材も地元のこだわった生産者や組合のものを使用。
             だされるシロップジュースや食後酒も、
             敷地内で採れる植物から作った自家製。
             通常、前菜、プリモ、セコンド、ドルチェの4皿。
             こういった食材や自家製ものの作り方、
             食への姿勢などのお話もたっぷりなので日本語通訳必須、
             環境やオーガニック、エコロジーに興味のある方は特におススメ。

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【開催日】 平日の昼のみ(土曜日は要相談、日曜日は不可)
【使用言語】 イタリア語のみ(イタリア語堪能な方以外は日本語通訳必須)
【料理教室1回の料金】  2名の場合の1名料金:150ユーロ(日本語通訳付)
【他のアクティビティ】  乗馬、トレッキング

参考ブログ記事 →

3) オルチャ渓谷の可愛いプチB&B
【場所】 世界遺産オルチャ渓谷を見下ろす丘にある集落・ロッカドルチャ
     フィレンツェから車で2時間弱、シエナから1時間程度
【開催最低人数】  2名~
【先生のタイプ】  併設レストランのモデルみたいなシェフ・マルタ

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【料理教室の特徴】 B&B下にある併設のレストランの厨房でレッスンなので、
            使用するフライパンやコンロもプロ仕様。
            マルタは背が高くて美人でモデルさんみたいだけど、
            とっても親しみやすく、レシピもレストランのシェフだけあって
            ちょっとひとひねりあるレシピも多いです。
            通常、前菜、プリモ、セコンド、ドルチェの4皿。

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【開催日】 基本的に春~秋の水・木・金のランチ(他の曜日も要相談、レストラン営業時間外)
【使用言語】 イタリア語・英語
【料理教室1回の料金】   2名の場合の1名料金:90ユーロ(通訳なしの場合)
【他のアクティビティ】  徒歩圏内に テンテンナーノ要塞 あり

参考ブログ記事 → 


 4) 風車のあるアグリツーリズモ
【場所】 フィレンツェ北部、フィレンツェから直通電車+ハイヤーで合計約40分
【開催最低人数】  2名~
【先生のタイプ】  イケメン男性シェフ・ミルコ、聞けば教えてくれるが基本控えめ。

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【料理教室の特徴】  アグリで採れる野菜、オリーブオイルを使用。
             それ以外の食材もレストランで使用する厳選素材。
             レストランの厨房でレッスンなので、
             使用するフライパンやコンロもプロ仕様。
             通常、プリモ、セコンド、ドルチェの3皿。

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【開催日】 毎週火曜日・木曜日の昼
【使用言語】 イタリア語・英語
【料理教室1回の料金】   2名の場合の1名料金:65ユーロ(通訳なしの場合)
【他のアクティビティ】  ワイナリー見学&テイスティング、乗馬など

参考ブログ記事 → 


) ジュリエッタの隠れ家的B&B
【場所】 パンツァーノインキアンティ、フィレンツェより直通バス+車で合計1時間半
【開催最低人数】  1名~(要相談)
【先生のタイプ】  ふくよかな知識豊富な先生・アンナ、丁寧な説明!

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【料理教室の特徴】 とにかくB&B自体の雰囲気が最高。
             アンナは料理レッスンの経験豊富で、
             なんでそうしないといけないのか?などの解説がとても丁寧、
             シンプルなレシピでもぐぐっと差の出るコツを押さえてくれます。
             エプロン、レシピ本(英語)プレゼント。
             通常、プリモ、セコンド、ドルチェの3皿。

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【開催日】 基本的に何曜日でもランチでも晩でもOK
【使用言語】 イタリア語・英語
【料理教室1回の料金】  2名の場合の1名料金:130ユーロ(他グループと一緒、通訳なし)
【他のアクティビティ】  同じパンツァーノの別ワイナリー訪問可能

参考記事 →


6) ステファーニアのクッキングクラス

【場所】 グレーヴェインキアンティ上の集落、
      フィレンツェより直通バス+車で合計1時間15分ほど
【開催最低人数】  1名~(要相談)
【先生のタイプ】  テキパキしたキュートな先生・ステファーニア

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【料理教室の特徴】 丘の上の小さな集落・モンテフィオラッレの脇にあり、環境は最高。
             貸しアパート横のキッチンスタジオ(ステファーニア自宅)で行う
             料理教室の雰囲気はアンナと似ています。
             テーブルセッティングやインタリアも胸キュンものなので
             特に女性はたまらんと思います!
             英語もOK、エプロン、レシピ本(英語)プレゼント。
             通常、プリモ、セコンド、ドルチェの3皿。

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【開催日】 基本的に何曜日でもランチでも晩でもOK
【使用言語】 イタリア語・英語
【料理教室1回の料金】   2名の場合の1名料金:130ユーロ(通訳なしの場合)
【他のアクティビティ】  徒歩5分(目の前!)の別ワイナリー訪問可能


どこがいいのか?はやはり 皆さんの希望の優先順位 です。
場所なのか?先生のタイプなのか?予算なのか?
それぞれのサイトページには詳しい紹介や写真もありますので
そちらもぜひ覗いてみて下さいね★


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希少な森のハチミツ、「メラータ」

先日、GAS仲間のハチミツ農家からハチミツが届きました。もちろんオーガニック。
ちょうど3・4人目となる双子の赤ちゃん出産直後だったので、ご主人が
中間地点のバールに置いてってくれたものをダンナが回収してくれました。

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今回は栗は売り切れだったので、適当に3キロ、とお願いしたら
アカシア+サクラ、フラワーミックス、そしてメラータ。
このメラータって、最初リンゴ=MELAの花の蜜かと思いきや
調べてみると全く違いました!
日本では生産はないようで、日本語で出てきたものは全てニュージーランド産、
英語では「ハニーデュー」といわれる高級ハチミツです。
何かというと、樹液を摂取するヨコバイなどの同し類の虫が排出する分泌糖液を
ハチが花の蜜の代わりに採取するもので、別名「森のハチミツ」
イタリアでは北部・中部の、針葉樹やモミの木が多い森でとれるそう。

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写真の真ん中がメラータ、栗のハチミツのように濃い琥珀色。
そしてドロ~っとねっとり感たっぷり。

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他のハチミツより甘みは少なく(それでも十分甘いですけど)、
カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、特に鉄分が豊富で
殺菌、消毒作用もあり、口内炎やのどの痛みにもよく効くとか。
これからの季節、大活躍しそうなハチミツです。


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6月30日のイベントのメニューのこだわりは・・・

あと3日に迫ってきました!
6月30日のイベントのメニューのこだわりは・・・・

全部です!! いや、ホンマに。

元々、マレンマのレストランで1年修行をしてきたオーナーシェフ・小林さんの
マレンマ&トスカーナにこだわったメニューをベースにしているから。
今回のテーマはマレンマではなくオルチャ渓谷ですが、
隣接しているだけに、オルチャでもお馴染みのメニューが多いのです。

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たとえば、「ピチ」。
これはシエナの代表的パスタとして、トスカーナ南部で食べられます。
これをアリオーネと呼ばれる、ニンニクのきいたトマトソースで!


もう1品のプリモを、パンツァネッラにするか迷ったのですが・・・
敢えてレアな、そしてこれぞ真の郷土料理!という「アックア・コッタ」にしてみました!

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トスカーナの郷土料理といえば、リボッリータ
これも余った野菜や固くなったパンを利用した「Piatti poveri=貧しい料理」なのですが
アックア・コッタは、「煮た水」と呼ばれるように、豆も黒キャベツも入らない、
玉ねぎや人参などのベースとなる野菜に固くなったパンを煮て、
最後に唯一のぜいたく、卵を入れたものです。
私は、10年以上前にオルチャのばーちゃんの家で食べたのが最初、それもそのはず、
まさに貧しい農家の9人兄弟で学校も行かずに家業を手伝い、ずっと食べていた料理なのです。
そんな思い出のこの品、小林さんの働いてたレストランでも出していたという事で
ピティリアーノさんの定番メニューになっています。

ネタバレになってしまいますが、サラミ類も敢えてレアなコテコテなもの、
シエナ特産豚のチンタ・セネーゼを使ったものなど、
羊のチーズやトスカーナパン、そしてスイーツも小林さんの手作り!と、
こだわりは隅々にまで・・・

そして!!

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私が持ち込んできた、おらが村ゾーンの食材たち!!

(左上から右、左下、右の順で)
農業組合フォルテートの熟成ペコリーノチーズ、
オーガニックの栗のはちみつ
おらが村のオーガニック・オリーブオイル(2016年産)
そしてシエナの銘菓の中から、敢えて好みの別れるパンフォルテを。

これらの食材を、小林さんがどのように出して下さるか?
皆さんの反応は?
私も当日がとても楽しみです!


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「自作天然酵母」でパン作り再開=3=3=3

Chihoさんからもらった天然酵母でのパン作りは、かなり順調!

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この割れ目に惚れ惚れするぜっ v( ̄Д ̄)v 

それに並行して作っていた自作の天然酵母が完成したので、
昨日はそれを使って初めてパンを焼いてみた。

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3週間冷蔵庫で寝かした酵母、気泡がたくさんできていて見た目はいい感じ💛

やはり酵母はつないで、つないで、時間をかけて力がグングンつくので、
まだ出来立てのヘナチョコ酵母ではどうかなーと心配しながら
同じやり方でパンを焼くと・・・

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・・・円盤!?
膨らみがほとんどなーい!割れ目も微々たるものしかなーい!
中は少し気泡があり、悪くはないけど、「熟年酵母」のパンで成功した後なので
う~ん、悲しい・・・頑張ってこれから育てていこうやないかぁ~!

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これから交互に焼いていくので、酵母ラベルも付けました(笑)


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「9年開かずの扉」コンポストの下部を開けてみたら!

我が家のコンポスト、この地域を管理しているゴミ廃棄業者が無料で配り
ゴミ税も割引になるので、9年前に設置。

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ちょうど長男が2才前の時で、彼がすっぽり入るほどの大きさ(笑)

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これを裏庭の一番上に設置して、コツコツ?植物系生ごみを捨て続けて9年・・・
実は、一回も開けたことありませんでした(;^ω^)

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昨日の朝、待てというのに先に張り切って下部を開けているダンナ!

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実は私も興味本位でちらっと開けたことはあるんやけど、
この通り、卵の殻と栗の殻、モモや梅干の種はそのまま残ってます。

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知らずに一緒に捨てていた( ゚Д゚) お弁当箱の仕切りも出てきた(笑)

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卵の殻は入れて大丈夫と聞いたので、スコップでつぶして、
この日はバケツ1杯分の土壌を掘り出して終了。

今年は「裏庭改造」に 今んとこ ヤル気の我が家。
(コンポストは、もういっぱいで入らなくなったから急ぎ課題だったし💦)
これを使って、まずはラベンダーの苗を植えるのが楽しみです♪


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Profilo

くみこ

フィレンツェ郊外の田舎にダンナ&息子2人で暮らす。通訳・翻訳、トスカーナ専門のコーディネイター・ライターの仕事をしつつ、愛着を持つトスカーナの田舎や小さな村、イベント、郷土料理レシピなどを発信・個人旅行の提案を行うサイト・トスカーナ自由自在を運営。
デカい・黒い・よくしゃべるので、日本人には見られないコテコテ関西人。

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