イタリア・トスカーナ専門コーディネイターのトスカーナ田舎暮らし

日常生活から仕事、イタリアの笑えない話など、人口1800人のド田舎から日々の生活を綴ります。

トスカーナの小さな村

オルチャ渓谷一の高さを誇る「ラディコーファニの要塞」

要塞フェチの私は長年行きたかったところ・・・それはラディコーファニの要塞。
これまたばーちゃん家から近いのに、町には9年前に一度行ったことがあれど、 
長男がヨチヨチ歩きで要塞までは行けなかったのです。

今回はイースターランチの後に、天気も最高の中にテンション高めに出発!

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オルチャ渓谷で一番高い場所にある町なので、遠くからでも見えるこの風景。
高みにニョキニョキっと生えている(笑)のが要塞の塔です。 

村には行かず、FORTEZZA(要塞)と書かれた標識に進むと、
チケット売り場のある駐車場があります。1人4ユーロ。

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中に入ると、も~う、私は大興奮=3=3=3 カッコよすぎる!! 
(いちいち変顔&変ポーズする次男、面白すぎる!) 

まずは塔周辺の草原を歩きます・・・・

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裾野がゆるやかなアミアータ山も全景がくっきり。
ばーちゃん村は見えませんでしたが、アッバディアピアンカスタニャイオが見えます。 

今度は5つある稜堡の下をくぐってみたり
 
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中は1200年代末の建造当時のまま、

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すごいレンガの積み方~芸術的! 

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そして一番の見どころ、塔にも上ってみます。

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中はミニ考古学博物館になっており、ここで発掘された土器などが展示されています。

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階段は近代的なもので、やや急ではあるものの、手すりもあって上り下りしやすいです。

そして上からのパノラマは・・・

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数々の要塞、オルチャ渓谷内のほとんどの要塞を制覇してきましたが
やはり一番高く障害物もないにもないので、360度見渡せるこの要塞からの眺めが
NO.1!と言っちゃってよいでしょう!!
写真では360度が分からないので、公式サイトにあった動画で堪能して下さい!



とはいえ、一番は実際に訪れて、その目で見て頂きたい絶景中の絶景。
要塞そのもの、塔からの眺め、そして緑の広大な 敷地はいつもとは時間の流れも違います。
オルチャ渓谷の中でもマイナーな町だし、公共の交通機関がほぼない行きにくい場所ですが
ほんとに来ないと分からない価値がありますよ。


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「出産の聖母」と合わせて行こう!モンテルキの「量りのミュージアム」

サンセポルクロでABOCAミュージアム、市立博物館とピエロの生家を見て、
女子会ランチをした後はバスに乗って「モンテルキ」へ・・・
「出産の聖母」を見学したら、共通チケットになっている
「量りのミュージアム」にも行ってみました。

最初の間は、人間の量りってことで、赤ちゃん用の体重計と
大人が立って量る体重計・・・自分で鏡で見るようになってます。

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ちなみに左から2番目の赤ちゃん用の体重計・・・

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次男の時に、保健所で借りたのと同じ形でした!どっかで見たと思った(笑)

話を戻して・・・それから薬草の量りに、郵便局の小包用量り、

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毛糸の量りから、ワインの樽の量り、

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小さな小さな懐中量りに、組み立て式で箱に入った量り、

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イタリアらしい!のが、パルミッジャーノ・レッジャーノ用の量り! 

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こんな量りが!というだけでも面白いですが、その鋳造の細かさに芸術を感じたり

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渋~いロゴや錆に萌えてしまったり・・・

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ヨーロッパでも指折りの、この量りの博物館は、
量りの収集家であるヴェリオ・オルトラーニのコレクションです。
アンティーク市や古物商で買い集めた量りは100以上、
一番古いものは、なんと1400年代のものだそうです。

専用のサイトはないですが、ピエロの「出産の聖母博物館」に詳細が載っています。
この2つの共通チケットは6.5ユーロ、私は割引券で5ユーロで両方入りました。

上記サイトに量りのミュージアムの住所は書かれていませんが、
出産の聖母博物館近くの旧市街入口の門から入り直進してすぐ。

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門に縦断幕も掲げられており、すぐに分かります。

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モンテルキは本当に本当に小さな町ですが、のんびりと別の時間が流れているよう。
ピエロに思いを馳せながら、帰りのバスの時刻を気にしながら(これ逃すと大変だったので)
1人プチトリップを楽しんだのでした・・・またやろ、1人プチトリップ♥


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薬草オタクにはたまらない!サンセポルクロの「ABOCAミュージアム」

先月のサンセポルクロ&モンテルキお出かけネタに戻ります=3=3=3

naokoさんと yukikoさんと会合のためのチャットをしている最中・・・
「サンセポルクロってABOCAミュージアムもあるんだよね」
ABOCAと言えば、薬草など自然なものを使用した薬などのメーカーで
我が家も息子達が小さい時によく咳シロップを愛用していました。
アレッツォ近郊とは知っていたけれど、サンセポルクロに、しかもミュージアムまであったとは!

・・・てことで、待ち合わせ前の空いた時間、急ぎ足ながらもミュージアムを訪ねました。

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この建物は製品のパッケージにもなっている1500年代建設のボルボン・デル・モンテのお屋敷で
修復の後、2002年にABOCAミュージアムとしてオープンしたそうです。

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ミュージアムは2階、階段の左右の壁には、ドイツの植物学者・薬剤師であるベスラーの作品が。

一番目の部屋は、照明や絵画もエレガントな乳鉢の間。

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薬草自体に興味がなかったとしても、芸術作品としても本当に美しい乳鉢たち!

学生の団体がいたので順番はバラバラですが、その隣は1800年代の薬局を再現した間。

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こちらも1800年代のそのままの松製の家具、レトロなボトルにうっとり・・・

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歴史の間では、古代から現在までの植物学・薬学に貢献した人物のパネルと
中世以降の植物に関連する本が展示されているのですが、その精巧なこと!

それぞれの間は、こんな感じで一続きになっています。

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一番手前は陶器の間。
ルネサンス期からの芸術的発展と、薬草を保存する機能的発展が融合した作品たち。
トスカーナを始めとしたイタリア中部の作品がメインとなっています。

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その隣はガラスの間。
写真は18世紀、ドイツで製作された吹きガラスの薬用小瓶です。

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それから植物化学の間に

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かつての自然薬を作る工房を再現した間、

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そして薬草の間・・・天井からいろんな種類のドライ植物が吊り下げられていますが
ラベンダーやカモミールなど、今でもお馴染みのもの~昔から利用されていたんですね。
薬草を収穫する器具や保管する箱なども展示されています。

他にも量りの間や図書室もあり、そこは研究・調査センターにもなっているので
書籍などを閲覧することもできるそうです。
また、1階にはABOCA製品とABOCA出版の書籍の販売所も併設しています。

時間がなくて駆け足の見学でしたが、じっくり見学すると2時間くらいかかりそう。
植物やホメオパシーに興味がある方はもちろん、昔の調度品や器具などが好きな方、
絵画などの定番美術鑑賞に飽きた方にはぜひおススメしたいミュージアムです!

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そして、植物の絵までお土産に頂きました~額を買って、キッチンに飾りたいと思います★


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キアンティ・ワイン&オリーブオイル農家の、3月の仕事

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先週末は、グレーヴェ・イン・キアンティで次男のサッカーの試合でした。
3戦全勝と気分よく(^^♪、せっかくなので挨拶しにいつものワイナリーへ

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アレッシアはアメリカ人とテイスティング中、おそらくマニーラの姑さんかな?
子どもを見てるおばさんに誰かいるか聞くと、フェルナンドがセラーにいるとのこと。

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いた(笑)
今、ワインの入れ替え中で、このタンクの蓋を閉めている所でした。

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樽に入っていた2015年収穫分のクラッシコと、2014年収穫分のリセルヴァ、
翌日に瓶詰ですが、2016年収穫分を樽に入れるため、いったんタンクに移動中。
「場所がないから、こうやって空いてる場所を使いまわしてるの」だそうです。

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ワインを抜いた樽は外に出し、沸騰したお湯を入れて洗浄中・・・
「まだまだ働かせられてるよ、はっはっは」 と言いながらも、
ワインづくりが大好きなフェルナンドは嬉しそう・・・きっと死ぬまで現役だと思う。

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オリーブの木も、今が剪定シーズン。
ここだけでなく、道中でも、剪定して地面に積まれた枝の山をたくさん見ました。
こうしてケアをして、また秋にたくさん実がなるんやなー。

ブドウの収穫は9月、オリーブの収穫は11月、それ以外の時期って何してるの?
って思いますが、こうして1年のサイクルの中で、いろいろな作業があるんですね。
年間1万本のこのワイナリーでは、全くの家族経営+収穫時のみ、友人が手伝うだけ。
木の手入れやタンク、樽、瓶への移し替えの他、ここは1年中、
ワイナリー見学とテイスティングを受け付けており、そのお客さんの購入だけで
ほとんどのワインが売れてしまうほど、たくさんの人が訪れます。
ただし、1グループごとにしっかり人がついて、
決して他のグループとまとめてやっちゃうことがないのがスゴイところ。

そしてワイナリーの素晴らしさはもちろんですが・・・

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やっぱりこの村が大好きすぎて・・・家族写真を撮りました。
転がってた樽の上にカメラ置いて、セルフタイマーで(笑)樽よ、外に出ててくれてありがとう)

更に帰りの車で、こんな可愛い写真も撮れて自己満足⤴

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信号待ちのヴェスパに載ったカップル♥
この道は狭いので、信号で片方づつ通るように設定されてるんです。
ちなみにこの建物はステファーニアのアパート&キッチンスタジオ
こないだのお客様の話聞きついでに会いたかったのに、残念ながら不在でした。

しかし、キアンティはいつ来てもいいなぁ~♪を実感!
皆さんも、ぜひぜひワイナリーや料理教室&宿泊で遊びに来てください。
お問合せはこちら。

行きの車窓からの動画はこちらをご覧ください。 

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Valtiberina(ティベリーナ渓谷)をお得に回るチケット

サンセポルクロに行ったとき、ピエロ・デッラ・フランチェスカの作品を見てまわったのですが
前から気になっていた薬草使用した製品メーカー「ABOCA」のミュージアムにも行きました。
その時にもらったのが、このチケット。

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サンセポルクロを中心とした、アレッツォの北東地域=ティベリーナ渓谷の町の
様々な施設が割引になります(最初に入った施設では割引なし)。
一施設一回のみですが、再訪したいアンギアーリに行くときは、これを忘れず持って
「戦いとアンギアーリの博物館」に次回は入ってみたいと思います。

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この地域、サンセポルクロ、モンテルキ、アンギアーリはアレッツォからバスが出てるので
行きやすいものの、他の小さな村は車がないと難しそう・・・
ミケランジェロ好きな私としては、ミケランジェロの生家があるカプレーゼには行ってみたいな。


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