イタリア・トスカーナ専門コーディネイターのトスカーナ田舎暮らし

日常生活から仕事、イタリアの笑えない話など、人口1800人のド田舎から日々の生活を綴ります。

手作り

過去の失敗を克服するには?

同じ事をもう1回やってみて、今度は失敗しないこと。
全く同じ事ができない場合、同じような場面になった時に
前回の失敗の教訓を生かすこと。

そうすれば過去の失敗も、価値ある経験になりますよね。

基本ポジティブな私ですが、失敗は数えきれないほどしております・・・
克服できたのもあれば、まだまだトラウマなことありますし、
時間経過とともに消化できたものもあります。

今回克服できたのは、「ベシャメルソース」
数年前、できるだけ食べ物の既製品を買わないようにシフトしていった時、
このベシャメルソースも手作りしよう!と作ってみたのですが、見事、失敗・・・
原因は料理だけでなく、他のことでも失敗の原因となりがちな、
「手早くやりたい、他のことと並行にやりたい」気持ちから、適当にやっちゃったこと。
バターをゆっくり弱火で溶かすところでそれをやり、焦がす Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
なんとかならんかと小麦粉も投入してみたものの、ひどくなるばかり Σ(゚д゚lll)ガーン
最初からやり直せばいいものの、最後まで粘った末に、別物のソースが出来上がり💦
もー、こんな手間かけんでも買った方が安いし早い!と
元々の手作りを目指す理由をまるっきし無視して(爆)
既製品を買い続けること、はや数年・・・

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クリスマスのタリアテッレが余ったので、翌日ラザニア風にしてみようとするも
ベシャメルソースだけが足りず・・・そこで、一念発起して再チャレンジすることにしました。

結果・・・めちゃめちゃ簡単やん!!笑

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もちろん前回の教訓を生かし、行程は全て一番の弱火で、コンロ前からは離れずに。
前は何であんな風になったんやろ?過去の失敗を自分自身が信じられないほど、
簡単で、早く、そして美味しく出来上がりました。

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もうこれでベシャメルソースの悪夢は消え去り、手作りが当たり前!となりそうです。

※ しかし、昨日更新のマスカルポーネクリームかたまらん事件も、
  手速く適当にやったのが原因・・・ですが、
  ベシャメルソース成功でこれも克服できそうです。
  アイスケーキにしたら、それはそれで美味しかったし💛


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火を一切使わない&見栄えも良い!超簡単なクリスマスケーキ

急きょ自宅クリスマスが決まり、メニューを考えていた所、
FBで友達がシェアしていた、この動画!!
まさに、簡単でかつ美味しそう=私向き
ってことで(笑)、クリスマスのケーキはこれに決定!

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材料は6つ、主要なのは3つで、写真左からマスカルポーネチーズ、パンド―ロ、生クリーム。
写真にはないけど、あとは粉砂糖とエスプレッソ・カッフェ。

パンドーロパネットーネと並ぶイタリアのクリスマスのお菓子の代表で、
ホントは縦に切って食べますが、今回はその8つ先のある星型をうまく使うので
横にスライス・・・この過程が一番難しかったかも!

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丸いケーキ型に厚み1cmで横にスライスしたパンド―ロをベースに敷き、
もう2つ厚み1cmのスライスを4等分し、
くぼんでいるスペースに縦に差し込んで壁にします。
(上記の動画を見れば分かりやすいです)

ボウルにマスカルポーネ200g、生クリーム40cc、粉砂糖70gを入れ
(私は砂糖は半量にしました)、泡だて器で泡立てます。
エスプレッソ・カッフェは3杯分、うちは子供もいるので、麦コーヒー。
日本なら濃い目のアメリカンコーヒーでも、ミロでも良いかと。
カッフェをベースのパンド―ロに刷毛で塗って、マスカルポーネクリームを流し込み、
あとは冷蔵庫で1時間冷やしすだけ~・・・の、はずが!

どうも動画で早送りで見たせいか?クリームを泡立てるのを適用に短時間でやったため
何時間おいてもクリームがドロドロ・・・Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
そこで無理くり、ジェラートケーキということにして、冷凍庫へぶちこみました(爆)

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あとはデコレーション・・・紙でツリーを作り、カカオパウダーを振りかけるだけ。
あとは手持ちのヘーゼルナッツとカラーシュガーで仕上げました。
たくさん食べたランチの後とあって、ジェラートにして気持ち軽く食べられたので結果オーライ!
何よりレンジやコンロを一切使わないので楽チンだし、見栄えも良い♪

日本だとパンド―ロが手に入りにくいかも?ですが
イタリア在住の方にはホントにおススメ!
これなら家族や友人にドヤ顔で出せること、間違いなしですよ~。


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イタリアの伝統を受け継いで・・・クリスマス・ランチは「パスタ・フレスカ」

今年のクリスマスは、23日夜の長男の発熱により、急きょ自宅。
クリスマスランチは毎年マンマに丸投げなのに、どうするよ~💦💦
それでも、家族だけといっても、それなりにちゃんと作りたい。
何よりも、これだけでは作りたい・・・それはやっぱり
PASTA FRESCA fatta a mano = 手打ちの生パスタ。

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私が2001年5月にフィレンツェに留学に来て、
初めてばーちゃん家に滞在させてもらったのは、その夏のこと。
ダンナのばーちゃんはもちろん、祝日や日曜の朝、家族が集まるランチの日には
どの家の窓からもパスタを打つマンマやおばあちゃんが見えて
「ああ、これがイタリアのホントの姿なんだ」と感動したのを今もよく覚えています。
全て目分量で、おおよそ1キロ近いパスタを黙々と、慣れた手つきで仕上げていく姿は
イタリア人からしたら当たり前でも、日本から来た私にとってはマジックのよう。
いや、最近はイタリア人でもパスタ打つ人は多くないので、とても貴重なことかもしれません。

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これらの写真は2016年のイースター
残念ながらばーちゃんのパスタを打つ姿は、その夏が最後となってしまいました。
90を超え、足腰も弱ってきたから仕方ないけれど、とっても残念です。
(写真や動画を撮りまくり、目に焼き付けておいて本当によかった!)

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この麺棒で一気に1枚に伸ばし、手で切る妙技はまだまだ修行が足りないけれど
特別な日に手打ちパスタを打つのは、私がしっかり続けていきたい。
・・・日本人の私が言うのは変かもしれんけど、この伝統は継承していきたい。
何より私が、パスタを打つばーちゃんの姿が大好きだったから。

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という訳で、もう10年以上前にマンマからのクリスマスプレゼントだった
麺打ちの台とパスタマシーンを出して、昨日は朝からパスタ作り。

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10年使ってると、何だか年期も入って愛らしくなってきました。
小麦粉の配合はいろいろやるけれど、今回はセモリナ粉と小麦粉0(精製度75%くらい)を半々で。
家族だけなので、粉300に卵3つで作りました。

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何だか思いにふけって作ったからか?ばーちゃんが憑依したのか?笑
手触りからしてなんか上出来・・・!!

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自分で言うのもなんですが、めちゃくちゃ美味しい~これは私史上最高の出来栄え!
ソースは定番のミートソースです。
しかし、これは、ばーちゃんにも食べて欲しかったなぁ。

ちなみに、これもイタリア・クリスマスの伝統?量は半端なく多い。
そしてその日の晩も、翌日も、クリスマスランチと同じメニュー!
というのも、お決まりパターンです(笑)


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【我が家の食卓】マントヴァかぼちゃを使ったニョッキ

ちょっとご無沙汰していた 【我が家の食卓】シリーズ 、今回は、
昨日ご紹介した「マントヴァかぼちゃ」を使った、
かぼちゃのニョッキ・ゴルゴンゾーラソースのレシピです!

材料(作りやすい文章=かぼちゃ1個消費して残りは冷凍保存)
かぼちゃ・1個、卵・1個、小麦粉・適量、塩・大さじ1~2
ゴルゴンゾーラチーズ・100g程度、牛乳・適量

1) かぼちゃを6~8等分にして、アルミ箔に包み、オーブン皿に並べます。

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2) 200度のオーブンで1時間焼きます。

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   かぼちゃの分厚さなどによりますが、私の場合は6等分でやってやや固めだったので
   8等分とかもっと小さめに切るか、時間を長くした方が良いと思います。

3) かぼちゃの中身をスプーンでこそぎ落として、マッシュする。
   そこに卵1個と、小麦粉300gくらいからスタートし、
   まとまるまで小麦粉を追加する。

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4) げんこつくらいの大きさをちぎり、手で細長くしてナイフで切っていきます。
   ここで小麦粉をしっかり台や手につけておかないと、エライことになります!

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5) たっぷりのお湯を沸かしている間にソース作り。
   ゴルゴンゾーラと牛乳をフライパンに入れ、弱火でゆっくり溶かすだけ。
6) 沸騰したお湯に、ニョッキを1つづつ投入。
   浮かんできたらゆで上がったサインです。

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7) ソースと絡めて、出来上がり💛

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うちはゴルゴンゾーラ好き&この日余っていたので、このソースにしましたが、
他によくあるソースが、「バターとセージ」。これもフライパンで溶かすだけです。

ニョッキ(パスタ)は時間かかりますが、大量に作っておけば冷凍保存できて便利!
我が家もかぼちゃ1個丸ごと使って作って、全部で6~8人分くらいできたので
半分は冷凍保存にしました。
次回食べるときは、冷凍したまま、沸騰したお湯に入れるだけなので楽ちん♪

皆さんも、お試しあれ~!


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ヴェネツィアからやってきた、我が家のツリーの新顔さん

それは、こちらっ!

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11月にお客さまとヴェネツィア日帰りしてきたのですが
その時の我が家へのお土産(笑)ムラーノガラスのツリー飾りです。

今年で11年目の我が家のツリー(10年の軌跡)、今年も無事に家族で飾りました。

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ドアには、昨年手作りしたリースも・・・リンゴがしょぼしょぼになってたり
オレンジも葉も色あせてたけど、これはこれで味があって結構好き💛

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クリスマスが大好きな永遠の少年?ダンナは、夕方になると
「ツリーの電気点けな!」と率先してツリー管理?をし、ソファーに座って、
「ああ~うちのツリーは最高やな!」とご満悦。
もっと素敵なツリーは友人宅や町でも見るけれど、やっぱり家族の思い出が詰まった、
私たちにとっては唯一無二のものなんでしょうね。

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眺めているだけで、ほっこりします💛


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くみこ

フィレンツェ郊外の田舎にダンナ&息子2人で暮らす。通訳・翻訳、トスカーナ専門のコーディネイター・ライターの仕事をしつつ、愛着を持つトスカーナの田舎や小さな村、イベント、郷土料理レシピなどを発信・個人旅行の提案を行うサイト・トスカーナ自由自在を運営。
デカい・黒い・よくしゃべるので、日本人には見られないコテコテ関西人。

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