イタリア・トスカーナ専門コーディネイターのトスカーナ田舎暮らし

日常生活から仕事、イタリアの笑えない話など、人口1800人のド田舎から日々の生活を綴ります。

教会

イタリアの美しい村の1つ、「ポッピ」~ 2つの教会

お城、柱廊の町並みに続く、ポッピ紹介の最終回は教会です。
ポッピ旧市街の北の端にあるマドンナ・デル・モルボ教会と、
ほぼ南の端にあるサン・フェデーレ修道院の2つを訪れました。

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お城から下った下にあるのが、城の次に町のシンボル的なマドンナ・デル・モルボ教会。
六角形の建物にのっかった屋根、3辺の柱廊がとても可愛らしい小さな教会です。
教会の建立は1650年代、主祭壇にはフィリッピーノ・リッピ学校による
「聖母子と聖ジョヴァンニ―ノ」が飾られています。

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ツボは正面扉上にあるオルガンなのですが

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オルガンを弾く女性が描かれた扉にしまわれているようです。

それから柱廊が続くメインストリートを南に下り、着いた先はサン・フェデーレ修道院。
こちらは1007年にはベネディクト派の修道院として存在していました。

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外観はいたって地味ですが、中はこんな感じ・・・

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長い歴史の中で宗派が変わったり、またバロック様式に改築されたりしながら、
最終的には教区教会となり、戦後に元のロマネスク様式に補修されます。

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主祭壇と反対側にある壁の窓に残されているのは、14世紀半ばのフレスコ画。
ここにもポッピの当時の様子が描かれています。

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主祭壇右側の階段から、地下礼拝堂も垣間見ることができますよ。

お城・町並み・教会と、小さい旧市街にいっぱい見所が詰まったポッピ。
フィレンツェからはバスで2時間ですが、本数が極めて少ないので、
こちらも新サイト・1日ツアープログラムに入れる予定です~どうぞ、お楽しみに!


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【チンクエテッレ】丘の上にある穴場の村・コルニリア

チンクエテッレの5つの村は、果たして1日で周れるのか!?」、
モンテロッソヴェルナッツァに続く、3つ目の村の紹介はコルニリアです。

私の勝手な印象ですが、チンクエテッレの中では一番地味?
広告やサイトの記事で写真を見ることもないし、
一般の方のチンクエテッレの旅レポート・ブログにも出てこない・・・
それはやはり、
・チンクエテッレなのに海沿いにない(断崖絶壁にある感じではない)
・駅から更にバスに乗らなければならない(又はえっちらおっちら徒歩)

だからではないでしょうか?

それでも、ここだからこそ見られる景色もいろいろ。
そのまず1つ目が、駅の壁画。

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この壁画のある右から、道路にでる階段があるので、まずそこを上りましょう。
バスに乗るには、階段上がって左前方にBUSと地面に書いてある辺りです。
階段上がって右前方にバス停みたいなものもあり、奥にスペースがありますが
そこはバスがUターンするところです。
チンクエテッレカードでこのバスにも乗れるので、運転手さんに提示しましょう。

今回(9月7日)は人が本当に多くて、小さいバスはすぐにいっぱいになり
2回ほど乗れずに待ちました・・・その待ってる間にも、電車が来てまた列ができたり。
歩くと10分だよ、と運転手さんは言っていましたが、真夏にずっと上り道はキツイかも。
地図で見ると車道以外に途中から旧市街に行く階段もありますが・・・つ、辛そう💦

コルニリアに着いたら、バス停でまず帰りのバスをチェック。
そして、その広場の右にある住宅の多い地区へ行ってみましょう。
ここにあるのが、サンピエトロ教会。

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外側は地味ですが、中はパステル調のフレスコ画が美しい教会です。

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時間があればこちら側の散策も楽しいと思いますが、
時間の少ない方は、来た道を戻ってバスが停まる広場へ、反対側の旧市街へ行きましょう。

おススメは旧市街に入ってすぐ右のジェラート屋さん!!

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こんな風にちょっと路地を入って、すぐ左に小さな店があります。
奥の中庭にテーブル席やベンチもあるのが便利。

そしてこんな変わったフレーバーも!

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この右のうすい緑色の、なんとバジルのジェラートです。
これを選んだら「うちのオリジナルだよ」ってお兄ちゃんが喜んでくれました。
バジル嫌い、緑黄色野菜が嫌いな人は絶対ダメですが
ほのかな甘みの中にバジルがしっかり感じられる、とっても上品な味。
次行く時も、私はもう1回食べたいなーと思ったので、皆さんもチャレンジしてみて下さい!

旧市街の道は基本一本、まっすぐ行くだけ。
この道には家屋に入る階段があちらこちらにあり、

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そこに座って記念撮影が楽しいです~これは3年前、姪っ子&息子たち。

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そして今年、私と息子たちと💛

この道をまっすぐ行くと、左側に小さな教会が見えます。

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この脇の階段から上に上って、まずは教会内部を。

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こちらもパステル調の爽やかな内部です。

更に階段を上ると、バレーボールコートのある広場に出るのですが、
ここから海とマナローラを見ることができるんですよ。

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そして広場の一角にはまた階段があり、そこを上ると貸し部屋があったり
アーチの向こうに路地があったり、ほっこりする空間が広がっています。

blog

いつも駆け足なのですが、一度村を抜けて、全景を見てみたいコルニリア。

まとめますと・・・
※ 駅からは遠い(バスか徒歩)
※ 日本人には(おそらく)一番マイナーな村
※ 海は近くに感じられないが、上からの遠景が楽しめる
※ 小さい中に路地・階段・アーチがたくさん
※ 美味しいジェラート屋さんがある

続いては、マナローラに参ります!

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無料なのに見所いっぱい!フィレンツェ・オンニッサンティ教会

私がフィレンツェに来た2001年は、全ての教会が無料でしたが
今はサンタ・マリア・ノヴェッラ教会も、サン・ロレンツォ教会も、
サンタ・クローチェ教会も、全て有料となりました(住民は無料)。
しかし、無料でも素晴らしい美術作品が見られる教会がいくつか残っており、
そのうちの1つ、オンニッサンティ教会へ仕事前に寄ってきました。

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というのも、あの名画が見られるのは、月曜と土曜の午前中だけだから。

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何気に今回初めて見た、ギルランダイオの「最後の晩餐」。
ミラノのレオナルド・ダ・ヴィンチが一番有名な、あのユダがキリストを欺くシーンです。

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中に入るとすぐ、若い女の子2人が寄ってきて
「学校の実習なんですが、ガイドさせてもらって良いですか?」
もちろんーーーー!ってことで、シーンの説明や、
描かれているサクランボや鳥などの意味を教えてもらいましたよ。
また、ここは食堂だったので、修道僧たちが食事の際には
左上にある説教壇では係の修道士が聖書を朗読していたそうです。

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同じ食堂内に、この作品の下絵となるシノーピアや

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食事前に手を洗う所?なんかも見られました。

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この食堂は、教会の隣にある扉から入った中庭、左奥から入ります。

もちろん、この後は教会にもしっかり入って、他の美術作品もしっかり鑑賞。
この教会はボッティッチェリにゆかりがある教会で、

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ボッティチェリのお墓が祭壇向かって右の礼拝堂内にあり、

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先日まで日本へ貸し出されていた彼の作品、「聖アゴスティーノ」もあります。

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この作品の向かいには、「最後の晩餐」のギルランダイオ作の「聖ジローラモ」があり、

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入口そばの「敬虔の聖母」など、他にも2つ、ギルランダイオの作品があります。

そして今はウフィッツィ美術館に展示されているジョットの「荘厳の聖母」が当時は主祭壇にあった、というのですから、いかに芸術的にすぐれた作品が集まっているか分かって頂けると思います。

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ただこうやって全体を眺めるだけでも、うっとりしてしまいます・・・

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説教壇のこんな装飾には
「なんでこんなとこから出てんねん?」
「重くないんか?」
「それはキミの足なん?」
と、いろいろツッコんでしまいたくなるのですが(笑)

そんなオンニッサンティ教会、できればギルランダイオの「最後の晩餐」が見られる
月・土の9時~13時に訪問してみてください。
教会のサイトはこちら。


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どんな小さな場所にも、歴史は脈々と流れている

先日のおらが村トレッキングネタが続きます。

トレッキングのテーマは「遺跡」、ということで、今回は考古学ガイド付き!
ガイドのマルタさんは、おらが村の隣町出身ですが
悪魔の橋のあるボルゴ・ア・モッツァーノ在住でガルファニャーナのガイドが多いそうですが
故郷であるこの地域にもかなり詳しい模様。

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おらが村の名前の由来は「波」、というのも、この地域は水が豊富で、
水車を利用して山で捕れる栗を粉にしたり、多くの力を生み出してきたそうです。

休暇の家」を通り越し、更に山へ登る途中にある、樹齢300年のコルクの木。

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この辺りは皆、農業をしており、ここにいたワインやオイルの生産者が
この木からコルクを作っていたそう。
しかし、近年の都会への流出で人は離れ、この木もそのまま放置されたまま・・・

コルクになる木は温度も必要だそうで、こんな高地では珍しいこともあり
保護自然物に指定されているそうです。

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ここは記憶があいまいなのですが、この土地の歴史を編纂するために赴いた
古文書編纂家がこのヴィラに住んでいた時に、かつてのゴシック様式の窓を作らせた
・・・とか、建築様式や、時代によって内面・外面のどちらに重きを置くかなど
歴史の観点が違うお話・・・ウーン、メモを持って行っておけばよかった!

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カテリーナの家系であるゴーリ家は、近年この辺りの領主であり
1900年代には2人が市長になるという、おらが村では有名な一家です。
そのヴィラも、昔は豚小屋やら、作業工房、領主家の人々の娯楽とな小劇場などを兼ねていました。

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現在のおらが村ができるまで、この地域の中心的な地区だったサン・レオリーノ。
中に入ることはできませんでしたが、特徴的な3つの後陣がかわいかったです♥

そして今回のハイライトは、サン・レオリーノの城跡。
ほとんどが存在しないのですが、森の奥に、城の主門があった壁が残っています。

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1100年頃の記録には、すでに城の存在は記載さえていたほど古いもの。
1367年にフィレンツェ共和国からグイーディ家の領地として割り当てられます。
しかしその後グイーディ家の謀反により、フィレンツェ共和国の監視下に置かれた後、
ポッピ(お城が残り、イタリアの最も美しい村にも選ばれています)小教区に割り当てられ・・・
この時代の貴族・有力商人家系などの力関係やイタリアの小国乱立期のお話、
一応それを卒論のテーマとした私としては、プチ興奮状態=3=3=3
つい最近TVドラマで見たメディチやアルビッツィの名前が出てくると
ハマっていた長男も目をキラキラさせて聞いていました。

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その後は、地下に続く井戸や

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所々に残る城壁を見ては、この城があったころに思いを馳せ・・・

でも一番感動したのは、今はこの土地の所有者のおじさんが見せてくれた地図!

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ぱっと見、子供が書いた絵みたいですが、1200年代の地図なんですって!
そこにもしっかり、サン・レオリーノの名前と、当時の重要地の名前と城の絵が。
そして、さっき見た教会だけど、正式認可された教会なんですか?と参加者が聞くと
「もちろん、僕はあそこで結婚したんだよ」とおじさん。
今は扉を閉ざされて誰も入れない教会ですが、そんな時代があったなんて・・・
快く私有地を解放して、お話しをしてくれたおじさんにも感謝!

おらが村は超マイナーな小さな村、しかし、その領域にかつて名をはせた城があったとは・・・
おらが村を深く知り、まだまだ発見をしたくなる、そんなトレッキングイベントでした。


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出張で前泊のローマの夜、どこに行く?

本日、朝一からローマで視察通訳の仕事のため、昨晩からローマ入り。
1か月前のリヨン旅行ではローマ発着だったのでローマには行ったけれど
友人宅に宿泊 したため、町には全く出ず・・・そこから考えたら
何気に この時以来 のローマかもしれない。

テルミニ駅も久しぶり。

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ローマ大好きやけど、いかんせん広いので絞らないと・・・
と、迷った末、とある場所に決めました。

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ローマで私の好きな教会の1つ、サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会。

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その前がレプッブリカ広場。
しかし、ローマは何もかもがデカい(笑)
てくてく歩く中、まともに初めて見たかも?の4つの噴水。

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交差点の角の4カ所にあるんですよ。
ライトアップされてキレイだったので、せっかくだから4つ撮ってみました。

そして駅から約30分、今回の目的地が見えてきた。
・・・いや、ザーザー音が聞こえてきた!

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トレヴィの泉 

というのも、2年半前の姪っ子と家族とでローマ定番観光の時は修復中。
その前に行ったのは多分、両親が最後に来た5年以上前・・・
いやいや、修復前も美しかったけど更に美しい&夜は何気に初めて見たかも?

そして、その時に同じく、上にある教会が修復中だった
スペイン広場へも足を延ばす・・・

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そしてここまで来たら、大好きなポポロ広場にも。
残念ながら双子教会の1つは修復中でした。

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翌日の仕事もあるので、今回はこの辺で終了!
(しかし、あまりの人の少なさにちょっと拍子抜け(;^ω^) 冬はこんなもんなん?)
ここから地下鉄でテルミニまで行き、ホテルに戻りました。


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