イタリア・トスカーナ専門コーディネイターのトスカーナ田舎暮らし

日常生活から仕事、イタリアの笑えない話など、人口1800人のド田舎から日々の生活を綴ります。

散策

あの1枚を撮るために・・・小さな村をグルグルグル

私は旅系のFBページにいいね!をたくさんしてるので、
素敵な場所の写真がタイムラインにダダ―っと流れてくるのですが、
その写真で、「ここーーー!!ここに行きたい!!」
となるんですね。
小さな村に行きたい!って思わせるのは、路地や広場、看板なんかもあるけれど
一番はやっぱり、その全体のたたずまいだったりします。

数年前、アンギアーリに行きたい!となったのは、この写真
(このサイトのかどうか分かりませんが、このアングルです)
今回の訪問では時間があったので、このアングルを探してぐるぐる歩き回りました。

下りたバス停からの全景はこちら・・・前に家族で来た時に通って何枚も撮影したので
私にはお馴染みのアングルです。これはこれで素敵だけれど。

IMG_1183

ちなみに、訪問先企業のお部屋からは、こんな風に見えます。

IMG_1012

いいなぁ、こんな職場(笑)

あの写真はもっと高い場所から、と予想していた方向で上れる場所に行くも、
柵や木があって見えなかったり、せっかく上ったのにぃ~とがっくし・・・
それを数回繰り返し、汗かきつつも、おお、これかも?の場所を発見。

IMG_1097

でもまだ低いよな~。
アングル的には近いので、これより高いところ・・・坂を発見!
そして上って撮影したのが、これ。

IMG_1098

おお~これちゃうの!?と感激したのもつかの間、
電線がぁぁぁ・・・皆さん、画像処理で消してるのかなぁ?
そしてやっぱり、まだ若干低いよなぁ・・・

その後、時間切れにつき、完璧な写真は撮れなかったのだけど、
おかげで村中を歩き回って楽しかったし、写真もたくさん撮ることができて
けっこう満足して帰りました・・・が!結局最後に見つけてしまったんです。
ほんの一瞬ですが、バスの車窓から、あの写真と全く同じ風景を!!!!
車窓撮影が結構得意な私ですが、さすがに間に合わなかった(涙)
これでまた、アンギアーリ・リベンジの理由ができてしまいました💦


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小さな村に行くと、ついつい撮ってしまう写真とは

先日、仕事でアレッツォ県の小さな村・アンギアーリに行ってきました。
トスカーナ自由自在のサイトでも紹介していますが、
小さな村としての一定の評価基準にもなる
イタリアの最も美しい村」、
イタリア・ツーリングクラブのオレンジフラッグ」、
スローフード協会のスロー・シティ
この3つ全てに選ばれています(トスカーナでは他、バルガもそうです)

こういう小さな村には、フィレンツェのドゥオモとか、ピサの斜塔みたいに
これぞ!という壮大なモニュメントはありませんが
ついつい写真を撮りまくってしまういろんなものがあります。
それは・・・アーチのある風景

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も~こういうのを見ると、「あの先には何があるんかな?」とゾワゾワします(笑)
ちなみにこれは、城壁外に出るところ。

IMG_1132

そしてこれは、城壁沿いにある教会の地下にある通路です。
普通に通れるようになっていて、昔の井戸もありました!

こんな風に、アーチを額縁っぽく撮るのも好きです。

IMG_1061

IMG_1114

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中世の町並みが残る小さな村は、だいたい旧市街に入る時に門があります。
これはあくまでも私の憶測ですが、防衛目的のため、昔は重厚な扉があったのでは?

アンギアーリの旧市街の門は、高低差がありますがほぼ並んで2つあります。

IMG_1085

旧市街向かって右側が、聖マルティーノ門(旧門)、門がダブルになっています。

IMG_1030

そしてこちらが、旧市街向かって左にある新門。
門の奥に見えるのが、ミシュランガイド掲載レストラン「Da Alighiero」です。

アーチ好きの皆さん、堪能して頂けましたでしょうか?笑。
萌え萌え写真撮影や萌え萌えスケッチをするなら、トスカーナの小さな村へ!


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モンテプルチャーノはもうクリスマスムードたっぷり

アッバディアの後は、モンテプルチャーノへ。
この日はまだ11月22日だったのですが、もうクリスマスツリーが飾られていました!

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モンテプルチャーノの中心の広場、グランデ広場には
ツリーの他にクリスマスマーケットも設置されていました。

上の写真はドゥオモをバックに、下の写真は市庁舎をバックに。

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クリスマス・シーズンの始まりは本来なら12月8日ですが、
何だか年々早まっているような・・・もうハロウィンが終わったら、クリスマス、という感じ。
設置しだしても点灯は11月末にならないと、と思いきや、
すでに点灯まで始まっていました・・・

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それもそのはず!
「モンテプルチャーノのクリスマス」と題したイベントが、もう11月18日から始まっている!
公式サイトの気合いの入れ方もスゴイ!(笑)

クリスマス市、サンタさんのお城などの特設イベントは
12月2・3日、7・8・9・10日、15・16・17日、22~26日。
サンタさんのお城内では、ノービレワインなど4本の試飲&軽食が12ユーロ、
他にもスケートリンクやポニー乗馬など、いろんなイベントがあるようです。

IMG_0661

プラート門もこのようにいるイルミネーションが。

冬時間になると観光時間が短くなる~と思いがちですが、
逆にクリスマスシーズンは17時からすでに夜景、イルミネーションが見られて楽しいですね。
この時期にモンテプルチャーノに来られる方は
せっかくなので上記の市などが開いている週末に来てみてくださいね。
私ももう1回来て、1日かけてゆっくり周りたいな~。


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世界遺産「オルチャ渓谷」で一番シブい村は、やっぱりラディコーファニ

今回のグループのお客様の日程の中で、一番あーでもない、こーでもない
となったのがこの日=ハイヤーで南トスカーナを周る1日。
なんせ7人グループなので、リーダーの方と相談して提案→グループで意見を聞く、
の繰り返しだったのですが、最終的には「マイナーで、車でしか行けないところ」に。
オルチャ初めての方もいましたが、王道のピエンツァやモンタルチーノは避け
オルチャ渓谷ではラディコーファニ、それからアッバディア・サン・サルヴァトーレ
最後にモンテプルチャーノを周る案に決定!

「オルチャ渓谷の絶景を見る」が一番の目的でもあったので、
問題はラディコーファニの要塞が開いているかどうか。
開いてなければ通年要塞が開いているモンタルチーノの代案はあったのですが
ラディコーファニの要塞に確認すると、結局、本当は休みだったのに
私たちのために開けてくれることになりました!!

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遠くからぽっかり浮かぶ村と要塞が見えてくると、皆さんのテンションも上がります。
そして、まずはメインイベント?の塔へ登り・・・

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これこれこれ!!
眼下に見えるラディコーファニの村と、オルチャ渓谷の絶景!!
あいにく天気は曇りでしたが、雨が降らなかっただけヨシとしましょう。

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それから、村を散策。
メインの広場から、中心の通りを門に向かって下っていきます。

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石造りの路地、そこから見えるアーチ、玄関の古い扉・・・人もまばらで
童話の世界に入ったような錯覚に陥ります。

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ピエンツァは単独で世界遺産になっただけあり、村も美しいのですが
町並みは同じように童話のようでも、いかんせん観光客が多く、
日本の団体ツアーの方も押し寄せるほど。そういうのが興ざめしてしまう方は、
ラディコーファニのようなマイナーな村をおススメします。

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店先のちょっとしたお土産も可愛らしい。

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これはローマへ続く道に向かって開いている、ローマ門。看板がシブいっ!!
なんとも味があって、オルチャの他の村にも全くひけを取りません。

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猫も多くて、猫好きさんにも満足して頂けます(笑)

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立派な大聖堂や宮殿、お土産物屋さんもほとんどないけれど、
地元の肉屋さん、パン屋さん、文房具屋さんなどが点々とあり、
生活感が普通に感じられるのも大きな魅力。
私たちを見て「団体さんだ!」とばかりに張り切って声かけてきた
食材屋さんのおばちゃんも愛らしかったです(笑)

と言う訳で、私個人的にオルチャではイチオシのラディコーファニですが
オルチャ渓谷ってそもそもどこを指すの?どんな町があるの?と思われる方は、
オルチャ渓谷のまとめを「たびねす」にて記事にしていますので、ぜひご覧ください。
あの風景はどこにある?世界遺産「オルチャ渓谷」攻略ガイド

簡単に私が目的別でおススメするならば
王道ならピエンツァ、ワイン好きならモンタルチーノ
要塞に上って絶景を見たければ、春~秋ならロッカ・ドルチャラディコーファ二
冬なら通年開いているモンタルチーノカンピリア・ドルチャ
小さな村ならバーニョ・ヴィニョーニロッカ・ドルチャラディコーファニ
温泉・スパならバーニョ・ヴィニョーニサン・フィリッポ
それでもどこに行くか、時間はどれくらいとったらよいのか?悩んでしまう方は、
コーディネイト&ハイヤー手配を承りますので、ぜひお問合せ下さいね。


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【チンクエテッレ】これぞ「崖っぷち」の村・リオマッジョーレ

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チンクエテッレの5つの村は、果たして1日で周れるのか!?」、
モンテロッソヴェルナッツァコルニリアマナローラに続く、
最後の村の紹介はリオマッジョーレ、ラ・スペッツィアから見ると一番近い村です。

駅から出ると、左側には海沿いの遊歩道「愛の小道」の入り口があります
※2017年9月7日現在閉鎖中、2018年春再開通予定だそうです
※チンクエテッレカードで入場できます

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そして右にはチンクエテッレ・ポイントのオフィスと、その先にトンネルがありますので

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このトンネルをまっすぐ進んで下さい。

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トンネルを抜けたら、左側はゆるい坂道が続く道、お店や飲食店がパラパラあります。

CIMG6980 (2)

時間がない方は、こちらには行かずに海の絶景ポイントにそのまま行きましょう。

CIMG6983

トンネル抜けてすぐには、色とりどりのタイルがあってキレイです✨

トンネルからそのまままっすぐ行くと、更に洞窟っぽいところに入り、
海へ行く道に出ますので、ここをまっすぐ行きます

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(写真は海側から撮影しています)

ボートレンタルがあるからか、道にはボートがいっぱいです(笑)

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そこから左右に海に下りられる道がありますが、左側の階段を行くと、
まさに「チンクエテッレ」の絶景が見られます!

CIMG6993

ここは岩場で柵などもないので、どこまで行くかは自己責任で💦
くれぐれも足元にお気を付けください。

まとめますと・・・
※ チンクエテッレならではの断崖絶壁にたつ様子が間近で見られる
※ アップダウンがある(特に海に下りるとき、山側のメインストリート)
※ 海沿いの遊歩道「愛の小道」の発着点

これにて6回!に渡ってお送りしたチンクエテッレ特集(笑)は終わりです。

夏場はフィレンツェから直通電車も朝・夕に1本づつあるので日帰りも可能。
玄関口となるラ・スペッツィアも今回のバカンスで初めて旧市街へ行って
なかなかよかったので、ラ・スペッツィアに前泊か後泊で1日がっちり
チンクエテッレのみを周るのも良いと思います。

ちなみに3年前に姪っ子と行った時は2泊3日で
1)フィレレンツェよりラ・スペッツィア経由、電車でチンクエテッレ(夕食まで)
  ラ・スペッツィア泊
2)ラ・スペッツィアから船でポルトヴェーネレ観光、夜にピサ移動
  ピサ泊
3)ピサ観光悪魔の橋、フィレンツェ帰宅
でした。

皆さんの参考になったら、とっても嬉しいです★


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くみこ

フィレンツェ郊外の田舎にダンナ&息子2人で暮らす。通訳・翻訳、トスカーナ専門のコーディネイター・ライターの仕事をしつつ、愛着を持つトスカーナの田舎や小さな村、イベント、郷土料理レシピなどを発信・個人旅行の提案を行うサイト・トスカーナ自由自在を運営。
デカい・黒い・よくしゃべるので、日本人には見られないコテコテ関西人。

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