イタリア・トスカーナ専門コーディネイターのトスカーナ田舎暮らし

日常生活から仕事、イタリアの笑えない話など、人口1800人のド田舎から日々の生活を綴ります。

お得?それとも損?~最近多い、「共通券」の良し悪し


美術館や教会関連施設の「共通券」って流行り?なのか、最近増えています。
やはり少し高くしてお金をとって(笑)あまり人がこない博物館に入ってもらおう、
そしてチケットの種類や窓口の数を減らして効率化しよう、
という意図なんでしょうね、きっと。

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先日モニターツアーでサンジミニャーノに行った時、久々に塔にも上りました。
以前は塔とその下にある市立美術館が共通券だったのが、
今回行ったら、更に、考古学博物館、中世の薬局、近代美術館、
サン・ロレンツォ・イン・ポンテ教会も同じ券で入れるようになっていました。
これだけ入って、大人9ユーロ、2日間有効。
しかし実際に入ったのは、塔と市立美術館のみだったし、
更に贅沢を言えば、ドゥオモを入れて欲しかったなぁ、とも。

他にも近年そうなったのが、フィレンツェのドゥオモ

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今でも大聖堂は無料で入れますが、その他のドゥオモ関連施設である
洗礼堂、ジョットの鐘楼、クーポラ、地下の聖レパラータ教会跡、
ドゥオモ付属博物館が1枚15ユーロのチケットとなっています。
これって全部入るとお得ですが、フィレンツェ何回も来てて
今回は博物館だけ、とか、クーポラだけって人には割高になる計算。
そしてこれ、サイトでの購入がめっちゃ面倒で、
なんでもっと分かりやすくできなかったのかと思うほど。
そして購入時に6日間日を選び、実際はその中の日程で
一施設目入場から48時間以内有効、とそれもなんかややこしい💦
※クーポラは予約が必須になりました。

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他、シエナのドゥオモ関連施設ピサのドゥオモ関連施設も共通パス。
ただし!フィレンツェとシエナのドゥオモ関連施設は見学施設を選べず一律料金ですが
ピサは斜塔は別料金ながら、他の洗礼堂、カンポサント、シノーピエ博物館は
1つで5ユーロ、2つで7ユーロ、3つで8ユーロと、選べるからめちゃお得!
そして11月のお客様と斜塔も含めて全部周ってきましたが、これがよかった~!

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ピサの施設については、今後のブログで紹介していきますね。


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超ワイルドな、毛付きの生ハム

先日マンマの家でランチした時、もらってきたもの・・・

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・・・毛!?

これ、イノシシの生ハムです。
義妹のお舅さんがハンターで、仕留めたイノシシを自ら生ハムを作ったそうで。
なんで毛を残したのかは謎ですが、なんともインパクト大な生ハムちゃん。

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肉は黒みのある赤で、真空パックを開けた時の香も
豚の生ハムと言うより、牛の生ハム・ブレザウラっぽい感じ。
肉が固そうなのもあって、ダンナにスライスしてもらいました。

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多少の癖はありますが、独特の味わいと強めの塩がたまらない~赤ワイン欲しい~!!

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イノシシ肉大好きな長男も、超お気に入り!
開けた翌日から、学校のおやつにこの生ハムのパニーノ持参しています(笑)


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超観光地で「良いレストラン」を見つけるためには?

イタリアでは幸い、「食事がマズイ!」「ハズレ!!」というのはあまりないですが
超観光地では店自体も多すぎるし、いわゆる「観光客目当て」のレストランも多く、
手抜き&ぼったくり(とは行かなくても、場所柄高い)・・・
そこから満足できるレストランを見つけるのは、なかなか難しいものですね💦
それでも今は、トリップアドバイザー(口コミ)、旅サイト、
現地在住日本人や実際行った人のブログなど、
日本語の情報も溢れるほどあるので、かな~り助かってます。

しかし、それでもなかなか見つからなかったら・・・

広場やメインストリートから出て、路地に入ってみる

今回の「超観光地」は、サン・ジミニャーノ、世界遺産の塔の町です。
冬なのでさすがに観光客もまばらでしたが、春~秋は歩いにくいほどのスゴイ人!
先週のモニターツアーで行ったのですが、タイムテーブルが流動的だったため
事前に調べてこなかったのです。
メインストリートから脇道に出てくるレストランの標識を見て
いくつかメニューなどを見て、決定したのが、La Bettola del Grillo 2

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とりあえず、5名で5皿をシェアしました。

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前菜はブルスケッタの盛り合わせ。

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サフランのリゾットに、ピチのキアーナ牛のミートソース
 ここで初めて知りましたが、サン・ジミニャーノはサフランが特産だそうです!
  偶然にもこんな動画も見つけました。
 ピチはシエナ特産のうどんのようなパスタ
 キアーナ牛はフィレンツェ風Tボーンステーキに使用される高級牛

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うさぎとオリーブのヴェルナッチャ煮込み、トスカーナサラダ
 ヴェルナッチャはサン・ジミニャーノ特産のDOCG白ワイン

どれも上品な味付けで美味しかった&一品一品の価格も普通
(メインストリートの別のあるレストランはここの1.5倍ほどでした)
特にリゾットがクリーミィで大満足!

もちろん広場やメインストリートのお店がマズイ&高い、訳ではないし、
路地のお店が美味しい&安いわけではないですが、
迷ったときには、1つはずれた道に入ってみることもおススメします☆
あとは野生の勘ですね(笑)

トスカーナでお店に迷ったらこちら(これからもっと充実させますねー)

フィレンツェでハーフサイズが選べる店はこちら
たくさん食べられないけど、いろいろ食べたい人にはおススメです♪


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美術館に入らずとも美術鑑賞ができてしまう・・・それがフィレンツェ。

先日、長男とウフィッツィ美術館に行ってきましたが、
フィレンツェの凄さは美術館作品のレベルや数もさながら、
美術館に行かずとも、「その辺ブラブラ」で美術鑑賞ができてしまうこと。
それもタダで(笑)

先週の日本語学校までの待ち時間、長男からのリクエストで行ったのはここ。

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シニョーリア広場なんですが、お目当てはここ、ランツィのロッジア。
ここはロッジアの下に、たくさんの彫刻が展示してあり、
いつでも誰でもタダで入れます!

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息子2人がぼーーーーーーっと(笑)眺めているのが
ジャンボローニャ作の「ケンタウロス・ネッソスを打つヘーラクレース」ですが
ジャンボローニャの有名な作品といえば、その前にある、これでしょう!

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サビニの女たちの略奪」、3人が絡み合う、このクネクネがたまりません!
ウィキペディアによると、3人以上が合わさった彫刻はヨーロッパでこれが最初の作品らしく
どの角度から見ても鑑賞できるような作品になっているらしい・・・これホント。
これが1つの大理石ブロックから作られたとは、ただただ凄い。

もう1つ有名な作品はロッジア角にある、「ペルセウス」

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血がしたたる生首を持ってるのがインパクト大!の作品で、
これだけ大理石でなくブロンズ像となっています。

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昔はここへ来ても、正面のライオンに喜ぶくらいでしたが
そう考えると息子たちも成長したもんです。
・・・とはいえ、裸体彫刻を指さし、
「チ〇チ〇!!」、「お〇り!!!」、「お〇っい~!!」
とゲラゲラ笑うのは、相変わらずですが (;^ω^)

ちなみにこの辺りでは、ウフィッツィ美術館前の芸術家・政治家の彫刻、
ヴェッキオ宮殿の中庭も無料でふらっと見られるスポットです。


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縦か?横か?写真撮影で気を付けたいこと

トスカーナ自由自在の大幅改訂のため、ただいま過去の記事を全て見直し中。
写真を選びなおす際、何使うかで撮影の時にもっと気を付けないとなー💦
とまさに、痛感しているのです。

まず1つ目が、写真は縦か?横か?ってこと。
私は個人的に、縦写真が好き。

ギャラリー-2

あと、特に背が高い建物だとか路地なんかは、
縦写真の方がおさめやすいものが多い、ってのもあります。

でも往々にして、サイトに使用する場合だと、横写真の方がいいんですよねぇ。
スマホで見る分にはそれほど気にならないかもないかもしれないけど、
PCで見ると、縦写真1枚だとすごく間延びする、デカすぎる。
だから今、写真の見直し・入れ替えで自分が撮影した写真から選ぶ時、
うわ、縦写真ばっかりやーーー、どないしよーーーー💦ってことが多いのなんの。

一方、人物写真専門カメラマンの笠谷さんが前にFBで書いていたと思うのだけど
逆にFBやインスタの投稿だと、縦の方が写真が大きくなるのでインパクト大!
それにも納得・・・

てことは?
使う用途で縦横を決める。
いかようにでも使えるように、縦でも横でも撮っておく。
どちらかというと横、縦に使いたい時はトリミングできることも多いから。
でしょうかねぇ。

他にも写真を撮る際、依頼する際に気を付けたい事は、下記のブログでも書かれていました。

写真をビジネスとして依頼する際、分野関係なく大切なひとつのポイントとは?

セルフマガジンを作るときの写真撮影のベストタイミングは誌面構成ができてから。


サイト見直し中の覚書でした。



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くみこ

フィレンツェ郊外の田舎にダンナ&息子2人で暮らす。通訳・翻訳、トスカーナ専門のコーディネイター・ライターの仕事をしつつ、愛着を持つトスカーナの田舎や小さな村、イベント、郷土料理レシピなどを発信・個人旅行の提案を行うサイト・トスカーナ自由自在を運営。
デカい・黒い・よくしゃべるので、日本人には見られないコテコテ関西人。

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