トリュフ狩りの後は、採れたトリュフを持ってそのままレストランへ。

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シェフのサルヴァトーレにトリュフを渡し、早速レッスン開始です。

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ここに私が通訳でお邪魔したのは1年前、その間にシェフが変わったよう。
前回のミルコ君は若い分?口数少な目だったけど、
今回のサルヴァトーレは料理はもちろん、こういった説明も経験の豊富さが感じられ
その話し方も所作もとーーーってもエレガントなまさに紳士♡

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テーブルの上には、全員がパスタをこねられるようにスタンバイ。
このレストランでは普通の小麦粉と古代小麦粉の2つを半々にして使用しています。
(古代小麦の方が味わいや栄養価は高いが、お子さんやお年寄りで嫌がる方もいるので)

皆がこねた生地を寝かせている間、先にデザート作り・・・

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これはチョコチップではありません!
なんと、ここにもさっき採った黒トリュフを入れちゃいます!!

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カップに入れてクリームをホイップするだけで、
いつものティラミスも、こんなにオシャレに変身します。

続いては皆で生地を作ったパスタを電動パスタマシーンで伸ばしていきます。

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切る太さで名称が変わることを、切って見せてくれました。

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一番奥から、タリオリーニ、フェットゥッチ―ネ、タリアテッレ、パッパルデッレ、ラザニア。
今回はトリュフソースと絡めるので、不滅のコンビ=タリオリーニで。

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こうやって丸めて置くのも、私だとくっついてしまうのだけど
生地の分量や粉のかけ方が絶妙なのか、全然くっつかない・・・そこが主婦とシェフの差(笑)

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そして厨房へ移動して、塩をした黒トリュフにバターを弱火で溶かしてソースを作り、
生パスタを茹でていきます・・・生なのでだいたい1分!
アシスタントのフランチェスコは寡黙で、サルヴァトーレとは対照的。

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そして出来上がったのがこちら・・・悶絶!!
香りだけでなく、粗く切ったトリュフのフレッシュな食感も最高でした。

私たちがパスタを食べている頃、またサルヴァトーレが動き出したと思ったら、
今度は鶏肉を1枚づつ叩いて広げている・・・

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メインはデモだけかと思いきや、これも実習付き。
広げた鶏の胸肉に、サルシッチャ、芽ネギ、シャルロットネギ、トリュフ、
のみじん切りを混ぜた具を入れ、くるくると巻いてゆきます。

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ここでも主婦とシェフの差を感じたのが

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ちゃんと爪楊枝で閉じて、いったんラップでキャンディ状にし、形を整えます。
そうすると焼く時に崩れず、見た目もキレイ。

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私は時間が推してささっと一切れしか食べられなかったのですが、
とにかく彼の味付けは上品・・・薄味なんだけど、物足りなくない、絶妙な味付け。

そして急ぎつつ、トリュフのティラミスを!

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これは砂糖の分量もかなり少な目(普通のレシピの3分の1)で、
デザートなのにトリュフの香や味が感じられるようになっていました。

大人数だし、見るだけかと思いきや、実習部分もそれなりにあり、
何より説明が丁寧でとっても良い料理教室でした。
何より、自分たちが採る瞬間を見た超フレッシュトリュフが味わえるとは!
(※メインの鶏肉のトリュフは、前日にシェフが採りにいったもの)

トリュフ狩りは5月以外毎日開催できますが、料理教室は火・木のみです。
また、風車のアグリツーリズモは12月10日までで冬季休業に入り、
来年3月12日よりまた皆さまのお越しをお待ちしています。
12月10日までも、少し空きがあるようなので、気になる方はお問合せ下さいね。


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