イタリア・トスカーナ専門コーディネイターのトスカーナ田舎暮らし

日常生活から仕事、イタリアの笑えない話など、人口1800人のド田舎から日々の生活を綴ります。

息子たち

私が大きくなったのか?息子が大きくなったのか?

この2つの服、この冬から長男が着ています。

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私がむかーし、とはいえイタリアでも着てたので10年くらい前まで?
は着ていた、ちょっとピタッとしたタイプの服。
私の体が大きくなったわけではないでしょうが(滝汗)
きっと年をとったから、ピタッとしすぎるのは着る気がしなくなっていたのです。
特に昔はユニセックス系の服が好きだった私、
このグレーのセーターはGAPボーイズの11~12才用、
黄色のフリースはビームスボーイのLです。

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グレーのセーターは先日のウフィッツィ・デートでも着用。
長男も似合ってる&気に入って着てくれるのが嬉しい💛

とか言いつつ、昨年も自分用にベネトンボーイズで買ったんですけどね💦
これは13~14才用で、ピタピタじゃないからまだまだ着られる(笑)


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息子が大きくなったからこそ、一緒に楽しめること!

子供が大きくなったら母親が一緒に楽しめること、
娘ならやっぱり、「買い物とか♪スィーツとか♪」
になるのでしょうが、息子の場合って、ホンマ、ないよな~!
・・・とずっと思ってましたが・・・ありました\(^o^)/

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美術鑑賞!
長男と2人でウフィッツィ美術館デート💛
子供たちが小さい頃は、お出かけ&バカンスは海か山、あるいはテーマパーク系、
大都市なんて無理無理!!中規模な都市なんかに行っても、教会や城系、また
博物館系でも行けるのは自然系の博物館だけ・・・
絶対避けてきたもの、まさにそれが美術館だったのです・・・が!!

数年前、子供向けのフィレンツェのガイド本を見てから、
フィレンツェの旧市街に来るたびに
「ドゥオモ・・・ヴェッキオ橋・・・フィレンツェってすごいなぁ」
と言うようになった長男。
メディチ家のドラマにもどっぷりハマり、この1年ほど美術館に行きたいと言続け、
更に中学になって美術史も始まり、その熱も加速してきたよう。

もう、行こうと私が言いだしてから、ウキウキ?ソワソワ?
そして12月30日に予約の電話を入れてからは、
「早く1月3日になって欲しい」「Non vedo l'ora(待ちきれない)」
を連呼しまくり・・・そして何やってるんかと思ったら、

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美術史の教科書で「ウフィッツィ美術館蔵」と書いている作品に印をつけてるし!

11才になって可愛げも少なくなってきた長男ですが、
さすがにこの様子がも~~可愛くって、
母はこの日、「超甘やかしモード」に入りました=3=3=3

まずはマンマ宅に寄り、次男を預け(これは予定通り、次男は全く興味ナッシング)
ランチも食べずにすぐに2人でバスで旧市街に出向き

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Fishing Labで早めのランチ~好きな生魚やフライを食べる💛
ホントはランプレドット・パニーノ立ち食いでもよかったけど、
なんせ「超甘やかしモード」なのでね。

最初はデザートはいらんと言っていたのに、
メニューで彼にとって最強の組み合わせ=チョコ&ラズベリーのケーキを見つけ
それももちろん、頼んで食べちゃう💛

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小さい頃の可愛さはもう戻ってこないけど、これはこれで楽しいかも?
小さい頃の動画や写真を見てちょっとノスタルジーの時もあるけれど
なんや、大きくなったらこういう楽しみ方あるんやーー!と再認識!

もう母も嬉しくて嬉しくて、セルフィー撮りまくり(親ばかでスミマセン)

双子

今回はウフィッツィかアカデミアが迷ってウフィッツィにしたけど
(理由:うそもんやけど、ヴェッキオ宮殿の前でも見れるし!
    ・・・いや、やっぱりホンモノは見るべきやで!とは言っておきましたが💦)
次回はアカデミア!そしてドゥオモのクーポラも上りたいらしいし
またフィエーゾレの遺跡見たいらしいし・・・ああ、またデートできるやん!
ほんと、フィレンツェ近郊に住んでるんやから、めいっぱい楽しまんとね。


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日本にはない?イタリアの中学校の教科その3・Storia dell'Arte

日本の中学にも、「美術」はありますが、
私の記憶が正しければ、主に実技とかマテリアル、色の話だけだったような・・・
イタリアでも、もちろんそれらもあるのですが、
とにかくスゴイ\(◎o◎)/!のは、「Storia dell'Arte = 美術史」
日本だと「世界史」の中で、超有名どこをサラッと触れるだけでしょうが・・・
こっちは、ガッツリ、さすが本場でございます💦

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まずはこの美術史の教科書、なんと400ページ\(◎o◎)/!
中学3年間同じ教科書とはいえ、それでもすごいページ数。

どっから始まるのかと思ったら、なんと先史時代のラスコー洞窟の壁画!!

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これ、宿題で模写もありました。

絵画だけでなく、建築もあります~これはローマ時代のパンテオン

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建築も現代まで続き、パリのエッフェル塔も!

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絵画ではもちろん、まさに本場のジョットとか
※ジョットはおらが村から北西に車で15分のヴィッキオの生まれです

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これはパドヴァのスクロヴェー二礼拝堂ですが、

1.空間はどのように表現されていますか?
2.どのレリーフに感情や情動が表現されていますか?
3.ビザンチンやドゥッチョの絵画の伝統と、ジョットの違いは?

こんな深い質問まで!

それから、もちろんルネッサンスもたんまり、ありーの

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更に近代ではキューバ革命下の美術や

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NY派のジャクソン・ポロックまで!

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おかげで長男、なんか美術に興味も持ち始め、
「ウフィッツィに行きたい」「アカデミアに行きたい」
などと頻繁に言うように・・・
それで、「じゃ、行こうか」って行ける場所に住んでるのに感謝!!です。


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日本にはない?イタリアの中学校の教科その2・Epica

「日本にはない?イタリアの中学校の教科・その1~Tecnologia」
が思いのほか大好評だったので、続いてその2を更新します。
その2は・・・EPICA=叙事詩

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日本でいうと「古典」「漢詩」?枕草子を読むような?
でも古典や漢詩はオリジナルの文体で文法がメインだった記憶がありますが、
こちらは現代イタリア語で書かれており一般教養として神話や叙事詩を習うようです。

教科書のタイトルの「il mito e l'epica」= 神話と叙事詩、というように

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ギリシャ神話、そして古典叙事詩といえば!ホメロスの「イリアス」「オデュッセイア」

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イラストはこんな感じ(ウフィッツィ美術館保有の「ヘラクレスと」

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私はブラピの映画で話が分かった「トロイ」、中学生で習うんや・・・

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神話=古代ってイメージですが、中世の騎士の神話もあるんですねぇ・・・

この教科を見て、やっとイタリア人が一般レベルで神話や叙事詩に詳しいか分かりました。
あと、けっこう神話の登場人物の名前をつける人がいるんですよね。
そういうお宅は兄弟全員「神話ネーム」で、次男のクラスメイトの兄弟なんて
アキッレ(アキレウス)」、「ミネルヴァ(ミネルウァ)」、
神話じゃないけどギリシャ繋がり?で、最後の子は「オリンピア」。

ちなみに長男の好きな教科の1つ・・・ギリシャ好きのダンナに似たようです(笑)


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日本にはない?イタリアの中学校の教科その1・Tecnologia

長男が中学生になって4か月、本人はもちろん、
日本人母の私が「ほぉ~!」と思う事がいろいろあるので、
少しづつ紹介していきますね。

中学から増えた教科、おそらく日本にはない?イタリアらしい?
ものがいくつかあります。
まずは・・・TECNOLOGIA=テクノロジー
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本からして3冊、教本とラボラトリー、図面集

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この他に、実習バッグに定規関係一式とコンパス、濃度違いの鉛筆、紙・ファイル

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今はしこたま幾何学模様を描いて、器具の使い方や正確に描く事を覚えているよう。
イタリアはファッションや建築の国、その分野でも特に
機能美だとか造形美だとか特徴に挙げられますが、
そういった特徴はこんな中学の教科がベースとなって育まれてゆくのか・・・と。

教科書を見ていると、テクノロジーってだけあって、いろんなモノの図解があり

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風力発電のプロペラとか

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消火器とか

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石油の精製とその温度で利用されているものとか

もっと身近なものでは、

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カメラとか

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ボールペン!

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イタリアらしいのが、チーズの製造過程っていうのもありました。

これは日本でもあるかもしれないけど、
今の時代、パソコンのいろはも学校で教えてくれるのね~。

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ペイントを使用して写真加工をしている様子。

なかなか面白いイタリアの中学校の教科、続編をお楽しみに!


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Profilo

くみこ

フィレンツェ郊外の田舎にダンナ&息子2人で暮らす。通訳・翻訳、トスカーナ専門のコーディネイター・ライターの仕事をしつつ、愛着を持つトスカーナの田舎や小さな村、イベント、郷土料理レシピなどを発信・個人旅行の提案を行うサイト・トスカーナ自由自在を運営。
デカい・黒い・よくしゃべるので、日本人には見られないコテコテ関西人。

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