イタリア・トスカーナ専門コーディネイターのトスカーナ田舎暮らし

日常生活から仕事、イタリアの笑えない話など、人口1800人のド田舎から日々の生活を綴ります。

アレッツォ

トスカーナのいろんな場所で、イスの「イタリアン・トリコローレ」

イタリアの緑・白・赤の三色旗。
これをイスで並べているシーンがあると写真を撮ってしまいます。
いまサイトの改訂で写真を整理していたら3つ出てきたので、せっかくだからここでご紹介!

まずはフィレンツェ。

20150918_134211


駅やメディチ家礼拝堂に近い、ヴィンテージショップの前。
ここはいつ通っても、こんな味のあるイスが並んでいます。

そしてアレッツォ。

CIMG4458

アンティーク市に行った時、グランデ広場近くのアンティークショップ前で見つけました。
1つ余計なんも入ってますが、それはご愛敬(笑)


最後がスヴェレート

DSCN9920


2015年のバカンスに立ち寄った、イタリアの美しい村の1つ。
色あせたプラスチックのイスですが、こうして並ぶとやたら可愛いですね。
これもよく見ると、順番間違えとるがな!・・・これもご愛敬(笑)

他にもどこかで見つけたら激写して(笑)、また投稿しますね。


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中部4州横断!「ピエロ・デッラ・フランチェスカ」の名画を巡る旅

サンセポルクロでもらった冊子の中に、こんなものがありました。

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写真右の黒い冊子=「ピエロゆかりの地を訪ねて」
まさに10年前の取材と同じ場所ばかりだったのと、
意外?とまわりにピエロファンの人がいたので、ピエロファンの方のためにまとめてみます!

ピエロの作品は、下記の中部4州に集中しています。
※ エミリア・ロマーニャ州 : リミニ
※ ウンブリア州 : ペルージャ
※ マルケ州 : ウルビーノ
※ トスカーナ : フィレンツェ、アレッツォ、サンセポルクロ、モンテルキ


取材の時はフィレンツェに宿をとられていたので、すべて日帰りで。
でもダブる行程もあるので、3泊4日ですべてを公共機関でまわるプランを立ててみました。

【1日目】
リミニのマラテスティアーノ寺院
「聖シジモンドの前で祈りを捧げるシジモンド・パンドルフォ・マラテスタ」

 (電車でペーザロ、ペーザロからバス・46番

ウルビーノのマルケ州国立ギャラリー  「キリストの鞭打ち」、「セニガッリアの聖母」

(ウルビーノ泊)

【2日目】
(ウルビーノからバス・46番でペーザロ、ペーザロから電車)

アレッツォのサンフランチェスコ教会  「聖十字架伝」
アレッツォのドゥオモ  「マグダラのマリア」

アレッツォ泊

【3日目】
(アレッツォからバス・SI381番

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サンセポルクロの市立博物館
「キリストの復活」、「ミーゼリコルディアの祭壇画」、「聖ジュリアーノ」、「聖ルドヴィーコ」

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サンセポルクロのピエロ・デッラ・フランチェスカの生家(財団)
ビデオ上映や、壁にピエロのフレスコ画も残っています。

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 (バス・SI381番

モンテルキロの出産の聖母博物館 「出産の聖母」

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 バス・SI381番

アレッツォ泊

【4日目】
(電車)
ペルージャのウンブリア州国立ギャラリー 「聖アントニオの祭壇画」

↓ (電車)

フィレンツェのウフィッツィ美術館 「ウルビーノ公夫妻の肖像」

もちろん、ピエロの作品鑑賞だけでなく、町観光もするのであれば
日程は長くなりますが、行程としてはこんな感じです。

電車の乗り方バスの乗り方を参照していただいて、個人で公共交通機関で行くのは無理!
と思ったら、ピンポイントでハイヤーを手配したり、アテンドを依頼してくださいね。

※ あと1つ有名なピエロの作品「モンテフェルトロの祭壇画」はミラノのブレラ美術館にあります。


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イタリア旅行で「アパート滞在」を強くおススメする理由

私自身のバカンスでも、可能であればアパート滞在にしています。
イタリア(おそらく他のヨーロッパの国でも)に旅行で来られる方にも
数日(だいたい3泊以上)&複数人で滞在する場合は、強くおススメしたい!
・・・その理由は。

1)節約できる
  アパート1泊につきいくら、なので、頭数で割れば各人ホテル1室取るより安い。
  毎食を外で食べなくて良いので節約できる。
  
2)プチ・海外在住体験ができる!
  キッチンや、ソファーのあるリビングがあるケースが多いので
  数日でも、まさにそこは自分の家?
  スーパーで買い物して自炊すれば、まさに海外旅行なのに日常気分!
  
3)洗濯できる!
  洗濯機のあるアパートの場合、洗面台でパンツや靴下を洗わなくてもいい!
  私は2週間バカンスの際、ちょうど半ば滞在の町では洗濯機付きアパートに滞在し
  そこで半分ごっそり洗濯することができました!
  トリエステでは ここ 、アンコーナでは ここ に滞在しました。

4)子連れにはめっちゃ楽!
  特に夜外食しないのは、1)の節約だけでなく、お子さん連れにはほんっと楽!
  疲れて外に出たくない、グズグズで外食どころじゃないって時も
  アパートなら自炊や、お惣菜やインスタントで温めるだけでOK!!
  1回は夜豪華に外食とか、ランチを充実させるとかメリハリがつきますよ。

今回、3泊4日でフィレンツェ滞在された視察通訳のクライアントさんは
La Casa Miaさんで、こんなアパートを借りて滞在したのですが・・・

この広いリビングを見よ!!

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そのテラスからは、ヴェッキオ橋が~!!

IMG_2007

最初はホテル滞在予定だったけど、お子さん含め5人の滞在、
ちょうどオフシーズンなのでホテルより安いかもしれませんよ? と
Chihoさんに提案してもらったら・・・余裕で予算より下!
クライアントさんも、ほんっとアパートにしてよかった!と超満足されてました。 

皆さんもぜひ、アパート滞在を体験してみて下さい!
2度とホテル滞在には戻れなくなるかもしれませんよ? ( ̄▽ ̄)

トスカーナ自由自在でご案内できるアパートはこちら
フィレンツェの他、おらが村、キアンティ、アレッツォ、各アグリツーリズモがあります。
 

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ずっと行きたかった、あの小さな村へ・その2

さて、 アンギアーリ を後にして、今度は南下。同じアレッツォ県ですが、アンギアーリから次の村までは小一時間かかります。そして、丘の上に見えてきたのは・・・コルトーナ!本当にこの日は快晴で気持ちいい~!

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しかし、またしてもここでも駐車場所を探しにグルグルグルグル・・・何とか見つけて、いざ!アンギエーリも人がいっぱいだったけど、こちらはさすがにややメジャーなだけに、外国人環境客もちらほら。賑わうと通りをまっすぐ行くと、コルトーナのメイン広場であるここへたどり着きました。

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写真はもっぱら私が撮るのですが、昨年頃から小3の長男も撮りたがるようになり、最初は落とされるのが怖くてかなり嫌だったのですが、最近はよく撮ってもらいます。アングルはだいたい決めて、今回も“あの塔が入るようにするんやで”と指示したら、なかなか良い出来栄えではないですか! マジでダンナより上手かも しかし、この広場だけでもコルトーナに来た甲斐あるかも、と思うくらい素敵な場所です。

それだけではなく、アップダウンのある路地、アート系のお店・・・そうそう、コルトーナと言えばダイアン・レインの“トスカーナの休日”の舞台になった町なんですよね。実は私、まだ見てないので、ここに来たのを機に、一度見ておかなくては!

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雑貨屋さんや靴屋さんなど、可愛いお店もいっぱい!時間がもっとあって、子連れでなければ 店に入るとブーイングされます(泣) ゆっくり見たかったなぁ~。そして、中世に栄えた町には必ずと言っていいほどある、プレオーリオ宮も市庁舎の裏にありました。その当時の有力貴族の家紋などが並びます。そこからドゥオモへ向かうと・・・

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イタリア人おっちゃんおばちゃん観光客グループがいっぱい(笑)後で知ったんだけど、ドゥオモ前にフラ・アンジェリコの受胎告知がある美術館があった・・・数ある受胎告知の絵の中でも、一番好きなのがフィレンツェのサンマルコ美術館にある同じくフラ・アンジェリコのものなのに、もう1つの受胎告知を見逃していたとはーーー!!これはリベンジするしかありません・・・

教会に先に入って、イタリア人グループが去ったところで景色をゆっくりと眺める・・・至福の時♡

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息子たちは移動の車内で寝てエネルギーチャージしたからか?また走りまくり・・・おもむくままに路地をぐるぐる周り、最後はまた市庁舎広場に戻ってきました。お約束のジェラートをここの階段で食べていると、だんだん日が暮れてきて・・・

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建物がオレンジ色に染まってきて、ホントに美しい。いつまでも見ていたかったけど、帰路も車で1時間半はあるので、ぼちぼち帰る準備。

しかし、駐車場所に戻る途中の町の端の広場では、キアーナ渓谷の景色が美しく、ついここでも足を止めて。一番向こうに見えるのはトラジメーノ湖。そこはもうウンブリア州です。空が更にオレンジに染まってきました。

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こんな美しい夕陽を見たのは久しぶりかも。っていうか、日々忙しくて空を眺める暇もなくセカセカしてるから、きっとただ見逃してるだけ・・・もっと心に余裕を持たねば、といつも思いつつ全くできていない 反省 。息子たちもキレイやなぁ~と感動していた様子・・・天気も最高で、美味しいもの食べて、充実した1日でした 次に1日用事がない休日はいつになるのか~?苦笑

ずっと行きたかった、あの小さな村へ・その1

あまりに忙しくて更新がかなり滞っていますが・・・ 通常我が家の土曜日は毎週日本語学校でフィレンツェ+サッカーの試合か誕生日パーティとほぼ固定なのですが、11月最初の土曜日が祝日のため、日本語学校もサッカーの試合も休み、幸い誕生日パーティもなかったので、かなり前から“お出かけするで!!”と、1人心に決めていました。で、ダンナからも無事OKが出たので、かなり前から気になっていたアレッツォ県の2つの村を訪れることに。フィレンツェ県、そしてオルチャ渓谷にダンナ祖母がいる関係でシエナ県の村はかなり行ってますが、アレッツォ県でまだまだ未開拓。天気も最高で出発から気分高揚~!

1つ目は、 “ I borghi piu` belli d'Italia(イタリアの美しい村)” の1つ、アンギアーリ。

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逆光で見えにくいですが、新市街から島のようになった旧市街が見えます。その姿にテンションUP!・・・ですが、天気の良い週末にお出かけ、と皆が思うのは同じこと?でこんな小さな町なのに駐車場所が見つからずグルグル・・・泣。少し離れた場所になんとか駐車し、旧市街へ向かいます。
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こちらが“古い門” 写真は門をくぐってからなので、向こうに見えてるのは新市街 、この内側に中世のままの町並みが残っています。子供たちも探検?気分で小走りで路地を駆け回る(笑)

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小さな町なので、あっという間に旧市街の反対側、城壁の端っこへ。

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この城壁は1200年代のものだそうで、あの先っぽから敵が攻めてこないか警備してたのか・・・と気持ちは中世へタイムスリップ。今は休憩所・田舎風景を眺めるツーリストの格好の展望スポットとなっています。

町のあちこちに可愛らしいものを見つけるたびに子供たちの写真を撮りたい!と座らせたり、母は頑張ってみるのですが・・・

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一緒にいるだけでいつも、おふざけ→どつきあいのケンカに発展したり、変顔したり、と止まってない男児2人の写真撮影はなかなか苦労します・・・苦笑。

さて、お昼の時間が近付いてきたので、レストラン探し・・・っても地図を見たら3軒しかないので、まずは地図を見た場所に近いレストランからチェック。良さげながらコレといったポイントもないのでその近くの2軒目・・・コレ! あくまで本能です と思ったのに満席!1軒目に戻ったら、そこも満席!で、子供たちも“お腹すいたー!”とうるさいし、焦る、焦る・・・最後の1軒に行くと、なんかミシュランのマークがいっぱいついてるし高級そうでビビりましたが、メニューを見るとそれほど高くないし、もうここしか選択肢はないし、入って聞いてみると・・・まだ席あった~ セーフッ!!
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内部もシックな感じで、テーブルについている人もなんかインテリっぽく見えるのは気のせい?子連れは私たちだけで、皆カップルや大人のグループでした。

さて、テーブルについてまず注目したのが皿受けプレートの絵!次男がここがいい!と選んだ席にあったのはトスカーナ州の絵、1枚1枚違います。それからメニュー選び・・・

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私とダンナの前菜は熟成具合の違うチーズ3種と洋ナシ・ハチミツ添え、子供たちは大好きなレバーパテのクロスティーニ。プリモは子供たちはラグーソースのラビオリ、ダンナはホウレンソウのラビオリ・トリュフのせ、私はすぐセコンドでトリッパの煮込み&ポルチーニの炒め物。お出かけ外食なので、私だけ赤ワインも頂きました ダンナは運転があるので飲めません 。最後に仕方なく?行った形になったレストランでしたが、量・味・値段ともに大満足! 唯一の問題は、いろんな意味でウルサイ給士係くらいか

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お腹も心も満足したところで、もう1つの行きたかった町へ・・・サマータイムが終わって日が暮れるのが早くなったので急がねば~! ・・・つづく。

Profilo

くみこ

フィレンツェ郊外の田舎にダンナ&息子2人で暮らす。通訳・翻訳、トスカーナ専門のコーディネイター・ライターの仕事をしつつ、愛着を持つトスカーナの田舎や小さな村、イベント、郷土料理レシピなどを発信・個人旅行の提案を行うサイト・トスカーナ自由自在を運営。
デカい・黒い・よくしゃべるので、日本人には見られないコテコテ関西人。

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