イタリア・トスカーナ専門コーディネイターのトスカーナ田舎暮らし

日常生活から仕事、イタリアの笑えない話など、人口1800人のド田舎から日々の生活を綴ります。

オーガニック

上達するためには真似をする! ~ 天然酵母パン作り再開

基本的に自己流が好きな私ですが、
本当に上達したかったら上手な人に教えてもらう!真似をする!
が一番の近道・・・それを昨日の天然酵母パン作りで実感しました。

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こないだChihoさんと会った時、再度、天然酵母も譲り受けました。
今、自分でも酵母を起こしてるけど、自分のはあと5日ほど発酵させるので、
今回はChihoさんのを使って、会った時に聞いて入念にメモをとったのを
忠実に実践 =3=3=3

いつもよりかなり水分多く、発酵は3回。
2回目こねてる時から、もう手がパフパフでいい感じ~♥

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今度こそちゃんと、次回分をとっておいたし。

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パスタのお湯きりで、最後の発酵。

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オーブン入れる前・・・おお、エエ感じやないか~!

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そして焼き上がり!
こんなんや、あんなんもあったけど、やっと自然な割れ目が上にできた\(^_^)/

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切ってもちゃんと気泡がある!
食べたら、外はパリパリ、中はしっとりで美味しい~(感涙)

気温や湿度など、作る環境で多少の違いはあれど、
やはりすでに上手くできてる人のを真似してみると、やはり違いは一目瞭然。
更に経験を積み重ねて、もっと美味しい、健康的なパンを焼くぞ!


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農家市での野菜が、関西・プーリア・トスカーナの郷土料理に変身!

おらが村では、冬場は月に1回、春~秋は毎週土曜日に農家市が出ます。
我が家の下にあるバス停横の広場でやってるとはいえ、
毎週土曜は日本語教室でフィレンツェに行く為、なかなか買えないのですが、
先週はお客さんが1人しかいなかったので、バス待ち時間にササッと購入!
(ダンナにあとで引き取りに来てもらう技!)
今回の購入品は・・・・

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スーパーで見かけなくなった黒キャベツが目的だったのだけど、
その他にもキャベツ、チーマ・ディ・ラーパ、サラダ菜、そして卵。
お会計は3.70ユーロ、卵6個が2ユーロなので
野菜だけならたったの1.70ユーロ=200円ちょい!!
土はもちろんナメクジ君もいっぱいの、新鮮で安全な野菜がこの値段やから、
ホント毎週土曜はちょっと早めに出てでも農家市で野菜を買わないと!!

そして、これらの品がどう化けたかと言うと・・・
まずはその日の晩、お好み焼き~♥

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先週の視察通訳のクライアントさんがたくさん日本食材を持ってきてくださった中に
お好み焼き粉&ソースもたんまりあったので、早速使わせて頂きました★

その翌日昼は、チーマ・ディ・ラーパ(菜の花)のパスタ。
プーリア州のレシピで、ニンンク、アンチョビ、パン粉を合わせます。

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chihoさん曰くトスカーナのチーマ・ディ・ラーパは蕾が少ないそうで、
実際、葉っぱだらけですが、美味しゅうございました♥

そして更に後日、トスカーナ郷土料理の決定版・リボッリータ &クロスティ―ニ。
レバーパテのレシピはこちら

blog

固くなったパンがたまってきたので、ずっとリボッリータをやりたかった ( `ー´)ノ
まだまだパンも黒キャベツもあるので、来週またやろうっと!


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私が小麦粉にこだわる、その理由。

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イタリア料理と聞いて何を思い浮かべますか?
パスタ、ピッツァ・・・ほとんどの人がこう答えると思います。
そして、日本の白ごはんと同じ役割なのが、パン。
パスタ、ピッツァ、そしてパン、我が家でも欠かせないこの3つに共通する材料が、
ズバリ、小麦粉!だから、小麦粉にはこだわるんです。
数年前から市販品を極力やめて手作りにしてるけど、
原材料がアカンかったら意味ないもんね(添加物はなくなるけど)

今使ってる粉は全部 GAS 経由で、パスタと同じ会社からは有機の全粒粉を
別の会社からは有機の古代小麦の小麦粉・タイプ1を買っています。
(イタリアの小麦粉は00、0、1、全粒粉、と精製度合で分かれてます)

パン、ピッツァ、一部のパスタの他にお菓子も作るので使う量が半端ないのと、
少しでも安く買うために、一番デカい袋を買うのですが・・・

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やっぱ25キロはデカいわ!笑。
(大きさ比較のため、ペンを置いてみました)
そして、ここのメーカーのパッケージイラストがいつもツボ (*'▽')

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昔を振り返ってみたら・・・

パスタ:スーパーブランドの安いパスタ
    → GAS経由で有機の半粒粉のパスタ購入、ラビオリ・ラザニアは手打ち

ピッツァ:冷凍ピッツァ、その後、ピッツァ生地を買って自分たちでトッピング
    → 生地は手作り

パン:市販の袋に入った食パン(今考えると信じられない)
    → パン屋さん又はパンコーナーのフレッシュパン
    → イースト入りパン用の小麦粉を使い家で焼く
    → 天然酵母パンをチャレンジ中

結構スゴイ変わりよう ( ゚Д゚) たった4,5年のことなのに!

食生活に限らず、習慣を変えていくのは大変なこと。
でも ここにも書いた ように、ストレスにならない程度にやれることからやっていくこと。
自分が大事だと思うことは、余計にね。

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自然の中で暮らすこと、生き方を選択すること

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今回のローマ有機農家視察では、私個人としても感慨深いことだらけでした。
視察の中で皆さんが発する言葉をお互いの言語に訳すたび、響く言葉ばかり。

「人間の体は、食べるもので作られる」
「食べ物は「製品」ではない、そうであってはいけない」 
「できるだけ自然を触らない、ジャマしない」 

有機の製品や網を張って悪い虫をよけるのさえも、
「そんなことしたら良い虫もいなくなる。自然のバランスは壊してはいけない」 
「本当にどうしようもない時は別として、ひどい虫や雑草は手で排除する」 

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「この質問に答えるのは10年かかるよ、10年かかって話すという意味でなく
 質問に答えられるようになったのは、10年以上の経験があるから、という意味」
「有機農家になったのは人生を、生き方を見つけるため」 

効率、利便さ、消費、経済・・・
それと比べてどうなのか?両立できるのか?できないのか?
それぞれ思う事、そしてあとは個人の選択次第です。
私はイタリアの田舎に住んで、この10年で徐々に考え方も生活スタイルも変わりました。
でもそれは、無理に窮屈に「~しなくっちゃ!」でなく、
自分がこう思うから、やれることからやっていこう、というスタンスです。
そうすると、それがだんたん当たり前になってきます。

これからまだ何がやれるかな?と、今回、また考えることができました。
楽しみです♪

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志は国を越えて~有機農家の視察訪問を終えて思うこと

今回のローマ出張は、日本の有機農家さんのイタリア有機農家への訪問。
リサーチの仕事をさせて頂いている会社の社長さんの個人的な紹介で、
東京郊外の「有機農園けのひ」の北原さんご家族の視察を
農家のリサーチからアポまでのコーディネイトと、当日の通訳をさせて頂きました。 

北原さんご夫婦はお互いサラリーマンを辞めて、ゼロから有機農園を開業。
しかも、元々農家のおうちでも全くないのに、です。
3人のお子さんを育てながら、お母さんが安全な野菜を安心して
そしてちょっとひと手間でごちそうができるように、
食べ方の提案をしながら販売しています。

そして今回訪問した2つの農家も同じく家族経営で、
有機、自然農法にこだわって野菜を作っているところです。
偶然にも、2つともが北原さんと同じ脱サラから新規就農をした農家!

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1軒目は、1986年、まだ有機という言葉がイタリアでも超マイナーだった頃、
安定高額収入もステイタスもあった銀行を退職し、エンツォさんが開いた農家。

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赤ラディッキオや黒キャベツなど、日本でなじみの少ないイタリア野菜。
そして、よかったらランチも食べて行って、と
農園内のご自宅にお招きいただきました。

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銀行員時代に過ごしていた苦悶の日々や、「人生を見つけるため」と有機農家になる決断 、
そして長い試行錯誤のこれまでの歩みを支えてきた奥様と
今はマーケティング担当をされている娘さんのエマヌエラさん。
本場ローマのカルボナーラと、北原さんが食べてみたい、と言った赤ラディッキオを
畑からぬいてそのままクチーナ・エコノミカ(調理もできる薪ストーブ)へ。 

カルボナーラ、昨日食べたレストランより、
いや、私の人生で食べた全てのカルボナーラよりも、断トツに美味しい!
決めては卵、有機の野菜くずや飼料で、のびのびと育てられた卵の濃厚な味が
そのままカルボナーラの美味しさになっています。

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そしてこれまた北原さんが興味を持たれていたアンティチョークの卵焼き、
赤ラディッキオのグリル、どちらも材料の味がそのままで、
こんな贅沢はないってほどの悶絶するような美味しさです。

「次のアポはもういいやん、まだまだ話したいことあるから!」と
エンツォおじさんに冗談ぽく(たぶん本気)言われつつ、
超名残惜しみながら、最後は感涙とハグでお別れ・・・

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また絶対、今度はもっと時間をとってきます!と誓いながら。

そして2軒目は、ローマの北の農家。 
ここは有機、いやビオダイナミック農法をガチで実践している農家です。

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この農家のマッシモも14年前に移住し、家庭菜園から敷地を拡げ農家に転身。
そしてここ数年は、シュタイナーの提唱するビオダイナミック農法を取り入れ
牛の角に堆肥を詰め熟成させたものを希釈させて散布したり、
月と星座など「宇宙の力」を取り入れて種まき、苗植えなどの作業を行っています。

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ここでも畑からひっこぬいたルーコラをそのまま食べましたが、
こんなイキイキと歯ごたえがあって、味の濃いルーコラは初めて食べました! 

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氷交じりの小雨と風の中、畑と野菜、堆肥などの説明を受け、
こちらも農園内の自宅でお茶を頂きながら、最後のお話を。 

ここでも1軒目でも言われたことは、
「イタリアと日本という遠く離れたところにいて、
同じことを考えて、同じ思いを持って野菜を作っている人がいるなんて!」


北原さんから希望を聞いて、リサーチをして、説明して、選んでもらったこの2農家。
アポ入れをしたら、「何でウチみたいなところに日本から視察に来るの?」
と真剣に驚きつつも、北原さんの農園や視察意図を聞いて、訪問を受け入れてくれた。
北原さんが視察の目的を達成し、喜んで頂けたことはもちろんだけれど
イタリアの農家の方々が、地球の裏側から来た「同志」を暖かく迎え入れ
熱く語り合い、共感し、最後は感動で涙ぐみながら別れを惜しんでくれたことに
私もこの視察、いや「運命的な出会い」をコーディネイトできたことを
心から誇りに思い、いろんな思いがこみ上げて来て涙ぐんでしまいました。
そして通訳は、いつかは自動翻訳機に置き換えられるなんて話も聞きますが
心を通わせるリアルな言葉や感情は、機械では絶対伝えることはできないはず。

コーディネイターとして、通訳として、
そして人として、私にとっても忘れられない1日となりました。



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くみこ

フィレンツェ郊外の田舎にダンナ&息子2人で暮らす。通訳・翻訳、トスカーナ専門のコーディネイター・ライターの仕事をしつつ、愛着を持つトスカーナの田舎や小さな村、イベント、郷土料理レシピなどを発信・個人旅行の提案を行うサイト・トスカーナ自由自在を運営。
デカい・黒い・よくしゃべるので、日本人には見られないコテコテ関西人。

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